オインクゲームズ、スマホゲーム『伝説の旅団』をアップデート 新物語や新要素など

ボードゲーム界で有名なオインクゲームズが2015年にリリースしたスマホゲーム『伝説の旅団』。

本作は、AppStore Best of 2015への選出や、インディゲームイベント「BitSummit2015」でのビジュアル・デザイン最優秀賞にもノミネートされた作品となっている。もぐらゲームスでも以前にレビューを行った。

そんな本作のアップデートが12月26日に実施されたので、紹介したい。

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オインクゲームス公式サイト

公式サイトによると、今回のアップデート内容には下記の8つが存在するとのこと。各項目の詳細は公式サイトにて記載されている。

1.ストーリーの追加
これまで謎となっていた『伝説の旅団』の世界観を明らかにするストーリーが追加された。プレイを進めていくと「語り部」や、各戦士の会話が繰り広げられ、旅団の物語が進展していくとのこと。

2.新たなヒロイン
新たなヒロイン戦士「クラビノ」が仲間に。ストーリーの鍵を握る戦士のようだが、その多くは謎に包まれているようだ。

3.新たなアーガス(敵)
詳細不明の敵が新規追加される。公式サイトによると、ストーリー上避けて通れない敵のようだ。

4.新たなエリア
新エリア「禁忌の大穴」が追加。歴戦の旅団にも厳しい戦いが強いられるとのこと。

5.新たな仲間
巨大な体と盾を持つ戦士「マムート」が追加

6.新たなBGM
20曲以上の新曲が追加されているとのこと

7.その他の調整
ゲームバランス調整やバグ修正などが行われている

8.年末年始キャンペーン
来年2017年が「酉年」であることにちなんで、2016年12月28日〜2017年1月10日の間、飛行タイプの戦士が強化される。

『伝説の旅団』のゲーム内容とは

ここからは、まだ本作を遊んだことのない人のために、このゲームの概要を紹介したい。

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本作の舞台は、太陽が昇らない世界。主人公のサフォは、妹を取り返すために旅に出ることになったようだ。サフォひとりの旅だったが、鎧に身を包むチェルボや空を飛ぶアグロなどが同行、その後も徐々に仲間を増やしていきながら町から町へと旅をし、妹が捕らえられているアーガスの塔を目指す物語だ。

ゲームシステム上のユニークな点は、まず「一度出発したら、次の町にたどり着くまで回復手段がない」という点だ。

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松明を立てながら町から町へと旅をする

道中はアーガスという名の怪物が襲ってくる。プレイヤーは手持ちのユニットから3体を選んで戦いに挑むことになる。次の町へたどり着くには規定の回数バトルを行う必要があるのだが、一度町を出たら基本的に回復・蘇生ができない。途中でユニットがやられてしまっても残ったメンバーでなんとか突破する必要があるのだ。逆に、次の町にたどり着いた際にひとりでも生き残ってさえいれば戦闘不能になったユニットも含め、完全回復することができる。

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使えるユニットの数もそれほど多くない。HPには限りがある。「限られたリソースをいかに活用して、いかにして次の町へ辿り着くのか?」を考える必要がある。基本的には「各バトルのダメージをいかに最小限に抑えるか」を工夫することになるのだが、そのための戦略が非常に悩ましく、非常に秀逸だ。

例えば、鎧に身を包む「チェルボ」は体力が非常に高い盾役のユニットだが、体力は有限だ。長い道中、ずっとひとりで攻撃を受け止め続けるのは限界がある。そのため、いつチェルボを休ませるか? 休ませている間、誰に盾役を任せるか? といったジレンマが生まれているのだ。

まだ本作をプレイしていない方は、今回のアップデートを機に、遊んでみてはいかがだろうか。

[基本情報]
タイトル『伝説の旅団』
制作者 オインクゲームズ
クリア時間 アップデートで随時ステージが追加
対応OS iOS
価格 無料(ゲーム内課金あり)

ダウンロード

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    poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。