2D探索型アクション『神の堕ちた地』体験版公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス
本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は5件です。
2D探索型アクションゲーム『神の堕ちた地』体験版公開
StellarSouの2D探索型アクションゲーム『神の堕ちた地(Shattered Divinities)』の体験版がSteamにて公開されている。
神力に侵された荒廃の地で目を覚ました冒険者として、廃墟を巡り、忘れ去られた神話の秘密を紐解いていくという作品。
ゲーム開始直後は使用できるアクションが限られているが、神々の残した「神力の印」を集めることで遠隔攻撃やダッシュ回避、壁ジャンプ・二段ジャンプなどさまざまなアクションが解放されていき、さらにスキルツリー方式で「ダッシュ回避時に元の位置へ囮となる影を残す」などアクションに追加効果を付与していくことができる。
体験版では3つの地域を探索でき、8体のボスキャラクターが登場する。描き込まれたドットグラフィックによるスタイリッシュな戦闘アニメーションなども見どころ。
PvE型カードゲーム『One Turn Kill』体験版公開
6月9日、電電制作のPvE型カードゲーム『One Turn Kill』の体験版がSteamにて公開された。
あらかじめ構築したデッキで敵を倒していくゲームで、必ず1ターンで敵を倒し切る必要があるというシステムが大きな特徴。カード使用のコストが「コスト分、カードをデッキからドローすること」となっており、捨て札が再びデッキに入る要素はないためカードを使い切っても敵を倒せないと詰みとなる。
そのため、カードごとのシナジーといった一般的なカードバトルにおける戦術に加えて、カードをデッキに戻すといった独自の要素の活用もポイント。また、敵はこちらがカードを一定枚数使うごとに妨害をしてくるなど、さまざまなギミックが用意されている。
描き込まれたドット絵のアニメーションによる演出や、疾走感のあるBGMも見どころ。
6月9日午前0時に『One Turn Kill』体験版の配信を予定しています。
よろしくお願いします。https://t.co/wUDGFlRTPapic.twitter.com/U9Uj7JCDxW
— onkyi (@onkyi_ktpc58) June 6, 2025
RPG×ローグライク×パーティ構築『Dungeon Picnic』Steamストアページ開設・PV公開
Lapismine氏は6月11日、RPG×ローグライク×パーティ構築『Dungeon Picnic(ダンジョンピクニック)』のSteamストアページを開設し、PVを公開した。
多彩なキャラクター、スキル、装備を組み合わせてパーティを構築しながらダンジョンを攻略していく作品。戦闘はコマンド選択型で、敵の弱点を突いて「ブレイク」することで再行動が可能となるシステムや、スキルによる追撃などで爽快な戦闘が展開するようだ。ドット絵風のかわいいキャラクターや、スライリッシュなUIといったビジュアル面も見どころとなっている。
縦スクロールシューティング&遊べるMV『Q-SIDE』ダウンロード版公開
かかこ氏は、2D縦スクロールシューティングゲーム『Q-SIDE』をitch.ioにてフリーゲームとして公開した。2月にunityroomにてブラウザ版が公開されているが、itch.ioではブラウザプレイに加えてダウンロードも可能。
ボーカロイドを題材とした“遊べるMV”を謳う作品で、シューティングゲームとしての展開と音楽の同期が特徴。軌道型戦闘機「プロト」のマスターとしてオペレーターの初音ミクと共に宇宙からの侵略者と闘うという内容で、初音ミクの歌による演出も大きな見どころとなっている。
「ACTION GAME MAKER」期間限定体験版公開
Gotcha Gotcha Gamesは6月9日、17日に発売予定のゲーム制作ツール「ACTION GAME MAKER」の期間限定体験版をSteamにて公開した。製品版と同等のすべての機能を20日まで利用可能。
「ACTION GAME MAKER」は、2018年に発売された『アクションゲームツクールMV』の後継製品。2Dアクションゲームの制作を主目的とし、ビジュアルスクリプティングによりコーディングなしでゲームを作れるという前作の特長を引き継ぎつつ、ベースエンジンとして「Godot Engine」を採用したことで、より高度な作品制作が可能になるという。ビジュアルスクリプティングだけでなく、Godotのスクリプト言語であるGDScriptを使用したスクリプティングにも対応する。