飛べぬなら飛ばしてみようペンギンを。フライングペンギンアクション『Flynguin Station』

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南半球の南極圏に近い海を中心に生息し、ダチョウなどと共に「飛べない鳥」の一種として知られている「ペンギン」。ラグビーボールのような丸く寸胴な身体でペタペタと地面を歩く姿が可愛らしく、交通系ICカードSuicaなど様々なところでマスコットキャラクターとして採用されている。
また、日本各地の水族館などでも人気者のひとりで、世界で人に飼育されているペンギンの1/4が日本に住んでいるという驚きのデータもあるという。
だが、そんな立場に甘んじる彼らではなかった!

今回紹介する『Flynguin Station』はOdd Time Studiosが開発したペンギンを主役としたアクションゲーム。2019年9月24日よりSTEAMにて配信が開始されている。

大空へ向かって飛翔せよ!(強引に)

鳥としての尊厳を取り戻すべくペンギンたちが用意したもの。それは、スキージャンプ台と背中に背負うジェットエンジン、そして手製の羽。前代未聞の人鳥による鳥人間コンテストの開幕だ。

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まずはジャンプ台で滑走して加速を付ける。このとき、雪のでっぱりにぶつかってしまうとスピードが落ちてしまうので、左右に動いてうまく避けよう。

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そして踏み切りで発破!爆破のタイミングによって角度が決定する。発破が早いとほぼ直角で飛び出すことになるので、気持ち遅めぐらいに爆破するのがコツだ。

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あとはペンギンが空を飛んでいくのを眺めるだけ、ではない。油断は禁物だ。ワンバウンドしたのち二度目の接地で氷の上を滑走する状態に突入する。氷の上では氷柱やアザラシにぶつかってしまうとアウトとなるため、障害物は左右に動いて回避しよう。最後の最後まで貪欲に距離を稼いでいこう。

The Roll Penguing Game

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何度か挑戦してみて、なかなか飛距離が伸びないと思い悩むところもあるかもしれないが、心配は無用。本作ではRPG的要素として、飛行距離に応じて経験値が溜まりパワーアップを図ることができるシステムが搭載されている。

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レベルがひとつ上がるたびに開発ポイントを入手することができる。入手した開発ポイントはファクトリーで使用することで、パネルの効果や発生率を上げ下げする、装備の効果を高めるといった能力をパワーアップさせることができる。パワーアップ時は能力のうち5種類がランダムにが選出され、そのうちひとつを選択してパワーアップさせることとなる。開発ポイントは飛行中に入手したお金でも購入することが可能だ。

また、所定のレベルまで上昇することで更なる滑空を可能にする羽根やロケット、お金を引き寄せる幸運のアクセサリーといった様々な装備を買うことができるようになる。

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…ペンギン君。それは羽根とちゃう、手羽先や。しかも背中のロケットはメン○スコーラやないか。こんなものでもちゃんと飛行距離が伸びるのだからツッコミが追いつかない。何はともあれ、レベルが上がることで飛距離は着実に伸ばせるので、めげずにペンギンを繰り返し飛ばして成長させていこう。

世界に、そして己に挑め!

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画面右上には世界中のプレイヤー達が出した飛距離の記録が表示され、到達地点にはそれぞれのペンギンが立っているほか、自己ベストの地点には目立つように光の柱が立ち、視覚的に記録を確認しやすく、ついつい記録更新への意欲をくすぐられてしまう。一度のプレイはとても短いのに、あと一回、もう一回と繰り返すうちに、気が付けばどっぷり遊んでいた…なんでことも。

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はっちゃけぶりが愉快で手軽に遊べるので、ペンギン好きな人もそうでない人もプレイしてみてほしい作品だ。

[基本情報]
タイトル: Flynguin Station
制作者: Odd Time Studios
クリア時間:  1フライト3分程度
対応OS: Windows
価格: $9.99 / ¥1,010

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    真野 崇(@tacashi

    フリーゲームと共に四半世紀を生きるフリゲ馬鹿一代。
    フリーゲームのレビューブログ「自由遊戯黙示録」を経て、自身のフリゲ人生を集約した、フリーゲーム・同人ゲーム・インディーズゲームの年代記「自主制作ゲーム史論」を執筆。