Steamウィンターセール開催!定番のおすすめインディゲーム13選

PC向けゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて、日本時間12月23日3:00から1月3日3:00までの期間中、年内最後のセールとなる「ウィンターセール」が開催されている。

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Steamでは現在、コンシューマゲーム作品のみならず、日本語で遊べるさまざまなインディゲームも配信されている。そこで今回は、大幅な値下げが行われている作品も存在する年末最後のセールを機会に、プレイしておきたい定番のおすすめインディーゲームを13作品紹介する。初心者にも勧められる作品となっているので、気になった作品があればぜひ遊んでみてはいかがだろうか。

『FTL: Faster Than Light』

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まず初めに紹介する『FTL』は、1機の宇宙船を操って敵宇宙船と戦いながら冒険する「ローグライク+ストラテジー」といった内容のゲーム。これまでに数多くの賞を受賞している作品であり、かつユーザーの評価も非常に高い作品だ。

本作のゲームルールを一言で表すと「敵宇宙船と戦うために、船内を管理する」というもの。プレイヤーは宇宙船の指揮官となり、反乱軍から逃げながら宇宙を旅して重要なデータを届けるのが目的だ。ゲームのタイトルにもなっている「FTLドライブ」で星から星へワープしながら進み、道中ので戦闘・買い物・人助けなどのイベントに遭遇しつつ、最終目的地である連邦の主力艦隊を目指すのだ。

このゲームでは、ルールと世界観が合致した美しいゲームデザインが大きな特徴となる。宇宙船には電力の概念があり、戦闘時、武器に電力を割り振って一斉射撃したり、電力をエンジンに割り振って敵から逃げたりなど、プレイヤーは限られた電力をどの機能に割り振るかを決めていく。

また、戦闘以外のイベントはテキストと選択肢によって進行していく。困っている船を見つけたり、怪しい商品を売りつけられそうになったり、海賊に金を払えと脅されたりなど様々なイベントが発生し、その都度選択を迫られることになる。完全にテキストのみで語られるため地味ではあるが、ゲームブック的な感覚で楽しめる。

ゲームデザインの独創性と完成度の高い本作、一度はプレイしてみてはいかがだろうか。なお、本作は有志による日本語化パッチも存在している。

(紹介記事)
宇宙船ローグライク『FTL』のゲームデザインは何故こんなにも美しいのか

『Risk of Rain』

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次に紹介するのは、ローグライクの要素を取り入れたアクションゲーム『Risk of Rain』だ。ワシントン大学の学生が2人で作った本作は、既に名作インディゲームとして名を知られるゲームではあるが、改めて紹介したい。

このゲームは、惑星間の移動が当たり前に行われるようになった未来の世界で、未知の惑星に墜落して1人生き残ったプレイヤーが生き延びるために戦い抜くというストーリー。銃火器の使用やエイリアンチックな敵キャラなどSF的な世界観だ。

プレイヤーは10人のキャラクターから1人を選ぶことができる。ゲームをスタートした当初は「Commando」しか使えないが、プレイしていくにつれ徐々にアンロックされていく。どのキャラも攻撃方法など使えるアビリティが違ってプレイ感が変わってくる。マップのどこかにあるテレポーターを探し出し起動、同時に登場するボスを含む全敵キャラを倒してテレポーターに乗ると階層クリア、次の階層に進むことができる。

本作は、第一階層のスタートから時間が経てば経つほど敵の湧き方や強さなどステージの難易度が上昇していくシステムが特徴。階層を進んでも時間のカウントは変わらないため、早く進めば進むほど後のステージが楽になる。そうなると手っ取り早く敵を倒したくなるが、そうするためにはアイテムが必要だ。アイテムをより多く手に入れるためには、敵を倒してお金を集めないといけない。でも、敵を倒していると時間が経ってボスを含む敵が強くなってしまう。

……といったような様々なジレンマと常に闘いながら、画面上では次々と湧いてくる敵キャラとも戦わなければならない。立ち止まることは許されない緊張感が漂う。

残念ながら日本語には訳されていないが、エフェクトをみていれば何となく効果が分かるようになっている、また有志による日本語wikiも存在するので、遊ぶ際の一助としてみてはいかがだろうか。

(紹介記事)
立ち止まることが許されないローグライクアクション。名作『Risk of Rain』を遊んでみた

『Papers, Please』

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『Papers, Please』は「入国審査」を題材にしたゲーム。プレイヤーは「アルストツカ」の入国審査官となって次々訪れる入国者を厳しく審査していくことが目的となる。

このゲームでプレイヤーが行う、最も重要で最も頻繁にする行為は「スタンプを押す」という行為だ。入国者の提出した書類などを審査した上で問題なければ、パスポートの所定の欄に「APPROVED」、問題が発覚した場合は「DENIED」のスタンプを押していく。このスタンプを押す機械の動作と作動音、そしてスタンプを押した時の感触が丁寧に作られているため、ゲームの操作感触のレベルで快感がある。ゲーム中で一番操作することになる操作感触が気持ち良いという部分にセンスを感じることができる。

プレイを開始した当初は、入国審査も単純な間違い探しでしかないので、単調な作業ゲームでしかない。しかし、そこに権力側が新しい要求を加えることで、ゲームが次第にシビアなものとなっていく。そして複雑化する審査を繰り返していくうちに、やり甲斐を感じていたゲームがあっという間に別の姿に変質して行く様、それ自体をユーザーに体験させることが本作の特徴となっている。

そう、「Papers, Please」は入国審査を題材にしたゲームだが、それと同時に、権力の理不尽を末端の小役人の立場で疑似体験できるゲームでもある。本作をまだ憂いしていない方は、一度権力に振り回される体験をしてみてはいかがだろうか。アルストツカに栄光あれ!(日本語対応)

(紹介記事)
目覚めよ役人根性!「Papers, Please」日本語版レビュー

『Momodora:月下のレクイエム』

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
まず紹介するのは、Bombserviceが手掛ける『Momodora』シリーズの4作目『Momodora:月下のレクイエム』。広いマップを探索するタイプの2D横スクロールアクションで、いわゆる「メトロイドヴァニア」と呼ばれるジャンル。

本作でまず目を奪われるのがドット絵で描き込まれたビジュアル。特に「動き」がすばらしい。ドット絵のレトロな印象を受けつつも、なめらかに動くキャラクターのアニメーションはまさに現代の産物。プレイ中、主人公の司祭・カホのやわらかい走りモーションや、ヒットストップがビシッとかかる攻撃モーションも気持ちいい。待機モーションで見せてくれるあくびなどもかわいらしい。

本作はジャンプ&アタックを基本としたスタンダードな2Dアクションだが、カエデの葉を使った近接攻撃の他に、弓矢による遠距離攻撃、2段ジャンプや回避の前転など、初期状態からアクションが豊富。さらに、探索中にゲットしたアイテムでアクションが増えていくため、カホはだんだんと高性能キャラクターとなっていく。

通常の敵の攻撃で体力の大半が奪われてしまうバランスだが、敵への攻撃ヒット時にビシッとかかるヒットストップとともに発生する、長いのけぞりモーションがチャンスとなる。1発当てれば敵の攻撃を中断させられるため、先手必勝だ。また、のけぞりモーションの最中は無防備なので、追撃でコンボを狙える。早い話が、1発当てれば「ずっとオレのターン!」となる。先手をとれず、敵の攻撃を許してしまうと非常に痛い反面、1発でも当ててしまえばなんとかなるので、リスクとリターンのバランスが取れている。

本作は3~4時間程度でクリアできるボリュームだが、本作の真髄は周回プレイにある。クリア後、アイテムやマップなどのデータを引き継いでの2周目が可能となっており、思う存分マップを埋めたりアイテムを収集することが可能なのだ。歯ごたえのあるアクションを求める人におすすめの作品となっている。(日本語対応)

(紹介記事)
メトロイドヴァニアのツボを押さえた『Momodora:月下のレクイエム』は美しくもダークな夜想曲

『Terraria』

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
『テラリア』は、PC向けの2Dサンドボックスゲーム。こちらもインディゲームとしては名作中の名作といって良い作品だ。広大なフィールドを舞台に、さまざまな地形のマップを探索し、アイテムを収集・合成したり、プレイヤー好みの設計で家などの建築を行ったり、つるはしなどを使って好きなように地形を作ったり、敵を倒したりなどのRPG要素があったり……などなど、その自由度の高さは、やみつきになるほど面白い。

朝から夜まで時間が変動するシステムとなっており、夜には強敵ゾンビが徘徊する。そのため、自分の建てた家の中にこもっていなければあっというまに倒されてしまう。同じくサンドボックスゲームである『マインクラフト』などが好きなプレイヤーにはこちらもおすすめできる作品となっている。PC版は英語のみだが、日本語対応が行われているiOS/Android版もリリースされているので、そちらもおすすめだ。

『ふしぎの城のヘレン(Helen’s Mysterious Castle)』

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『ふしぎの城のヘレン』は、ランダム要素を取り除き極限まで洗練された戦闘システムが特徴のRPGだ。

5時間ほどのプレイ時間にRPGのエッセンスをギュッと詰め込んだ見事な構成となっており、特筆すべきはランダム要素を排除したタクティカルかつ明快な、カウントダウン式の戦闘システム。考える楽しみや敵を出し抜いた時の喜びを与えてくれる。また、フィールドマップの中で活き活きと動く主人公ヘレンのドットイラストも細かいながら魅力のひとつだ。特にヘレンの走るモーションはぜひとも見ていただきたい。目をつぶっている。カワイイ。

まさに短編フリー・インディゲームRPGの傑作といっても差し支えない作品だ。RPG好きにゲームを勧めるとしたら、ひとつは迷わず本作を挙げたい。作者の方の過去作には2Dダンジョン型のRPG『愛はさだめ、さだめは死』もあり、こちらもRPG好きならば試行錯誤して楽しめる作品となっている。

なお、本作はフリーゲームとして公開された作品で、Steamにて配信されているバーションは、英語展開に伴い追加要素が加わった有料版となっている。一度クリアした方も、これを機会にプレイしてみてはいかがだろうか。(日本語対応)

(紹介記事)
定番!おすすめフリーゲームRPG作品13選

『Papo & Yo』

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『PaPo&Yo』は、インディゲームデベロッパー「Minority Media」によるアクションパズルゲーム。有志による日本語化ファイルも公開されている。

物語の始まりは薄暗い部屋から始まる。部屋の外には大きな物音を立ててうろつく”ナニカ”の影が見える。キコは、怯えているのか外のモノから身を隠している様子だ。そこに突如、壁に「光る渦の印」が浮かび上がる。

キコが光の渦へと飛び込んだ先に待ち受けていたのは、現実世界とは異なる「へんてこな街」。この街には、たくさんのギミックが隠されている。例えば、壁から突起したレバーを引くことで階段が現れたり、家に付いたネジを回すことで足が生え、家が自ら移動したりする。

本作の大きな特徴は、キコが街で出会うことになる巨大な相棒「モンスター」の存在だ。モンスターの家は廃材で作ったようで巨大だ。キコだけでは動かせない大きなギミックにはモンスターの力を借りるべし。もちろん、言葉は通じない。普段はおとなしいものの、時に凶暴化してしまうモンスターとうまくコンビネーションを取って街の中を進んでいこう。

テキストの量や会話シーンは比較的少なく、状況や展開を考察しながらプレイできるゲームだ。ジャンルはアクションパズルだが、プレイスキルよりも世界観にスポットライトが当てられているゲームなので、腕に自信が無い方でも安心してプレイができる。物語の先に何が待つのか?ぜひ見届けてほしい。

(紹介記事)
物語の考察も楽しいアクションパズルゲーム『PaPo&Yo』 へんてこな街に迷い込んだ少年とモンスターを待つものは?

『Move or die』

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『Move or Die』は、はルーマニアのインディゲームディベロッパー「Those Awesome Guys」の開発した4人プレイのパーティゲームだ。クリスマスにお正月、忘年会に新年会。パーティの季節にぴったりの作品となっている。日本語対応済みであるほか、インディゲームとしてはオンラインでのマルチプレイにも対応しているというのも貴重なポイントだ。

肝心のゲーム内容だが、このゲームの大原則はタイトルの通り「動かなければ死ぬ(Move or Die)」だ。各々が操作するキャラクターにはHPがあり、動かずじっとしているとHPが急速に減り、爆発して死んでしまう。キャラクターが走り回っている間はHPが回復していくので、常に走り回らなければいけない。

そんな大原則の中で、プレイヤーたちはさまざまなゲームに挑戦することとなる。さわると死ぬブロックを避け最後まで生き残れ(プレーヤー同士にあたり判定があって、相手を押せる)。最後に一人になるまで銃で殺し合え。時限爆弾を押し付けあえ。ステージに現れる飴を奪い合え、食べ損ねた者から死ぬ。などなど、相手を蹴落とし、友情を破壊し、自分だけが生き残るゲームモードが満載だ。

他プレイヤーと駆け引きさせ、ワンプレイのテンポの早さで煽り、どんどんプレイヤーから「動かなければ死ぬ」を意識から外させる。この構造こそがこのゲームの最大の仕掛けであり、最大の魅力である。未プレイの方は、一度遊んでみてはいかがだろうか。(日本語対応)

(紹介記事)
Steam初心者にもおすすめなパーティゲーム『Move or Die』 「動かなければ死ぬ」ルールの緊張感で、右へ左へ盛り上がれ!

『Dungeon Souls』

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『Dungeon Souls』はドット絵が特徴的なハック&スラッシュ、ローグライクの要素を含む2DアクションRPG。同じく2DアクションRPGの『Nuclear Throne』やローグライクアクション『Risk of Rain』、『Spelunky』といった作品に影響を受けているという。

本作では、ハック&スラッシュの醍醐味である、スピーディでド派手な戦闘の快感を味わうことができる。その快感は、プレイヤーを立ち止まらせない設計があり、敵の攻撃力が高く、難易度が高めというゲームバランスもあり、達成感を伴って増幅する。非常に繊細な調整がされていることが感じられる出来となっている作品だ。

ゲームの目的は、各階層に設置されている魔法陣を全て探し出し踏んで起動すること。ダンジョンには様々な敵が待ち受けていたり、罠も設置されているのだが、さらに魔法陣を踏むと、大量の敵が出現して囲まれることになる。範囲攻撃などのスキルを駆使して、敵をなぎ倒そう。

ダンジョンに挑む際には、職業であるクラスを選択することができ、選べるクラスは、バーバリアン、アーチャー、シーフ、ガーディアン、マジシャン、クレリック、ネクロマンサーの7種類。移動速度や攻撃スキルなどが異なっている。通常攻撃だけでも、近距離主体のバーバリアン、ウォーリアー、遠距離主体のアーチャー、シーフ、マジシャン、クレリック、ネクロマンサーとクラスごとにプレイ感は変わってくる。

本作は2016年12月に、アーリーアクセス版から正式版へとアップデートされた。既にプレイ済みだった方も、もう一度遊んでみてはいかがだろうか。

(紹介記事)
ローグライクなハクスラ『Dungeon Souls』。立ち止まれない容赦のなさが気持ち良い。

『Downwell』

『Downwell』は、タイトルのとおり井戸を下っていく下スクロール型のアクションゲームだ。制作者は、現在インディーゲーム制作者として活動しているもっぴん氏。ゲームの特徴としては、「下方向に進むゲームである」という点と「真下にショットを撃つ武器・ガンブーツの存在」という2点だ

操作は、左右ボタンで移動、ジャンプボタンでジャンプ。そして、ジャンプ中に再度ジャンプボタンを押すと、主人公が履いている「ガンブーツ」で、ホバリングしながら真下にショットを撃つことができる。ガンブーツで落下速度を制御しつつ敵を蹴散らし、井戸の中を下へ下へと降りていくゲームだ。

ガンブーツには弾数の概念があり、一回のジャンプで撃てる回数に制限がある。着地することでリロードできるので、残弾数に気をつけつつ、こまめに着地しながら進めていくのが基本となるだろう。

しかし、着地せずに敵を連続で倒すことで報酬が得られる「コンボ」のシステムがある。リロードは敵を踏んだ際にも行われるため、ショットで落下を制御しつつ、敵を次々と踏みながら降りていくことで着地せずに敵を倒していくことが可能だ。非常にテクニカルで最初は難しいが、コンボを上手く決められたときのスピード感と達成感はぜひ体験して頂きたい。

パワーアップアイテムを選んで強化していく要素や、ジェムを集めて買い物をする要素はあるが、ゲームをやり直すたびにリセットされる「ローグライク系」の仕組みとなっている(マップも自動生成だ)。蓄積によってオマケ要素がアンロックされるが、長くプレイしたからといってだんだんゲームが有利になっていく仕組みはない。自分の腕が全ての、純粋なアクションゲームだ。(日本語対応)

(紹介記事)
『Downwell』のアクションに込められた複数のファンクションについて考える
「ガンブーツ」という発明がマリオを超えた。『Downwell』のゲームデザイン

『Never Alone』

『Never Alone』は、アメリカのE-Lineがパブリッシングしたゲームだ。北極海沿岸に暮らす先住民族イヌピアットとの協力のもと制作されており、世界観・ストーリーを含めゲームを構成する全ての要素はその伝承民話に基づいている。

主人公のヌナは狩りを愛する女の子。ある日ホッキョクグマに襲われたヌナは1匹のホッキョクギツネと出会う。止まなくなった吹雪、そして村を襲う男の姿…。極寒のアラスカを舞台に美しも荒々しい自然とそこでたくましく生きる人間の姿が描かれている。

本作は、実際に現地に足を運んできたという制作チームが作り上げたグラフィック、そしてモーションが非常に美しい。自然の畏怖と美しさ、民話の世界、を見事なバランスでゲームとして昇華させている。

例えば、ゲームをプレイしていると吹雪の中を進むシーンが何度も出てくる。吹雪は数秒おきに吹く設定になっており、吹雪いている間は身を守るコマンドを押さなければ飛ばされてしまう。現実では吹雪が数秒おきに定期的に吹くということはありえないが、吹雪の中で歩こうとすれば、次々と変わる風向に翻弄されるだろうということは用意に想像がつく。そういった吹雪という自然の猛威に翻弄される人間の姿の描写が、イヌピアットにとっての「吹雪」を追体験するゲームとしても成り立つという絶妙なデザインに感じられる。

このゲームは至るところにイヌピアットが感じている自然と人間の関係に関する「意味」が込められ、それをゲームという体験を通して伝えてくる。世界観の構築という面での完成度は高い。ゲームという媒体をつかった民話伝承という試み、ぜひ試してみてはいかがだろうか。なお、本作はスマートフォン版も配信されている。(日本語対応)

(紹介記事)
先住民族と共に制作されたパズルアドベンチャー『Never Alone』の美しさ

『ムラサキ』

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ゲーム制作サークル「カタテマ」による『ムラサキ』は、「シンプルで楽しい爆発パズル物理アクションゲーム」と公式サイトで銘打つ通り、爽快で連鎖が楽しいパズル+シューティング風のゲームとなっている。

「爆発パズル物理アクション」とあるが、それに加えて弾幕シューティングの側面も存在。放っておくと画面の大半が敵弾で埋め尽くされてしまうので、ショットや必殺技を当てて弾を消しつつ敵に対処するのが基本的なプレイ方針となる。

しかし、自機のショットは一度に二つ以上撃つことができない。加えて必殺技も使用回数に制限があるため連発するわけにもいかず、しかも敵弾には耐久力がある。そこで、画面内に出現する赤と青の色つきのブロックがカギとなる。このブロックは時間経過で出現する。自機がブロックにぶつかるとダメージを受けるだけで何もいいことはないが、自機のショットをぶつけるとブロックは押し出されたのち爆発し、爆発に巻き込まれた敵弾は消える(あるいは耐久力が低下する)。

そして、同じ色のブロック同士を連続してぶつけると連鎖爆発し、ブロックひとつあたりの爆発範囲が大きくなるのだ。連鎖させるブロック数が多ければ多いほど爆発も大きくなるため、より多く敵弾を巻き込んで消滅させることができる。この「ブロックの移動先を推測して、ショットを当てて連鎖を引き起こし、大爆発で敵弾を一掃する」という要素が重要になってくるのだ。

本作はサウンドトラックも配信されており、現在続編も制作中となっているとのこと。完成をたのしみに待ちたいところだ。(日本語対応)

(紹介記事)
『魔王物語物語』『いりす症候群!』のカタテマから6年ぶりの完全新作が登場。連鎖爆発パズル物理アクション+弾幕ゲー、その名も『ムラサキ』!

『To the moon』

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『To the moon』は、海外発のRPGツクール製アドベンチャーゲーム。海外のインディゲームの賞を複数受賞し、話題となった作品だ。

物語の筋書きとしては、人生の最後を迎えようとしている人の意識に入り込み、叶えたかった夢を最後に実現してあげるという仕事をしている「ニール」と「エヴァ」が主人公。二人は、今回の対象である老人「ジョニー」の元に赴くが……。

本作は2011年にSteamでリリースされた作品となり、作品としてはやや古さが目立つかもしれない。しかし考察や議論の余地がある物語は、いま改めて遊んでも何かしら感じるものがあるだろう。本作は日本語版がPLAYISMにて配信されているため、日本語でプレイしたい方は、そちらをダウンロードすることをおすすめしたい。

いかがだったろうか。そろそろ年末年始の休みに入る方も多いだろう。長期の休みのおともに、今回紹介したゲームを遊んでみることをおすすめしたい。

なお、もぐらゲームスでは、Steamで配信されているインディゲームに関して以前にも特集を行ったので、こちらも合わせて読んでみてはいかがだろうか。

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    もぐらゲームス編集部