もぐらゲームスSteamキュレーターページでピックアップした新作&注目フリゲ・インディーゲーム(2025年6月版)

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本記事では、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」の「もぐらゲームスSteamキュレーターページ」においてピックアップした、2025年6月リリースの新作&注目フリーゲーム・インディーゲームの情報をお届けします。

「もぐらゲームス」Steamキュレーターページはこちら(※主に毎週土日に更新)
https://store.steampowered.com/curator/27092689/

▼目次

  1. 『ネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父―』(2025年6月6日配信)
  2. 『Path of the Abyss』(2025年6月14日発売)
  3. 『バックパック・バトル』(2025年6月14日発売)
  4. 『A Tithe in Blood ~血の契り~』(2025年6月17日発売)
  5. 『猛将三国』(2025年6月17日発売)
  6. 『NITRO GEN OMEGA』(2025年6月18日発売) ※早期アクセス版
  7. 『首無し魔獣と双子姫』(2025年6月18日発売)
  8. 『DragonLoop』(2025年6月18日発売) ※日本語未対応
  9. 『サカモト危機弾発』(2025年6月19日発売)
  10. 『Bloom Thrice ~三度咲く』(2025年6月20日発売)
  11. 『魔神少女エピソード4 届ける想い』(2025年6月20日発売)
  12. 『霜夜ゆく』(2025年6月21日発売)
  13. 『Mushroom Musume』(2025年6月21日発売) ※日本語未対応
  14. 『NOVEMS』(2025年6月23日発売)
  15. 『Outrider Mako ~露払いマコの見習帖~』(2025年6月23日発売)
  16. 『リンカネーション・ジャーニー - journey of reincarnation -』(2025年6月27日発売)
  17. 『Ruffy and the Riverside』(2025年6月27日発売)
  18. 『DRAPLINE』(2025年6月30日発売) ※早期アクセス版

『ネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父―』(2025年6月6日配信)

国王クロマークより、国民が次々と失踪を遂げる事件の解決を命じられた勇者ハロルド・ケンジャノッチと仲間たちが立ち上がる。

彼らの前に立ちはだかるのは、魔王ユウ・シャノチーチ。冒険の終わりに彼らは何を目にするのか!?すべてがネタバレだらけのストーリーが異彩を放つRPG。ストーリー重視ながらバトルも手応え十分で、なかなか濃いひと時を楽しめる。

だが、真に濃いのは……これ以上は己が目で確かめよ!

『Path of the Abyss』(2025年6月14日発売)

恐るべきモンスターが沸き出すようになった遺跡の探索に挑む3DダンジョンRPG。3×3の「隊列パネル」にセットされたコマンドを選び、攻撃を始めとする行動を取っていくリアルタイム形式の戦闘システムが見所。

パネルのコマンドは自由にカスタマイズ可能なほか、相互作用を起こす組み合わせもあるため、個々の配置を考える面白さもある。育成面でもカスタマイズ性にこだわっているなど、やり込み周りも注目。

『バックパック・バトル』(2025年6月14日発売)

整理整頓こそが最強!バックパックに武器・防具・薬品・果物といったアイテムを購入して詰め込み、バトルを勝ち上がっていく対戦ゲーム。

特定の種類のアイテム同士を隣り合わせることで発揮する追加の効果やアイテム合成を活用しつつ、アイテムの購入と鞄の拡張のバランスを取る点が重要で、頭を悩ませる。バトルはオートで進行。鞄の整理だけに集中できるようになっており、自分のペースでじっくり手軽に楽しめる。

『A Tithe in Blood ~血の契り~』(2025年6月17日発売)

物静かな大学生「浅川穂花」が深い悲しみのなか、失われたはずの「血の魔法」に傾倒していく様を描くダークな百合ビジュアルノベル。

長く喪失感に苛まれていた穂花は、封印された架空の明治時代へと迷い込み、そこで出会った大魔術師「安江」と互いに惹かれ合い、心を通わせていく。だが、魔術と魔術師の禁断の世界に足を踏み入れた穂花に待つのは破滅。

それがいかなる悲劇となるかは……覚悟の上で見届けるのだ。

『猛将三国』(2025年6月17日発売)

『三国志』に『三国演義』、そして現代の人気文学作品に影響を受けた戦略シミュレーションRPG。三国時代、「黄巾の乱」前夜(西暦182年)を舞台に本作オリジナルのキャラクター、もしくは歴史上の武将たちになり、乱世到来前に軍事力と人脈を築き上げることを目指す。

戦闘はリアルタイムの集団戦で、ゲームが進むほど戦いの規模が大きくなっていく。あえて孤独な遊侠となり、放浪するという遊び方も可能だ。

『NITRO GEN OMEGA』(2025年6月18日発売) ※早期アクセス版

バトルメックを操縦するパイロットたちの指揮官になって、過酷な任務に挑むターン制タクティカルRPG。立場の異なるパイロット4人に適切な指示を出し、敵の機械たちに立ち向かう戦闘システムが特徴。

だが、士気の管理が甘いとパイロットが戦闘中に勝手な行動を取ったり、最悪、命を落としてしまうことも。そんな戦闘以外の事柄にも神経を注ぐ必要のある戦略性の高さも見所だ。躍動的で力強いアニメ風の演出も必見。

『首無し魔獣と双子姫』(2025年6月18日発売)

ゲームの世界に閉じ込められ、険悪なムードになった双子姫が立ちはだかる強敵との戦いを繰り広げるタワーディフェンスゲーム。

剣士、騎士、弓術士といったぬいぐるみの兵たちを召喚し、WAVEごとに現れる敵を迎え撃て。ぬいぐるみたちにはそれぞれ固有の必殺技があり、一定間隔で連続発動させるとコンボが成立。それで敵を一網打尽にして戦況を覆し、報酬ボーナスを得るという爽快な一手を下せる作りが特徴だ。

『DragonLoop』(2025年6月18日発売) ※日本語未対応

記憶を失い5日間の「タイムループ」に捕らわれた麒麟少女となり、ループから脱出するために冒険する探索型2Dアクションゲーム。

日数が経過する中で「世界線」と呼ばれるいくつもの未来へと分岐し、同じ場所であっても訪れる時間が異なれば地形や敵の様子が変化する。時間停止や壁をもすり抜けるワイヤー移動といった強力なアクションの数々も魅力。時を翔け巡り己が輪廻を断ち切れ。

『サカモト危機弾発』(2025年6月19日発売)

異世界「ふわふわランド」に転移した坂本龍馬となり、散り散りになった偉人たちを探し出し、薩長同盟の成功を目指す見下ろし型弾幕シューティングゲーム。

坂本龍馬の特技である時間停止と瞬間移動の能力を駆使して弾幕をかいくぐり、凶暴な現住生物を撃退しながら進め!時間停止中は敵の弾を吸収可能。それで強力な一撃を繰り出すカウンター戦術が用意されているのが特徴だ。

ストーリーと設定は考えたら負けです。

『Bloom Thrice ~三度咲く』(2025年6月20日発売)

女神によって創世された「美しき世界」を旅する探索型2Dアクションゲーム。パステル調のビジュアルと、奇をてらわずコンパクトにまとめられたゲームシステムが特徴となっている。

スキルを使用可能にするバッジなどのアイテムを探し出したり、番人の住む塔でバトルの腕試しをしたり。風景を楽しみつつ心行くまで気ままに旅をしよう。

『魔神少女エピソード4 届ける想い』(2025年6月20日発売)

2Dアクションゲーム『魔神少女』のシリーズ最新作。謎の集団「ヴェルデ」が封じた連絡魔法「伝法」を再び使えるようにし、平和を取り戻すために魔神「シズー」が戦う。

基本の作りは過去作を踏襲しつつ、「ジャマー」の破壊を目標のひとつとして組み込んだステージ、スキルツリー形式を採用したステータス強化システムなどの刷新が図られている。グラフィックもキャラクターの頭身がほんの少し上がっている。

『霜夜ゆく』(2025年6月21日発売)

SF小説『冷たい方程式』に影響を受けたアドベンチャーゲーム。

多くの人命を助ける貴重品を持った宇宙船に、人造人間の少女が密航者として現れる。それにより宇宙船は重量オーバーを引き起こして本来の航路を辿れなくなり、重量を減らすために何かを“捨てる”ことが求められる。

対象となるのは船内の設備、そして少女本人。
そんな究極の選択が試されるストーリーとシステムを最大の特徴とする作品である。

『Mushroom Musume』(2025年6月21日発売) ※日本語未対応

深く暗い森の中で「キノコ娘」を育てる、妖しさたっぷりの育成シミュレーション&ノベルゲーム。食べ物を与えたりコミュニケーションを取ったりしながら、徐々にキノコから人型へと姿が近づいていく彼女の成長過程を見届けよう。

行きつく先は鮮やかな毒キノコ?それとも生き物に取りつく冬虫夏草?30を超える結末を巡ると共にキノコ年鑑の記録を充実させていこう。

『NOVEMS』(2025年6月23日発売)

3×3の9マスで構成された魔導書の1ページにカード9枚を配置し、自分だけのビルドを組んで戦うオートバトル・デッキ構築ローグライク。

カードは単体では完結せず、ほかのカードと「リンク」を組むことでさらなる力を発揮。リンクは複数確立させることも可能だが、カードの獲得はランダムなため、アドリブ的な対応が求められる。そんなパズル性の高さと、麻雀を思わせるスリリングな駆け引きが異彩を放つ。

『Outrider Mako ~露払いマコの見習帖~』(2025年6月23日発売)

神々の世界「マヨイ」へとやってきてしまった主人公「マコ」が、元いた世界に帰るために運び屋の下っ端として働くストーリーが展開される見下ろし視点のアクションゲーム。

敵や柱などへ跳び乗ったり、「赤蜜」なる液体をかけて敵の動きを止め、その隙に追撃を加える躍動的なアクションが特徴。細部まで描き込まれたグラフィック、和の要素を前面に出した世界観、仕掛けに富んだフィールドマップも見所となっている。

『リンカネーション・ジャーニー - journey of reincarnation -』(2025年6月27日発売)

ローグライク+オートバトル+往年の8ビットゲーム機の雰囲気を組み合わせたRPG。天界で新たな人生を歩むことになった主人公が探索のたびに構造が変わるダンジョンに挑む。

コマンド選択のないフルオートなバトルシステムと、3種類の「宝珠」に「チェイン」といった戦況にさまざまな変化を及ぼす戦略要素が特徴。転生を繰り返し、ベストな戦法を編み出しながら最深部で待つドラゴンの討伐を目指そう。

『Ruffy and the Riverside』(2025年6月27日発売)

氷、溶岩などの地形を思い通りの姿に描きかえる特殊能力「フリップ」を宿した主人公「ルフィー」となって冒険を繰り広げていく3Dアクションアドベンチャーゲーム。

キャラクターは手描きイラスト、地形や背景は3DCGというインパクト絶大なグラフィックを特徴とする。フリップを使った謎解き、随所に設けられたクエストなど、ゲーム本編もやり応え・ボリューム共に並々ならぬ気合が込められている。

『DRAPLINE』(2025年6月30日発売) ※早期アクセス版

1年後に訪れるという「災い」に対抗するためにドラゴン娘を育てる、1プレイ約1時間で繰り返し遊べるローグライト育成シミュレーションゲーム。

お金をやりくりしつつ、色々な物を買い与えたり、あいさつを教えたり、時には強敵と戦ったりして、災いに対抗できる力をつけさせよう。

……こら!それ食べちゃダメ!この腹ペコドラゴン娘、なんだって食べちゃうぞ!?

  • もぐらゲームス編集部