“あのころ”を思い出すドット絵RPG『Shadows of Adam』レトロ風ながら洗練された新作が2月24日に発売

インディゲームデベロッパーの「Something Classic Games」は、JRPG風のドット絵が光る『Shadows of Adam』を2月24日に配信することを発表した。公式サイト上では14.99ドル(約1700円)で予約が開始されており、SteamなどのPCゲーム配信プラットフォームでも販売される予定とのこと。

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『Shadows of Adam』公式サイト

 
このゲームは、公式ページにて「古典的なJRPGファンの夢」と紹介されており、レトロ風ながらも現代的に洗練された16ビットのドット絵グラフィックが非常に鮮烈な作品。プレイ時間としては10時間~12時間が見込まれているとのこと。さまざまなスキルを持つ4人のパーティで冒険を行う内容となっている。

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物語は、「ミスティウッズ」の霧によって外から隔絶され、戦争の時代から平和となっていたアダムの村から始まる。戦争の元となった暗黒の力は一度は消えたものの、いま再び暗黒が訪れようとしていた。

しかし、アダムの村の英雄「オラジオ」は、10年前から消息を絶っていた。オラジオの息子と、養子となった娘は、アダムと彼らの父親を救うことを望むならば、オラジオが残した秘密を明らかにする必要がある。しかし、それは世界を揺るがす内容でもあった……。

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シンボルエンカウント形式で突入する本作の戦闘画面は『エストポリス伝記2』『大貝獣物語』のように、パーティメンバーの後ろから敵を見据えるようなカメラワークになっており、行動によってドット絵で描かれた豊かなキャラクターの動きやエフェクトが発生するようになっている。

具体的なバトルシステムとしてはAP管理システムが特徴。APはターン毎に、または敵を倒した時に回復され、これはスキルの積極的な使用や高速戦闘を推奨するものであるとのこと。

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本作は2013年から開発が開始されており、約4年間の開発期間の末に今回リリースとなる。Kickstarterのプロジェクトでは22,913ドル(約260万円)の支援を得ている作品でもある。物語要素に重点を置いているとのことだが、対応言語は現状英語のみとのことで、実際にどれだけの比重が置かれているかは気になるところ。

公式ページの「あなたが突然、ファイナルファンタジー6を遊びたい衝動に駆られても大丈夫!このゲームはどこでもセーブができます!」という、過去の名作JRPGへの言及を含めた作品紹介文もユーモラス。海外の反応では「ネオ・レトロRPG」という評価もなされており、チェックしておきたい作品だ。

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[作品情報]
タイトル:『Shadows of Adam』
開発元:Something Classic Games
価格:14.99ドル予定
対応OS:Windows/mac/linux
配信予定ページ:


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    poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。