フリゲ音楽のコンピレーションアルバム「ふりっくす!!」。あの人気フリーゲームのアレンジ曲が聞ける!

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これまで数多くの作品が作られてきたフリーゲーム。優れたゲームデザインだけでなく、世界観を演出する「音楽」にも関心を持っている方は多いことだろう。
今回は、そんな「フリーゲームの音楽」に着目したフリゲ音楽の同人コンピレーションアルバム「ふりっくす!!」を紹介する。このアルバムは、1月31日に開催される「freedom game」内にて頒布される予定だ。

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イメージ60353フリーゲームコンピレーションアルバム「ふりっくす!!」公式サイト

「freedom game」

本作の特徴は、様々なフリーゲームで使用されている楽曲のアレンジ曲を楽しめるコンピレーションアルバムというだけでなく、フリーゲーム制作者の方々が、イラスト提供や楽曲のアレンジなどで企画に参加しているところだ。
参加者には、RPGとしての秀逸なゲームデザインが光る作品『ふしぎの城のヘレン』制作者のさつ氏、「ノンフィールドRPG」というジャンル名を打ち出した『雪道』などを制作し、近年ではアナログゲーム『シェフィ』の制作も行なったサークル「ステッパーズストップ」のポーン氏、そして独特の世界観でプレイヤーを虜にしたサークル「アンディーメンテ」の泉和良氏などの名前が挙がっている。フリゲ制作者の他にも、VOCALOID楽曲のイラストなどを担当しているきゃらあい氏など、多くの協力者が参加している。

収録されているアレンジ曲は全11曲。原曲が使用されているゲームタイトルは『ib』、『コープスパーティー』、『Alice mare』、『魔王物語物語』、『HOME TOWN WORK』……などなど。一度は遊んだことのあるフリゲ作品ではないだろうか?

【収録楽曲のPV】
CDに収録されているアンディーメンテ『アールエス』の楽曲に関しては、原作者であるジスカルド氏によるセルフアレンジとなっている

公式サイトでは、収録されている具体的なゲームタイトル、楽曲などの情報が公開されている。素敵な楽曲で彩られるフリゲの世界を、ぜひ楽しんでみてはどうだろうか?

フリーゲームコンピレーションアルバム「ふりっくす!!」公式サイト

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。