リズムにノッて戦うローグライクRPG『Crypt of the NecroDancer』 新作コンテンツが配信開始

Steam,インディーゲーム,ローグライク

Brace Yourself Gamesが手がけた2015年公開のインディゲーム『Crypt of the Necrodancer』。本作は、ローグライクRPG×リズムゲームという異なる2つのゲームシステムを組み合わせた内容が特徴となっている。

1月25日、同作の新ダウンロードコンテンツ『Crypt of the NecroDancer: AMPLIFIED』の配信が、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて開始された。日本語を含む全11言語に対応しており、価格は698円。『Crypt of the Necrodancer』のリリース初期と同様にアーリーアクセスでの公開となっており、2ヶ月間ほどの期間、さらなるコンテンツを追加していく予定とのことだ。

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『Crypt of the NecroDancer: AMPLIFIED』

Steamストアページによると、『Crypt of the NecroDancer: AMPLIFIED』は、『Crypt of the NecroDancer』の前日譚を描くダウンロードコンテンツとのこと。プレイヤーは変身能力を保有する主人公「Nocturna」を操作して、手強いダンジョンやボス戦闘を突破していく。

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主な特徴としては、変身能力を持つ主人公「Nocturna」のほかに、新しい敵の登場する新ゾーン、新しい武器や防具、戦利品、戦闘に協力してくれるペット「ファミリア」、新しいストーリーシーンとボス戦闘、サウンドトラックに追加される20以上の新楽曲、OverClocked ReMixにて作成されたプレイ可能な新しいOSTリミックスが挙げられている。

フルバージョンとの差異として、現在は最終ボスや一部ストーリーが未収録であるが、そのほかの基本的な内容に関しては概ね収録されているようだ。アーリーアクセス期間中に、プレイアブルキャラクター、ゲームモード、アイテム、終盤のストーリーシーン、ラストボス戦闘が追加されていくとのこと。

『Crypt of the NecroDancer』ゲーム内容

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ここからは、『Crypt of the NecroDancer』を未プレイの方のために、ゲーム内容を少し紹介しよう。本作はリズムゲームをローグライクRPGと組み合わせた異端児的な作品。BGMの1拍子が1ターンとなっており、リズムに従ってプレイヤーも敵もターンが経過していく。

プレイヤーは一歩歩くか敵を攻撃するか、はたまた壁を掘るのかなど1拍子につき方向キーを使って1回行動できる。ちゃんとBGMのリズムにタイミングを合わせないと、ミスとなって行動できないため、リズムに合わせてノリながら行動しなければならない。

リズムに乗って行動をするのはいわば楽器を演奏したり、踊っているのと同じで非常に楽しい。音楽に乗るというのは本能的な行為でもあるので、徐々に慣れてきてリズムよく行動できるようになると疾走感があり快感だ。

なお、もぐらゲームスでは『Crypt of the Necrodancer』のレビューと、制作者であるBrace Yourself GamesのRyan氏にインタビューを行っている。こちらも合わせてお読みいただきたい。

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  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。