デジゲー博2017で見つけたイチオシの同人・インディゲーム11選

2017年11月12日、同人・インディーゲームの頒布イベント「デジゲー博」が東京・秋葉原UDXにて開催された。

今回で開催5回目を数え、毎年恒例となりつつある本イベントだが、これまでと変わらぬ大きな賑わいを見せていた。もぐらゲームスでは昨年に引き続き、デジゲー博での取材を行った。

image24
 
今年は秋葉原UDX2階の「AKIBA SQUARE」のみならず、4階の「UDXギャラリー」にも会場を拡大しての開催となっていた。4階では空間を広く利用するVR作品を中心に展示が行われていた他、現在ではプレイ環境を整えるのが難しいPC-98版『東方project』旧作品を体験できるコーナーに行列ができていた。

以下には本誌取材陣が気になった同人・インディゲームを11作品紹介する。読者の皆さんも気になった作品があればぜひチェックしてみてほしい。

NEOタケトンボ 『ニタクルウィッチ』

image16
 
ポップな雰囲気の『ニタクルウィッチ』はタイトルにもあるように「2択」がテーマの対戦パズルゲーム。
左右に提示された2つのブロックのうちひとつを選んで取っていき、トランプのポーカーのように同じ色のペアを作るなどの役物を完成させることで得点となる。役として使われなかったブロックは減点対象となる。
対戦プレイでは時間内に得られた得点の合計を互いのプレイヤーで競い合うほか、相手の色を分からなくするなどの妨害も発生する。

一般的なパズルゲームでは同じ色をそろえることで得点を得られるが、本作では赤青黄緑の各色をひとつづつそろえる役(カルテット)が最も得点が高くなる点がミソ。すぐには思考を切り替えられず同色ばかりをそろえようとしてしまい、パズルゲームには慣れているつもりだった筆者を大いに戸惑わせてくれた。
本作はPCフリーウェアとして公開予定とのこと。

公式サイト: http://yanaboh.bokunenjin.com/nitacle/nitacle.html

Yasuda Games 『the LOST SKY』

image22
 
『the LOST SKY』はドラゴンを操りSFチックな機械化軍団と戦う全方位2Dアクションシューティングゲーム。
ゲームは横視点で進行する。自機であるドラゴンは各方向に旋回して進むという形式が取られており、基本的な攻撃手段は射撃ではなく「爪」というように、自機が「ドラゴン」であることが活かされたアクションゲームに近い内容となっている。ドラゴンはバランス型の緑、スピード型の青、パワー型の赤から選択可能となっていた。
 

 
戦闘機やロボット相手に捻りこむように飛び回り、爪ひとつで格闘戦を挑むさまは正に怪獣大激突の様相を呈しており、ダイナミックな空中戦を味わうことができた。
SPを消費して飛び道具となる必殺技を発動させることもできる。消費したSPは敵を倒した際に出現することがある緑色のアイテムを獲得することで回復できるほか、ステージクリア後にアイテム獲得数が経験値として加算され、ドラゴンをレベルアップさせる成長要素も存在している。
2018年1月にスマートフォンおよびPCにてリリースが予定されている。

公式サイト: http://yasuda-games.com

Nomana Interactive 『Noah:the gunslinger witch』

image4
 
『Noah:the gunslinger witch』は銃器と魔法を操る魔女「ノア」を操作し、全方位から迫りくる敵を倒していくシューティングゲーム。コントローラの左スティックでキャラクターを移動させ、右スティックで銃の照準を定めてトリガーで敵を撃つツインスティック方式の操作を採用している。
 

 
ステージ内で入手できるライフル、マシンガン、ショットガンといった様々な銃器には、クリティカル(赤)・貫通(青)・反射(緑)の特性のいずれかが付与されており、発砲によりその色に応じた魔力を消費する。消費した魔力は別の色の銃を使うことで回復できる。 銃は2種類まで同時に所持できるため、敵のタイプや魔力残量に応じて銃の種類を取捨選択していくことがポイントとなる。
ツインスティックシューターは本作がオマージュ元として挙げている『Nuclear Throne』をはじめとして海外作品で見かけることが多いが、国内作品としては比較的珍しいジャンルといえる。本作がその皮切りとなれるか注目だ。
本作のリリース時期は2018年前半、STEAMでの配信が予定されている。

公式サイト: https://nomana-game.tumblr.com/

JumpGun! Project『JumpGun!』

image15
 

『JumpGun!』は固定画面・横視点方式のアクションパズルゲーム。
主人公を操作してステージのゴールにたどり着くことが目的となるが、主人公は通常ジャンプをすることができず、そのままでは段差を進むことができない。
代わりに手に持つ銃から弾丸を発射し、銃弾を反射板で反射させて自分で受けることでジャンプすることができる。
また、銃弾は主人公のみならず石像をジャンプさせることも可能。ショット連射で石像をジャンプさせて下を潜り抜けるスピード勝負のステージがあるかと思えば、銃弾を時間差で放って先に主人公をジャンプで石像の上に乗せ、後から石像もジャンプさせて高い所へ飛び乗る…といったトリッキーなステージもあり、方向キー+1ボタンのシンプルな操作でありながらも頭をひねらされる作品となっていた。
公式サイトからは体験版がダウンロード可能なため、興味がある方はプレイしてみてほしい。
 
image30
 
特注のゲームセンター風筐体での展示が目を惹くが、この筐体の背部にはPCが接続されており、展示側からは画面を手元で確認しながらプレイヤーの反応をチェックし、来訪者にスムーズに説明が行えるよう工夫されている。展示面でもアイデア賞と言えるだろう。
今回はその背部の様子も特別に拝見させてもらうことができた。

公式サイト: http://jumpgun.jp

Magic Scroll Tactics(マジックスクロールタクティクス)

image34
 
古代の魔女復活を目論む魔法使い達とその財宝を狙う海賊の野望を打ち砕くべく、召喚士の主人公がその戦いに身を投じる物語を描くシミュレーションRPG。同人サークル「オートリ電子」が制作。

主にアクションゲームで定番の「横スクロール方式」のバトルマップを採用した作品で、ユニットがどの高さの足場に待機しているかの位置関係を把握しながら戦術を練るゲーム性を特色としている。システム周りでは素早いユニットから順に行動する同時ターン方式が採用されており、敵との戦闘も専用の画面に切り替わらず、マップ上で実施されるテンポ重視の設計。また、魔法攻撃は範囲攻撃になっており、高低差を無視した戦術で攻め込める特徴を持つ。ただし、魔法の範囲内に味方ユニットがいると、そのユニットを巻き込む形に。なので、なるべく味方を巻き込まず攻撃を展開し、敵を着実に仕留めていくのが求められるなど、一手一手、適切な判断を下していくことが重視されるバランス取りが成されている。他にもユニット育成には「スキルツリー」が採用されており、レベルアップ時に得られるポイントを使ってアビリティの習得と言った強化を図れる。更に習得したアビリティは自由に忘れさせることも可能で、何回でも習得し直しができる。

試遊では敵の全滅を目指すバトルマップがプレイでき、横スクロール方式特有の位置関係を見極め、一手一手を下す戦術を練る過程を楽しむことができた。また、基本システムが『タクティクスオウガ』、『ファイナルファンタジータクティクス』と言った名作のオマージュである為、同時ターン方式に高さを念頭に置いた戦術など、いずれかを経験しているプレイヤーならばニヤリとしてしまうフィーチャーも揃っていた。また、適切な判断が要求されるバランスながら、ユニットロスト制は採用されてないので、力任せに押し切れる余地も残されていたりと、シミュレーションRPG初心者も気軽に楽しめる配慮が凝らされている。

PC、iOS、Android向けに配信予定。当初は2017年内リリース予定だったようだが、残念ながら来年になってしまうとのこと。また、将来的にはコンシューマにも出せればと制作者の方が展望を語っていた。筆者としては、Nintendo Switchとの相性が非常に良さそうに感じたので、可能であればそちらでのリリースに期待したい。

公式サイト:http://moetoku.sakura.ne.jp/mst/  

ヴィクトリーバスター

image19
 
ゲーム制作サークル「シーケンスブレイカー」制作のハイスピード2Dアクションゲーム。またの名を「スタイリッシュ通り魔アクションゲーム」。さすがに「通り魔」は物騒すぎやしませんでしょうか……とは筆者の雑感。

近接攻撃のブレード、遠距離攻撃のバスターの二種類の武器を使い分け、迫りくる敵を倒しながらステージを進んでいくというオーソドックスな作り。ステージの最後にはボスが待ち構えていて、倒すと「スキル」を入手。以降、画面上に表示された一覧から選択すると、それにちなんだ特殊アクションや攻撃を繰り出せるようになる。また、壁を蹴って登る「壁キック」、ブレードを前方に突き出しての「ダッシュ」と言ったアクションも用意されており、その組み合わせによってスピーディでスタイリッシュな動きでステージを進んでいくこともできる。
以上の概略から、分かる人には分かる通り、ゲームボーイアドバンスで四作に渡って展開された『ロックマンゼロ』シリーズ及び、ニンテンドーDSで二作が展開された『ロックマンゼクス』シリーズをオマージュしたアクションゲームである。実際に制作動機もそれらのシリーズの展開が止まってしまった(前者に関しては完結してしまった)ので、自分でそれを意識した新作を作るに至ったという。ちなみに当日の会場には、同シリーズの開発を手掛けたインティ・クリエイツも出展していて、当日は何か言われたりしないか戦々恐々の思いにあったとか…

実際に遊んでみると、ネタ元が脳裏をよぎる軽快な操作性が光る仕上がりで、スピーディで大胆なアクションをサクサク繰り出せるのが気持ちよい。特にブレードを突き出した状態で実施するダッシュは、敵を連続でなぎ倒していく本作独自の爽快感が演出されていた。「スキル」の発動も、自動回復する専用メーターを消費する仕様で連続して繰り出せない仕様で、ここぞという時に一撃を喰らわせる戦略的な判断が求められる作りになっている所に面白さを感じられた。「スキル」の数もかなりの量を予定していて、なんとラスボスからも獲得できてしまうのだとか。

既に主人公の基本アクションは完成していて、今後はステージの充実化を図りながら完成を目指すとのこと。最終的にボスは四体になるようだが、周回要素が導入されるとのことで、それが解禁された後が本領発揮の展開になるらしい。ロックマンゼロシリーズにロックマンゼクスシリーズも全て遊び切った筆者としては、完成が非常に楽しみな一本。制作者でサークル代表の野マヨ氏のTwitterでは体験版も公開されているので、アクションゲーム好きはぜひ、チェックしてみて欲しい。

月詠に至る

image10
 
妖怪達を退けながら、月を目指して塔を登っていく、ゲーム制作サークル「TORTOISE GEAR bit」制作による2Dローグアクション。試遊では基本的なアクションとルールに加え、どこまで塔を登っていけるかに挑戦することができた。

基本的にジャンプ、緊急回避(ローリング)、近接攻撃の三つのアクションを軸に妖怪を倒しながら、階層上部に設置された上の階に繋がる扉を目指す。上の階に繋がる扉近くには、プレイヤーのステータスを強化させるアップグレード、遠距離攻撃を可能にする「クナイ」を始めとする補助・回復アイテムが販売されたお店も配置されており、妖怪を倒した際に得られた「お金」を消費していずれかを購入することができる。ただし、階層ごとに登場する妖怪は一度倒すと二度と復活しないほか、上の階に登ってしまうと下の階には戻れなくなるので、どれを購入するかプレイヤーの判断が問われる。その為、判断次第で主人公の成長曲線は大きく変化。また、妖怪を倒しても獲得できるのは「お金」だけなので、ダメージを喰らいすぎると店で回復アイテム購入の優先順位が上がり、他を買う選択肢が取れなくなっていく。極め付けに妖怪達は三階登る度に強化されていくので、徐々に力押しが効かなくなってくる。お金を貯めこむことに徹して最初の三階を登り切り、後から強化を図るか、或いは最初からその時に応じたアイテムを選び、慎重に登るのに徹するか。攻略の幅は非常に広く、周回によるやり込み意欲を大いに刺激させるゲームデザインが凝らされている。

ただ、三階ごとに敵が強くなっていく仕様はあくまでも仮とのことで、製品版では少し異なるものになる模様。ゲームバランスの調整もデモ版では十分に行えてないとのことで、実際に6階以降は敵の攻撃を一発受けただけで即ゲームオーバーとなるほど苛烈な難易度になっていた。このバランスに関しても、製品版では大きく見直される(ほぼ別物になる?)ようだ。

限られたお金を頼りに主人公をどのような方針で強化、或いは生存を図っていくかに焦点を合わせたゲームデザインは面白く、今後の作り込み次第では何周でも遊び耐え得るアクションゲームに化ける可能性を感じさせられた。配信は来年を予定しているとのこと(供給ハードはPC)。ローグライクを好むプレイヤーならば、見逃せない一本だ。

公式サイト:http://donnpema6.hatenablog.com

Q-Cumber Factory新作

image31
 
『Ninja Smasher!』、『アルケミックダンジョンズ』などで知られるインディーデベロッパー「Q-Cumber Factory」制作による、新作アクションゲーム。名称は付けられていないが、とある界隈では有名な作品の新作である。非常に刺激的な表現を取り入れているのを売りにしているが、会場に出展されていたデモはその種の表現を抑えたものだったので、ここではその名を伏せさせて頂きます。どうしても知りたいという方は、「ボーパル」の単語で検索すれば分かるかもしれません。自己責任でお願いします

出展されていたのは近接攻撃、二段ジャンプ、ダッシュ斬りと言った基本的なプレイヤーアクション、敵との戦闘が楽しめる簡易デモで、ボス戦を始めとするイベントは組み込まれてない為、一通りの敵を倒し切ればその時点でやれる事は終わる作りだった。しかしながら、軽快でプレイヤーの思うがままに動いてくれる操作性、敵を斬り倒した際の派手なヒットストップ込みのエフェクト、よく動くドット絵など、アクションゲームとしての手触り感は申し分なく、ステージを組み立てた完成品を見てみたくなる魅力を感じられる仕上がりになっていた。現時点では探索型アクションゲームになる予定とのことで、製品版では二段ジャンプも最初から備わってなく、アップグレードで追加される仕様に改めるという。また、Nintendo Switch向けにも出せれば、という将来的な展望も語られていた。ただ、先の通りに非常に刺激的な表現を含む作品なので、仮に出すとなれば出展バージョンと同じ表現規制を加えた仕様になるとか。それが許されるのであれば……「いや~んなあれやこれや」がでっかいテレビ画面に繰り広げられることになっちゃったりするのかもしれない。あくまでも展望であって、実現されるかは未知数だが。未知数であるが。

完成させるとなると早くても来年暮れ、もしかしたら再来年になってしまうかもとのこと。手触りは悪くなく、『Ninja Smasher!』譲りのザクザク斬り込んでいく爽快感を堪能できる探索型アクションゲームへ発展する可能性を感じられたので、いつの日か完成形を見てみたいところだ。
ちなみにブースでは本作のほか、ニンテンドー3DSで配信中のダンジョンRPG『アルケミックダンジョンズ』も出展されており、予定では更に一本、Nintendo Switch向けの新作も展示する予定だった模様。残念ながら、出展は見送られてしまったが、予定では本作より早く製品版が出るとのことなので、気になる方は「Q-Cumber Factory」のTwitterを要チェックだ。

公式サイト:http://q-cumber-app.sblo.jp

ゾンビの群れを駆け抜ける…!『ゾンビ東京』

image11
 
『ゾンビ東京』はゾンビが徘徊している街の中で、武器やギミックを駆使してゴールへと目指すステージクリア型のアクションゲーム。制作は株式会社モーク・ワン。現在、iOS向けに配信中。

本作の音楽を手がけるのは、『グランディア』シリーズや、『逆転裁判』シリーズの作曲者「岩垂徳行」氏と、『ワイルドアームズ』シリーズの作曲者「なるけみちこ」氏。軽快なサウンドがドット絵の世界を盛り上げている。
 
image9
 
キャラクターの移動はスワイプ操作によって行う。上下左右から襲いかかってくるゾンビに対して、素早くすり抜けたり、オブジェクトを盾にして回り込んだり、といった直感的な行動が可能である。ゾンビと接触すると死んでしまうが、リトライが早いためストレスなく楽しめる。
 
image13

武器を入手すればゾンビに反撃することも可能。武器は使用回数に制限があるため、突っ込みすぎると痛い目を見ることも。各地に設置されている爆弾は、周囲のゾンビ集団を巻き込んで倒すのに有効だ。道中に落ちているコインは、操作キャラクターのアンロックや、有料セーブポイントの設置に使用できる。
 
image12
 
本作は海上都市に突如現れたゾンビの謎に迫るストーリー要素も組み込まれている。一部のステージには別ゴールが用意されており、アイテムや新たな仲間との出会いが待っている。
 
『ゾンビ東京』ダウンロード
image8

『ゾンビ東京』オリジナルサウンドトラックの販売情報は公式サイトから。

歩いた道が地図となる『INO(イノー)』

『INO』は未知の星で「地図を作成すること」が目的のスマートフォン向けサバイバルRPG。制作はファンテック株式会社。

本作の時代は20xx年。人類は新たな資源やエネルギーを求め宇宙へと進出した。主人公は宇宙の調査団の一員として、とある星の「地図を作る」ことを任されることになる。目的の星に着陸し、探索を開始するが…主人公を除く調査団員の行方が分からなくなってしまう。
地球から遠く離れた未知の地で、星の探索と仲間の捜索のための孤独な旅が始まるのであった……。
 
image28
 
この星で主人公が訪れた場所は、右上のマップに記されることになる。つまり、プレイヤーが歩いた道が地図となるのだ。すぐにでも地図を作成したいところだが、宇宙での活動は「バッテリー」を消費するため、あまり遠くまで行くことができない。行動範囲を広げるためには、星で採取できる資源を宇宙船に持ち帰り「装備の強化・加工」などが必要となる。
 
image14
 
また、この星には危険な生命体も存在している。生命体との戦闘は自動で行われるためアクションに自信が無い人も安心して見ていられる。とは言うものの、戦闘中はバッテリーと体力が減っていくので、帰り道のことも考えておかなければならない。

展示の試遊では、「デジゲー博2017イベント用」クエストが用意されていた。筆者は、地図の作成や資源の採取のことばかり考えてしまい、バッテリー不足が原因で力尽き、手持ちの全て失ってしまった。先を急がず、宇宙船を中心に徐々に行動範囲を広げていくのが適切なのかもしれない。この一歩一歩着実に地図を作っていくという行為は、古来の地図作りに通ずるものがあると感じた。

まだ見ぬ地にはどんな光景が待っているのか、無事仲間たちを発見し、地球へと帰ることができるのか、物語の続きが気になる作品である。『INO』はiOS/Android向けに2018年リリース予定。

荒廃した世界で命を創造するADV『World for Two』

image33
 
『World for Two』は、荒廃した世界で生命の創造・誕生を体験できるアドベンチャーゲーム。プレイヤーはロボットを操り、この世界で生命を繁栄させることが目的となる。制作は個人開発者のしんいち氏

今回の試遊台では、研究所のような施設で博士らしき男性との会話を終えた後、「生物の創造」に必要な遺伝子情報を採取しに外の世界へ向かうことになる。外の世界へ踏み出すと、そこには自然が作り出す美しい光景が広がっていた。文明の跡を感じさせる石像や建造物が何か物語っているようにも見える。

「生物の創造」は採取した遺伝子を結合させることで行える。結合パートはパズル要素となっており、「赤と青」「緑と黄色」といったそれぞれ適する組み合わせを選択することで完成する。

こうして誕生した生命から新たな遺伝子を手に入れ、さらに結合を繰り返すことで生命を増やしていく。自分が創り出した生命たちを見ていると何だか我が子のようにも思えてくる。

また、本作には時間の概念があり、太陽の動きによって同じ場所にいながら違った雰囲気を味わえる。夜になると発光する生物がゆらゆらと揺れていて幻想的だった。穏やかなBGMを聞きながら、生命たちを眺めるのも良いかもしれない。本編のリリースが待ち遠しい。

『World for Two』の制作状況はしんいち氏のTwitterより。


もぐらゲームスでは現在ライター・編集補助を募集しています。 フリーゲームやインディゲームの記事執筆・編集部作業等にご興味ある方はこちらよりお気軽にご連絡ください。 (ご連絡全てにお返事をさし上げることができない旨、ご理解いただければ幸いです。)