ゲームブック風アドベンチャー『Lifeline』Steam版が販売開始 未知の衛星に墜落した宇宙飛行士との“リアルタイム通信”が面白い

3月17日、インディーゲームディベロッパーの3 Minute Gamesは、未知の衛星に墜落した宇宙飛行士とのリアルタイムでの通信を行うアドベンチャー『Lifeline』のPC版配信を開始した。現在、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて配信されており、価格は398円。日本語含む6ヶ国語に対応している。

『Lifeline』Steamストアページ

『Lifeline』ゲーム内容とは

本作は、すでにスマートフォン版にて配信されているゲームのPC版となる。未プレイの人に向けて今回は、まず『Lifeline』のゲーム内容を紹介しよう。
 
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(画面はiOS版)

物語は、プレイヤーが未知の衛星に不時着した宇宙飛行士 タイラーからの通信を傍受するところから始まる。タイラーは宇宙船ヴァリアに乗っていた学生で、ラットの研究をしていた。しかし、船は目的地に着く前に不調をきたし、未知の衛星に墜落してしまう。

プレイヤーは地球でタイラーとメッセージをやりとりしながら、彼にアドバイスをして導いていく。これだけだと、まるで普通のノベルゲームのようだが、このメッセージがこのゲームのポイントであり、最も特徴的な「リアルタイム性」を演出している。

インターフェースを見ると分かるように、メッセージの流れ方はLINEなどの我々が実際に使っているスマホのメッセージのようになっている。タイラーがその場で文章を打っているように文章が流れていく。そして、タイラーのメッセージは、他のSNSと同じくスマートフォンへの通知としても表示されるのだ。

タイラーが「少し待ってくれ、あたりを探してくるから」と打つとメッセージ欄には「取り込み中」の文字が現れる。そしてメッセージは止まる。それもそのはず、タイラーは物探しをしているのだ。数分すると彼はその結果を報告してくる。

こうしてタイラーとやりとりをしていると、彼と本当にリアルタイムでメッセージを交換しているような感覚になってくる。スマホを放置しておいて、ふと目をやるとタイラーからの次のメッセージが来ている。次第にタイラーの行く末が気になり、早く次の連絡がこないかと心配になるあなたは、まさにゲームの中で求められている役割を演じているのだ。ぜひ、物語の行く末を見届けて欲しい。

[基本情報]
タイトル 『Lifeline』
制作者 3 Minute Games
クリア時間 数日(実際にプレイしている時間は2,3時間程度)
対応OS PC/iOS・Android
価格 398円/120円

ダウンロードはこちらから


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    poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。