爆発パズル物理アクションゲーム『ムラサキ劍』公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はフリーゲーム『ムラサキ』の続編公開など5本です。

爆発パズル物理アクションゲーム『ムラサキ劍』公開

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カタテマは20日、爆発パズル物理アクションゲーム『ムラサキ劍』をフリーゲームとして公開した。

2014年にリリースされた『ムラサキ』の続編。シューティングゲームのように弾を撃って画面上のブロックを爆発させて敵を倒すシステムが特徴で、同じ色のブロックを接触させるように弾を当てることで連鎖的に大爆発を起こすことが可能。ブロックを複製するといった必殺技も用意されている。

スチームパンクADV×RPG『アントロポセン』公開

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ちvero氏は18日、スチームパンクADV×RPG『アントロポセン』をブラウザ対応のフリーゲームとして公開した。ダウンロード版も近日公開予定。

「もう1つの19世紀」の機関都市アントロポセンを舞台とした作品。記憶喪失の少女ビルギットが、破棄された炭鉱で目を覚ますところから物語が始まる。手描きのマップで表現されたスチームパンクやレトロフューチャーの雰囲気、武器を使用するための費用としてお金を消費しながら戦う戦闘などが特徴となっている。

パズルアクションゲーム『Peko Peko Sushi』配信開始

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HanajiGames合同会社は20日、パズルアクションゲーム『Peko Peko Sushi』をAndroid/iOS向けにリリースした。基本無料のアイテム課金型となっている。

回転寿司屋を舞台に、客が求める寿司を画面のドラッグで提供していくという内容で、同じ寿司を複数まとめてドラッグして提供する操作や、店員のスキルといった要素も駆使してより多くの寿司を提供することでスコアを稼いでいく。店員のアンロックやお店のカスタマイズといったやり込み要素も用意されている。

フリーゲーム夢現、「フリーゲーム大賞2017」結果発表

フリーゲーム投稿サイト「フリーゲーム夢現」は23日、「フリーゲーム大賞2017」の結果を発表した。

同サイトで2017年に投稿された作品のうちコメントならびに評価を受け付けるよう設定された961作品を対象に、レビューの内容や数、ダウンロード数などをポイント化する形で審査を行い、作品を表彰する企画。現代風アクションRPG『滅亡世界』がポイント数トップで大賞を受賞し、続いて長編SFRPG『アクアリウムス真ギュラリティ』が金賞を受賞。さらに銀賞・銅賞・入賞と計13作品が入賞した。

フィジクス・ポイント、サイト移転リニューアルおよび法人格設立

創作ユニット「フィジクス・ポイント(Physics Point)」は22日、公式サイトの移転リニューアルを行った(新公式サイト)。また同日、同ユニットの法人格として「アトリエPP合同会社」が設立された。

しむらおとの氏と平梅珠百合氏の幼馴染二人組により2002年に結成され、2009年に公開されたフリーゲームのアクションRPG『BREAKER』や、アニメーション映画『ガラスの花と壊す世界』の原案(関連記事)、小説執筆などさまざまな分野の創作活動で知られるユニット。ゲーム制作者としては現在連作ビジュアルノベル『Ewig-エーヴィヒ-』を開発中で、第一章のWindows版が配信されている。

アトリエPPは制作業務の請負窓口となるほか、2018年に予定されている『Ewig-エーヴィヒ-』スマートフォン版の配信も同社より行われるとのこと。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。