VR専用謎解きADV『星の欠片の物語、ひとかけら版』PC版リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はVR専用アドベンチャーゲームのPC版リリースなど3本です。

VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語、ひとかけら版』PC版リリース

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合資会社自転車創業は22日、同社が企画しフォージビジョン株式会社が開発するVR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語、ひとかけら版』のPC版をSteamにてリリースした。Oculus Rift/HTC Vive/Windows Mixed Realityに対応する。

今年1月にPlayStation VR向けにリリースされた作品(Mogura VRでのレビュー記事)の移植版。星の欠片に取り残された少女と、他の世界を覗き見ることができる装置で少女とお互いを認識し合えるプレイヤーが力を合わせて謎を解き、星を元に戻して力を取り戻す事によって脱出を目指すという内容。プレイヤーが少女と視線でコミュニケーションして行動してもらうというシステムで、VRヘッドセットによるゲームプレイと世界観が一致したゲームデザインが特徴となっている。なお、本「ひとかけら版」はプロローグ版という位置付け。

リリースより一定期間内に購入すると、サウンドトラックや壁紙、音声再生可能な台本データ、設定資料などが掲載された読み物データ「星の欠片の物語、が形になるまで、の物語、」という計4つの特典をダウンロード可能。

シューティングゲーム『鋼鉄のヴァンパイア』Steam配信開始

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Henteko Doujinは17日、あきら小屋開発のシューティングゲーム『鋼鉄のヴァンパイア(Steel Vampire)』のSteam配信を開始した。

敵との接触でミスにならず、接近して撃ち込み倒すことでボムやシールドのもとになるアイテムを多く入手できるという、近距離でのぶつかり合いをテーマにしたゲームデザインが特徴の作品。プレイを繰り返すことで増えていく多彩な武器や、金属の質感を感じられる硬派なグラフィックも見どころとなっている。

空戦百合ファンタジービジュアルノベル『星詠みと流星のステラ』新キャラクター・メカニック公開

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同人ゲームサークルスタジオポラリスは17日、制作中の空戦百合ファンタジービジュアルノベル『星詠みと流星のステラ』の新キャラクターおよび新メカニックをブログにて公開した。

「雫星」と呼ばれる資源にもなる星が空から落ちてくる世界を舞台に、「ステラ」と呼ばれる航空機に乗って雫星を採る仕事である「星詠み」の少女アリスと、星の中で眠っていた正体不明の少女スピカが出逢ったことから物語が始まる作品。今回はアリスと共に星を採る「シドゥス・ピオニエ(開拓者たちの星小隊)」に所属する二人の姉妹と、雫星の分厚い殻を砕く大型火器を搭載した「A型破砕ステラ」が公開された。ブログではキャラクターやメカニックのデザイン画のほか、設定も掲載。なお、今回でメインとなるキャラクターが出揃った形になるとのこと。

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  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。