インディーゲームデベロッパーのakishino氏が手がける『ELEMENTS SUMMONER(エレメンツサマナー)』のクラウドファンディングがCAMPFIREにて開始された。
「新しいローグライクを求めて」というコンセプトで制作される本作は、ローグライクとカードゲームの2つのゲームジャンルを融合した作品となっている。目標金額は50万円。
『ELEMENTS SUMMONER』クラウドファンディングページ
左)主人公のサマナー「ドルキス」、右)敵キャラクター
サマナーとは その昔カードに力を封じ込めた賢者の子孫たち
かつてモンスターと戦うために生み出された力が いつしか人間同士の争いに使われるようになった
再び戦争に使われることを恐れ、世界に散らばった カードを集める旅に出る少女
その最中、滅んだはずのモンスターが 現れたという洞窟を見つける
そこである異変に気づく
モンスターを復活させればサマナーも現れる そう考える者たちがいた、、、
(公式ページのあらすじより引用)
本作の主人公は、少女「ドルキス・フェネストラ」。彼女はカードを使って、魔法の発動やスピリタス(憑依)を召喚できる存在だ。彼女は幼いころから祖父から召喚術を学び、15歳になった時サマナーの歴史を聞かされ旅に出る、というあらすじとなっている。
主人公の少女ドルキス。キャラクターデザインはリウイチ氏とのこと
本作のゲームシステムとしては、ダンジョン内に落ちているカードを使い敵と戦闘をしていくものとなっている。カードの種類は、主人公に憑依(装備)し戦う「スピリタスカード」と離れた敵を攻撃したり、場所を入れ替えたりできる「マジックカード」の2種類。
手札として持つことができるカードは7枚までとなっていて、8枚目からは裏向きにストックされていく。手札のカードを消費することで、新たに加えられる。ストックされるカードは、裏向きであるため「次に何を引くか分からない」という点が面白くなっていきそうだ。なお、捨てられたカードは消滅し、再び拾うことはできなくなっている。
インディーゲーム制作に関するクラウドファンディングについては、2017年に入ってから『Pixel Princess Blitz』『Narita Boy』『マジョリティパーティー』などが実施されてきた。ローグライクにカードゲームの要素が加わった本作に興味を持たれた方はチェックしてみてはいかがだろうか。
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