井戸だけに奥深い恐怖が味わえるVRホラー『The 井戸』

VR(仮想現実)と相性がいいコンテンツといえば、シューテイングゲームやFPS。ジェットコースターなどがあるが、ホラーゲームもその一つ。Oculus Riftを被って没入感が深くなると、自分のキャラと感覚が同一になってくるため、その恐怖は倍増する。

Oculus Riftの初期型DK1の時点では、Yuuji氏(@yuujii)の『Haunted Rift』などのホラーコンテンツが人気だったが、DK2になってからはまだ少ない。
本格的なホラーのコンテンツを作ろうとするとかなりの時間がかかってしまうことも確かだ。

今回は、日本人の制作者でVRクリエイターとして活動している桜花一門氏(@oukaichimon)が非常に短時間でDK2の性能を活かして、恐怖を体験できるコンテンツ『The 井戸』を公開しているので紹介しよう。

目の前に井戸がある状況…

このデモ自体は30秒程度で終了する。

ソフトを起動すると目の前に見えるのは、荒涼とした砂漠のような場所に井戸が一つ。
ポジション・トラッキングの性能を活かして、前後左右に移動すると井戸に近づいたり離れたりできる。

そして、明らかに怪しげなカリカリ…という音が聴こえてくる(ヘッドホン推奨、耳元に響いてくる)

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この井戸

プレイヤーがすることは一つしかない。

そう、近づいてこの暗い暗い不気味な井戸を覗くこと。

この動きにDK2の性能をフル活用している。
近づくためには顔を前に出せばいい。カメラがその動きを認識して井戸に近づくことができる。そして、頭を下に向けると…。

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もう無理…
※筆者はホラーが苦手

覗くと何が起きるのかを明らかにしてしまうと、今後プレイする時の面白みを99%減らしてしまうので、この記事では秘密としたい。

ところで、この井戸。覗いたら明らかに何かが起きるという雰囲気しかしない。
そう、お化け屋敷と同じ構造で、「何かが起きると分かっているけど、びびる」という仕組みだ。むしろ、何か起きると予期できるからこそ、「恐怖の期待値」が高まって、より深い恐怖が味わえるのかもしれない。

『メタルギアソリッド』シリーズの小島監督の制作チームが最近リリースして話題になったPS4の体験版『P.T.』も、とにかく「恐怖の期待値」を高める怖いゲームだ(筆者は3分間プレイして耐え切れず、そっとPS4の電源を落とした)。

この『The井戸』はまさに没入感を深めるVRの醍醐味を味わえるコンテンツと言える。操作も一切必要なく本当に簡単に遊べるのもポイント。ぜひ再考の恐怖を体験してみてほしい。

[基本情報]
タイトル The 井戸
制作者 桜花一門(@oukaichimon)
価格 無料
ダウンロード方法 制作者サイトからDL
備考 ヘッドホン推奨。始める前に、周りに物がないこと、椅子に座っている場合は後ろに倒れないことを要確認

[プレイ環境]
G-tune Netgear note i790SA1(ノート)

OS Windows 7 64 home
CPU Core i7-4700MQ 2.40GHz
メモリ 16GB
GPU GeForce GTX 870M
使用モード Extend

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    すんくぼ(@tyranusii

    学生時代、MMORPG「リネージュ」で朝から晩まで飽くことなきレベル上げと戦争に没頭する毎日を送る。本業では廃人卒業後、国家公務員を経て、再びゲームの世界へ。「もぐらゲームス」を立ち上げました。ハマったゲームはライブアライブ、ファイアーエムブレム 聖戦の系譜、デモンズソウルなど。
    個人ブログもやってます:もぐらかペンギンか