フリーゲームダウンロードサイト「ふりーむ!」第11回ゲームコンテストの結果が発表!

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10,000本近くという数多くのフリーゲームが登録されているダウンロードサイト「ふりーむ!」。もぐらゲームスの読者の方々も、ゲーム探しのために日々利用しているのではないだろうか?

今回は、そんな「ふりーむ!」の主催する「第11回ふりーむ!ゲームコンテスト」の結果が発表されたので、紹介したい。本コンテストは「ふりーむ!」に投稿されたゲームの中から選考委員が受賞作を選出する形式で、賞の部門はバラエティに富んでおり、毎回多くの力作が選出されることが特徴となっている。

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第11回 ふりーむ!ゲームコンテスト 結果発表

多くのフリーゲームの中から見事最優秀賞に輝いたのは、マルチシナリオファンタジーRPG『WIZMAZE(ウィズメイズ)』。その本格的なゲームデザインや練り上げられた世界観から、かねてからファンの多い作品となっていた。

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『WIZMAZE』

そして優秀賞には「誰でも殺せて、誰にでも乗り移れる」というゲームシステムが独特なRPG『妖刀伝』が続いた。

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『妖刀伝』

またゲームジャンル毎の部門については、『カリスは影差す迷宮で』、『Time Flow』、『RxHpsychosis』、『鉄格子の逢瀬』、『MECHA Ritz』、といったゲームがそれぞれ金賞を受賞している。これらのゲームは以前にもぐらゲームスにて紹介を行なったので、興味のある方はぜひ遊んでみてほしい。

フリーゲーム『カリスは影差す迷宮で』 。下された任務は「仲間殺し」。限られた期限を上手く使う遺跡探索RPG

フリーシナリオRPG『Time Flow』。あなたが選び取る物語と、名作から受け継がれた冒険の楽しさ

フリーホラーゲーム『RxHpsychosis』。ホラー×ローグライクという恐怖の新機軸

スマホで遊べるフリゲアドベンチャー『鉄格子の逢瀬』。それでもあなたは、彼を「処刑」しますか?

『MECHA Ritz』弾幕STGは現代アートになりうるか?フリゲで始めるSTG:第4回

振り返るのが恐い短編フリーホラゲ『アイシャの子守歌』。劇中で間接的に”語られる”悲劇とは?

フリーホラーゲーム『A』。サーカスを舞台に紡がれる少年少女の物語

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。