擬似3Dシューティング『ULTRA0』体験版公開、動的ノベルゲーム『ファルシアン5』公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を土曜日にお届けします。今週の話題は5件です。

擬似3Dシューティング『ULTRA0』体験版公開

PenGamesは、擬似3Dシューティングゲーム『ULTRA0』の体験版をSteamにて公開した。

怪獣の襲来により滅亡の危機にある国を舞台に、少女たちが迫りくる怪獣との戦いに挑むという作品。ビジュアルノベル要素が強めとなっており、ノベルパートのほか、ステージ攻略中も通話やメッセンジャーアプリでのやり取りでストーリーが進行していくのも見どころ。

擬似3Dシューティングとしてはキャラクターを移動させて敵を照準に収めるだけで自動で攻撃するのが基本の簡単操作となっており、これに加えてワンボタンでボムやスキルを使うことができる。ステージ進行に応じてランダムに提示される3択でのパワーアップも特徴。

動的ノベルゲーム『ファルシアン5』公開

なっき氏は2月12日、動的ノベルゲーム『ファルシアン5』をフリーゲームとして公開した。

監獄に囚われていた記憶喪失の主人公ルシアと、彼を助けた謎の女性フィルフィーナの逃避行を描く連作ノベルゲーム。シーンに応じた多数のイラストや吹き出しによる台詞表示などによる画面構成や、カットインやカメラワークを駆使した動的な演出により、アニメや映画を鑑賞するようなプレイ感を味わえるのが大きな特徴。

少しずつ謎が明かされていくシナリオや、蘇撃銃、光学流体、遺棄兵器といったオリジナルの用語も交えて描かれていく独特の世界観なども見どころとなっている。

続き物の5作目となっているが冒頭でこれまでのダイジェストが語られており、作者によると“前作を全く知らなくても、楽しめるように構成されています”とのこと。

ADV『ANGEL WHISPER』Switch版セール開始

Child-Dreamは、アドベンチャーゲーム『ANGEL WHISPER』Nintendo Switch版のセールを開始した。通常価格1,500円のところ67% OFFの495円で購入可能。セール期間は2026年3月3日まで。

Child-Dreamが1999年に公開した同名作品のリメイク。「消失したゲーム作家の遺作をプレイする」という導入から進行するアドベンチャーゲームで、原作では現実に存在するWebサイトからヒントを得るなど、今で言うARG(代替現実ゲーム)の先駆けとも言えるようなシステムが大きな特徴だった。リメイク版はSwitch向けに制作されたこともあってか、基本的にゲーム内で謎解きが完結するように調整が施されている。

またシナリオ面では、原作リリース当時に話題となったオカルト系トピックである「ノストラダムスの大予言」を盛り込みつつ、ゲーム開発ものとしても楽しめる内容となっている。そのほかリメイク版ではグラフィックが一新されているほか、主人公であるゲーム作家の娘からリメイクを依頼されるという導入となっており、リメイク版をリリースすること自体も本作のメタ構造に組み込まれているような作りも特徴(紹介記事)。Steam版も配信されている。

ゲーム投稿イベント「ウディフェス」開幕

ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター(通称ウディタ)」製ゲームの投稿イベント「ウディフェス2026」の作品募集が2月14日に開始された。応募期間は3月1日12時くらいまでで、投稿された作品は順次公開される。

「ウディフェス」は有志による企画で、公式イベントである「WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)」と異なり順位を競うコンテスト形式を取っていないことが特徴。投稿されたゲームに対する応援イラストも受け付けられており、こちらの応募期間は3月15日 12時くらいまで。

投稿するゲームのテーマ(お題)が設定されるが、テーマに沿うのは必須ではなく自由に作品を投稿可能だ。今年のテーマは「緑帯」。ウディタ製ゲームの実行中のエラーが緑の帯で表示されることからウディタにおけるエラーの代名詞ともされており、ウディフェスのトップページもこのエラー表示を模したデザインとなっている。

「RPG Maker Festival 2026」開催

Gotcha Gotcha Gamesは2月10日午前3時、「ツクールの日」(2月15日)を記念したオンラインイベント「RPG Maker Festival 2026」をSteamにて開始した。RPG Maker(ツクール)や、フェスへの参加作品の紹介や割引などが行われている。開催期間は2月24日午前3時まで。

Maker(ツクール)製品では例えば、「RPGツクールMZ」が価格8,778円のところ60% OFFの3,160円で、「ACTION GAME MAKER」が価格11,399円のところ30% OFFの7,226円で購入可能。

さらに2月10日午前3時から2月17日午前3時までは「RPGツクールMZ」の機能を無料ですべて体験できる「Free Weekend」も実施される。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。