宇宙のスープをロケットで出荷!『Nom Nom Galaxy』はとっつきやすさが魅力の2Dサンドボックス

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『Nom Nom Galaxy』は、Q-Gamesの手掛けるPixelJunk™ シリーズの最新作。キュートなグラフィックの2Dフィールドを探索し、原生生物とバトルしながら建物を作っていく……。いわゆるサンドボックスタイプのゲームとなっています。しかし、巷のサンドボックスゲームとはちょっと違います。本作のジャンルは「2D・スープバトル・アクションゲーム」、つまり、宇宙でスープのシェアを競ってライバル企業に差をつけろ!というゲームなのです。

サンドボックスといえば、『マインクラフト』や『テラリア』のように、決まった目的がなく、プレイヤーが自由に行動できるゲームですが、本作は「スープ作りという目的」と「シェア独占という目標」とが明確であることが特徴的。何をやってもいい反面、何をやったらいいのかわからなくなってしまうこともあるサンドボックスにおいて、ゴールを明示されている本作は、とっつきやすい内容だといえるでしょう。

実のところ、筆者もこのジャンルのゲームをガツガツとやり込んだことはあまりなかったのですが、本作は「やるべきこと」が明確なので、迷うことなく遊べました。もちろん、目標を達成するための手段はプレイヤー次第なので自由度も抜群。プレイヤーのお好みでスープを作れるようになっています。

工場でスープを作ったらロケットで出荷せよ!

探索・戦闘・製造、というサンドボックスの要素のうち、本作でメインとなるのが製造です。スープを作ること、そして、スープを作るための工場を作ることが主な業務となります。さらには、ライバル企業とシェアを競うため、工場の運営も大事なお仕事なのです。

工場の建設は非常にシンプル。スープを作る「スープ工場」ユニットやスープを出荷する「輸送ロケット」、それに施設をつなぐT字や十字の通路など、あらかじめ用意されているパーツを組み合わせていくだけです。電源コアとなっている「オフィス」とキッチリつなぐ必要があるのですが、要するに全部くっつければOK。なので、カンタンです。右スティックでヨーヨーのように操作できる回転ノコギリで地形をガリガリ削りつつ、ユニットをつなげていくだけで工場を拡大していけます。

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工場運営の基本は、採ってきた素材からスープを作ってロケットで宇宙へ向けて出荷、という流れになります。スープの作り方は、2種類の素材を「スープ工場」ユニットに放り込むだけ。素材は地面に生えている野菜や惑星に住む原生生物などです。めずらしい素材であればあるほど価値が高くなる…というわけではないのがミソ。さまざまな組み合わせから高級スープを開発したり、流行りの素材を使って利益を高めたりすることが求められます。ちなみに、野菜は地面に植えて栽培もできるため、工場の近くに畑を作ってやれば収穫が楽になります。

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完成したスープは輸送ロケットに乗せて宇宙へ出荷します。商品が市場に届けられると、シェアの拡大とともに利益をゲット。この一連の流れを繰り返すことが、本作の大まかな流れです。そうこうしているうちに1日が終了し、作業実績や売上げの業務報告となります。社員の給料は「基本給+売上げ」となっており、スープを出荷すればするほど稼げるシステムなので、ガンガン働いてガンガン稼ぎましょう。おいしく稼ぐための秘訣は、効率化を図って生産性を向上させることです。

すべてを自動化して金のなるスープ工場をめざせ!

馬車馬のように働いても、作業員がたった1人では限界があります。なので、利益を投資して労働力を増やしていきます。働くロボットを導入して作業の効率化を進めていくわけです。

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ロボットには、素材やスープを運搬してくれるものや上下に仕分けしてくれるものなど、さまざまな種類が用意されていますが、1つ1つのロボットができる作業は単純なものなので、上手に配置していく必要があります。中には、畑から野菜を採ってくれたり、栽培してくれたりするロボットもいるため、うまく使えば、素材の調達からスープの製造、出荷に至るまで、すべてを自動化できます

ロボット以外にも、ベルトコンベアーやエスカレーターなどのユニットがあり、徐々に工場を自動化していくことになります。プレイヤーが原生生物と戦ったり惑星を探索したりしている間にも、ロボットたちの働きによってスープを積んだロケットが次々と発射されていくようになれば、市場シェアもモリモリ拡大していくことでしょう。

しかし、シェアを拡大していくとライバル企業から妨害を受けることになります。ヤツらは遠慮なく武力を行使してくるため、こちらも武力で応戦しなくてはなりません。襲撃する敵を自らのパンチとショットガンで撃退することもできますが、実は、ここも自動化できてしまいます。砲台や用心棒ロボットを配置しておけば、侵入者を勝手に蹴散らしてくれるのです。宇宙のロボット・テクノロジーに乾杯。

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工場の自動化が進めば、あとは探索するなり観光するなり、のんびり眺めているだけでも稼げるようになるでしょう。素材やスープが流れていく様を眺めているだけでモリモリ稼げるわけですから、こんなに楽しいことはありません。さらば馬車馬、こんにちは左団扇。あとは、ホッピングで跳ねまわったりホバーボードを乗り回したり、自由にバカンスを満喫しちゃいましょう。

とはいえ、完全な自動化に至るまでは大変です。工場のユニットパーツやロボットの性能はどれも限定的なので、なんとなく組み合わせるだけではうまく動いてくれません。すべてを自動化するためには、ちょっと頭を捻ってやる必要があるので、プレイヤーの腕の見せ所となっています。それだけに、まるでピタゴラ装置のように動き続ける工場ラインを実現できたときは、喜びもひとしお。

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実際のところ、ただクリアするだけならそこまで自動化を図らなくても大丈夫です。ロケット3基くらいの小規模な構成でも、プレイヤーがせっせと働けば、シェア100%の達成はそれほどムズかしくありません。なので、淡々とクリアをめざすもよし、黙々と工場を拡大させるもよし。目的も目標も明確な本作ですが、幅広い遊び方が許容されているところは、まさにサンドボックスといえるでしょう。

やればやるほど稼げる! やりがいのある職場です

そんなわけで、『Nom Nom Galaxy』は宇宙でスープのシェアを独占するため、自由に工場を作っていくゲームでした。攻略のカギは、最先端のロボット・テクノロジーを用いた「自動化」にあり、未来の労働スタイルを垣間見ることができます。

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ストーリーモードでは、宇宙各地の惑星を巡って工場を建設していくので、さまざまな地域で活躍できるチャンス。ライバル企業を打倒した後も、シミュレータモードでじっくりと経験を積むことができるアットホームな職場環境です。マルチプレイもあるので、同僚や先輩の技術に触れてスキルアップも狙えます。工場の運営以外にも、チャレンジモードでレースをしたりバトルをしたりと、豊富なレクリエーションも完備。チュートリアルも充実で未経験者も歓迎! 日給制だから手早く稼げるし、基本給になんとその日の売上げも上乗せしちゃいます。お給料が成果に応じて支払われるので、やりがいも抜群!

さぁ、広大な宇宙をアナタのスープで満たしてみませんか?

[基本情報]
タイトル
 Nom Nom Galaxy(日本語版あり)
制作者 Q-Games, Ltd.
クリア時間 ストーリーモードは7~8時間くらい
対応OS PS4 / Win 7以降
価格 ¥ 980
ダウンロードはこちらから


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    シバ山(@ShibayamaCoffee

    ゲームおじさん。ゲームばかりやっていてはいけないとブログを作ってみたら結局ゲームの話題ばかり書いているおじさんでもあります。おかげさまで今日もゲームが楽しいです。
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