『立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー』フリーゲーム版公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は3件です。

恋愛アドベンチャーゲーム『立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー あるいはオリジナリティの無い卒業までの日々』公開

伏見のヒナタはん氏は2月19日、恋愛アドベンチャーゲーム『立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー あるいはオリジナリティの無い卒業までの日々』をフリーゲームとして公開した。

タイトルの通り、全てのキャラクターの立ち絵が変なポーズをしているが、そのことへのツッコミは一切なく進行していくというシュールさが特徴の学園恋愛アドベンチャーゲーム。

本作は現在制作中の有償作品『立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー』の内容を短編に編集したものとなっているが、体験版といった位置付けではなく、本作単体でゲーム内容が完結するように制作されており、「製品版へ引っ張るような伏線や謎も入れないように作ってますので、そこは安心して遊んで下さい」とのこと。

なお、『立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー』については昨年11月開催の「デジゲー博2023」出典の際に、もぐらゲームスにてプレイレポートおよび伏見のヒナタはん氏へのインタビューを掲載しているので、興味があればこちらもご参照いただきたい。

RPG『ニマのふしぎな帰り道』ダウンロード版公開

RPG『ニマのふしぎな帰り道』のダウンロード版が2月19日にふりーむ!にて公開された。ブラウザ版もPLiCyなどで公開中。

魔獣ひしめく森の奥へと連れ去られてしまった少女ニマが、家へ帰るため森を突き進んで行くという作品。ニマは固有のスキルを持つ「魔導具」を4つまで同時に装備でき、状況に応じたスキルを選ぶことなどが戦略のポイントとなっている。素材アイテムを消費して強力な効果を持つ使い切りの「魔法のカード」を合成できるシステムも特徴。

なお初期状態では戦闘難易度が、2つあるうち高い方の「ハード」となっている。ゲーム中いつでも「ノーマル」に変更可能。

RPG『アストラルゲート』ゲーム紹介トレーラー公開

イチデスクは2月23日、3月中旬リリース予定のRPG『アストラルゲート』のゲーム紹介トレーラーを公開した。

『アストラルゲート』は戦闘重視のノンフィールドRPGで、9人のキャラクターから4人パーティーを編成し、限られたリソースで全7ステージのダンジョンに挑むという作品。プレイ内容によってスコアが算出されランクが表示されるという、周回プレイを楽しめる作品となっている。

各ステージに出現する敵の種類や、その報酬にランダム性はなく、初回プレイでは「コマンドRPGバトル検定」として遊ぶことができることを売りにしている。初回の公称プレイ時間は1.5時間~3.5時間程。ゲームの進行方法によってルート分岐が発生することもあり、ゲーム全体の公称プレイ時間は15時間~25時間程とされている。

今回公開されたトレーラーは6分弱の内容で、ゲームの流れや基本ルール、ストーリー等を解説している。

https://www.youtube.com/watch?v=Z_u0yCKkUM4

  • 中村友次郎(@finalbeta

    フリーゲームと同人ゲーム、日本ファルコム作品をこよなく愛するゲーム好き。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。運営型ゲームはメギド72をPvPメインで、あとは原神など。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。