CEDEC2016にて個人制作ゲームに関するセッションが開催

イベント

2016年8月24~8月26日の期間で開催するゲーム開発者カンファレンス「CEDEC2016」。
開催2日目である8月25日(木)の13:30~14:30にて、小規模・個人制作ゲームに関わるディベロッパー5名が、自主制作ゲームの開発シーンをテーマに、現状と今後の展望について話し合うセッションが開催される。

CEDEC
「僕たちは作りたいものを作る」自主制作ゲームの今
http://cedec.cesa.or.jp/2016/session/BP/6006.html

本セッションは、同人ゲーム・インディーゲーム・フリーゲームなどの言葉で呼ばれる日本国内の自主制作ゲームの開発シーンをテーマとしている。講演者メッセージの一部には「個人・小規模でゲームを作ってリリースしながら生きるというライフプラン」、「継続できるゲーム制作」といった、個人開発者にとって関心のある内容が挙げられている。

登壇者は、元スクウェア・エニックスのゲームプランナーで、現在は「GDH2030」を開発中である下田 賢佑氏、Steamにて配信されている『Back in 1995』などの開発者である一條 貴彰氏、iOS/Android向けゲーム「とっとこダンジョン」「ここっとダンジョン」の開発者である木村 征史氏、iOS向けのローグライクゲーム「Gesuido」の開発者・三原 亮介氏、フライトシューティング『EFFY one of unreasonable “if"』などを制作したサークル『Project ICKX』を立ち上げた若葉 章氏。

セッションで得られる知見としては、「小規模・個人ディベロッパーの多様な価値観」、「自己資金による小規模ゲーム開発とパブリッシングの実態」、「自分に合った制作のスタイル」といった項目が挙げられている。CEDECに参加予定の方で、個人・小規模のゲーム開発について関心のある方は、参加してはいかがだろうか。

「僕たちは作りたいものを作る」自主制作ゲームの今
http://cedec.cesa.or.jp/2016/session/BP/6006.html

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。