『Stardew Valley』日本語を含むローカライズ版のβ配信が開始

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インディーゲームディベロッパー「ConcernedApe」は、2月8日、開発を手がける農場生活RPG『Stardew Valley』の日本語版を含むローカライズ版のβテストを開始を発表した。現在、ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、日本語、簡体字中国語へ翻訳された本作を遊ぶことができる。

ConcernedApeが『Stardew Valley』の公式サイトにて公開した記事によると、現在公開されているβ版には下記の内容が含まれているとのこと。

・ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、日本語、簡体字中国語への翻訳
・動物の幸福度に関連するバグの修正
・タイトルへ戻るためのボタンの復活
・ゲームパッドを使ったプレイ時の改善

Stardew Valley
 
本作を既に購入しているユーザーであれば、すぐにβ版をプレイすることができる。プレイ方法も記事にて記載されており、Steamライブラリから、 'Stardew Valley’を右クリックし、’Properties’を選択。次に[BETAS]タブを選択し、表示されたドロップダウンメニューから「beta – Help test new updates before they live!」を選択。

なお、β版に移行する前に、現在のセーブデータのバックアップを取ることを推奨されている。こちらのセーブファイルに関する記述なども参考に、バックアップを行っておこう。

開発元はβ版のフィードバックも求めており、β版をプレイした際のコメントなどはこちらのフォーラムなどで報告が可能となっている。

2016年9月に行われた発表では、ローカライズ版は2016年内にPC版へのリリースを予定としていたが、ローカライズされたバージョンのチェック後、より多くの作業が必要であることが明らかになっていた。その時点では2017年2月の初期にβテストを行う予定となっていたが、今回のテスト実施を鑑みると、ローカライズは順調に進んでいると見受けられる。今後の進展も楽しみにしたいところだ。

『Stardew Valley』ゲーム内容

『Stardew Valley』は、『牧場物語』などに影響を受けた牧場生活RPG。現在はSteamにて英語バージョンが配信中となっている。
 
Stardew Valley
 
Stardew Valley
 
Stardew Valley
 
ゲーム内容としては田舎の生活を楽しむRPG/シミュレーションゲームとなっており、都会の会社生活に嫌気が差した主人公が、田舎町の新しい住人としての生活を始めるところからゲームは開始。住人には畑が割り振られており、作物を育てることが可能。そのほか町の住人との交友や結婚など、様々な関係を育むことができる内容となっている。

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  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。