『雪道』作者によるノンフィールド・ローグライクRPG『滅ぼし姫』リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は5件です。
ローグライクRPG『滅ぼし姫』リリース
ステッパーズ・ストップは9月23日、ローグライクRPG『滅ぼし姫』をSteamにてリリースした。価格は580円で、リリース記念セールとして9月30日まで15% OFFの493円で購入可能。
ノンフィールドRPGの古典的名作『雪道』の作者としても知られるステッパーズ・ストップによる、13年ぶりのデジタルゲーム作品。全100歩を踏破しラスボスを倒すことを目指す、ノンフィールド型のローグライクRPG。ランダムに習得するスキルの活用や、同じくランダムに習得するアビリティ(パッシブスキル)のセッティングなどが戦略要素となっている。
滅びの危機に瀕している世界を舞台に、とある目的で滅びに立ち向かうための組織に入った少女「アヤメ」を主人公としたストーリーも見どころで、ゲーム進行に応じて解放されるストーリーは任意のタイミングで閲覧できるようになっている。
ゲームブック風ターン制RPG『無名者:屠竜』リリース
ゲームブック風ターン制RPG『無名者:屠竜(The Nameless: Slay Dragon)』が9月26日、Steamにてリリースされた。価格は2,000円で、リリース記念セールとして10月11日まで12% OFFの1,760円で購入可能。
竜族に故郷を襲われ唯一生き残った主人公が、屠竜の技を求めて冒険を繰り広げて行く作品。ゲームは1枚絵のマップ上に点在するイベントをこなしながら探索範囲を広げていく形で進行し、ある状況に対応する手段が複数存在していてプレイヤーの行動で展開が変化するのも特徴。こうした要素はフリーゲームの名作RPG『Ruina 廃都の物語』を想起させるもので、作者はゲームリリース時の投稿で本作がRuinaに強くインスパイアされていると語っている。
そのほか、交渉や開錠、危険の察知などの成否判定を能力値ベースで行うなど、総じてゲームブックやTRPG風のプレイ感となっている。キャラクター育成・ビルド面においては、さまざまな職業のレベルを上げることでスキルなどを習得したり、攻撃スキルに追加効果をセットできたりと、カスタマイズの自由度の高さも特徴。
最強ドラゴン娘育成ローグライト『DRAPLINE』Steamストアページ開設
最強ドラゴン娘育成ローグライト『DRAPLINE(ドラプリン)』のSteamストアページが9月25日に開設された。あわせてPVも公開されている。
『被虐のノエル』『虚白ノ夢』『積層グレイブローバー』などの作品で知られるカナヲ氏の最新作。1年後に訪れる「災い」に対抗するためドラゴン娘を育てるという内容で、ランダムで発生するさまざまなイベントや戦闘をこなしながら育成を進め、それによりドラゴン娘がどう育つかが変化。マルチエンディングで1プレイ約1時間と、繰り返し遊べる育成系のローグライト作品となっている。2025年春に早期アクセスが開始予定。
横スクロールアクション『スーパーフックガール ウルトラチャレンジ!!』1stトレーラー公開
スタジオフックショットは9月25日、開発中の横スクロールアクションゲーム『スーパーフックガール ウルトラチャレンジ!!』の1stトレーラーを公開した。
2016年に公開されたフリーゲーム『ニュー・スーパーフックガール』の内容を大幅に再構築し、Steam向け新作タイトルとして開発中の作品。マウスのみで操作するハイスピード・フックアクションで、Steam版ではステージの再構成や追加、新アクション「ダッシュ」「壁ダッシュ」の追加、グラフィックの一新などが予定されている。
音楽素材集「Ephememory」ダウンロード販売開始
EigHt氏は、音楽素材集「Ephememory」のダウンロード販売を開始した。BOOTHおよびDLsiteにて購入可能。
BOOTHにてMP3/Ogg形式で無料配布し、高音質のWAV版を有料販売しているBGM素材集を、アルバム形式にまとめた作品集の第2弾。WAV版全曲を個別購入するよりもお得な価格となっている。
従来はBOOTHで販売されていたアルバム第1弾「Tragedy」のDLsiteでの販売も開始されており、こちらはDLsiteにて30% OFFセール中。