それは悪夢のような恐怖…インディホラーゲーム『ネバーエンディングナイトメア』がPS4/PS Vitaで配信開始

インディーゲーム,ホラーゲーム

インディゲームやフリーゲームで人気のジャンルとなっている、ホラーゲーム。
もぐらゲームスにて以前に紹介した『Neverending Nightmares(ネバーエンディングナイトメア)』は、作者本人が精神的な病に苦しんでいた時の体験を元に創りだされた「悪意の中を探索するホラーゲーム」として、多くのプレイヤーを恐怖させた作品だった。

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ある意味「最もリアルな恐怖」を再現した『Neverending Nightmares』の悪夢について

この恐怖の作品が、世界のインディゲームを販売するPLAYISMにて、これまで配信されていたPC版に加え、PS4/PS Vita版の展開も行なわれることとなった。

『Neverending Nightmares』PLAYISM Publishingページ

既に5月19日からPS4/PS Vita版の配信を開始している本作は、PC版と比較すると、ゲーム内容はそこまで変わらないが、シナリオ分岐からのスタートや、ゲームデザイン、アートなどのブラッシュアップ。さらに DualShock4コントローラーの内部スピーカーから効果音が出る、コントローラーのライトがその世界を反映した色になるなどの機能が追加されている。

※以下、流血等の表現が含まれるゲームのスクリーンショット画面を掲載しています。
 
 
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本作は、ホラーゲームに不可欠な「恐怖」という要素だけでなく、制作者による「精神病が忌避されるのでものではなく、もっと世の中で理解されるようにすること」、「今も精神病に苦しむ人達に、1人だけではないと伝えること」という想いも込められたゲームだ。
気になる人はぜひ遊んでみてはいかがだろうか。

[基本情報]
タイトル Neverending Nightmares
制作者  Infinitap Games
クリア時間 2~3時間程度(エンディングは3つ)
対応OS等 Windows XP 以降/Mac OS 10.7 以降(Playismより購入できる日本語版はWin/Mac、Steam版はMac/Steam OS/Linuxに対応)
価格 1480円

PS4/PS Vita向け日本語版のダウンロード
PLAYISM Publishing

PC向け日本語版のダウンロード
PLAYISM

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。