関西最大級のアナログゲームイベント開催!「ゲームマーケット2015 大阪」体験レポート

3月1日、関西では最大規模となるアナログゲームのイベント「ゲームマーケット2015 大阪」が開催された。

来場者の増加に伴い、前回まで開催されていた大阪マーチャンダイズ・マートから、鶴見緑地にあるハナミズキホールにて開催されることとなった。

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当日はあいにくの雨。しかし、筆者が到着した朝の8時頃には、開場2時間前にも関わらず、既に50人程の待機列が出来ており、後方列の確認は出来なかったが、開場となる10時までに数百人程の列が出来ていたようだ。

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年々来場者は増加しており、近年のアナログゲーム人気の高まりを感じさせる。

主催者発表によると、前回比3割増の約3000人が来場したということだ。

さて、今回の記事では、「ゲームマーケット2015 大阪」の体験レポートとして、以下、出展されたいくつかのサークルを簡単に紹介したい(サークル敬称略)。

なお、事前レポートとして注目していた作品については以下の記事にまとまっている。こちらも合わせて一読頂きたい。

ゲームマーケット2015大阪で注目のカードゲーム・ボードゲーム8作品!

サークル ぐうのね

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サークル ぐうのねの『チューリップ・バブル』。
初出展にも関わらず、予約開始1時間で受付締切となった。また、当日頒布分は開場後5分ほどで完売し、人気の高さを伺わせた。上の写真で見られるような、チューリップの美しいアートワークに、完売後も足を止める人が多かった。
再販・通販の予定もあるということなので続報を待ちたい。次作以降も期待したいサークルだ。

サークル Saashi & Saashi

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サークル Saashi & Saashiのカードゲーム「Aコードで行こう」。
ジャズをテーマにしたシンプルながら美しいアートワークと、上級者も唸るしっかりとしたゲーム性は、幅広い層から人気を博しており、こちらも開始30分足らずで当日頒布分が完売となった
再販時期は未定ということだが、決定次第告知があると思われるので続報を待ちたい。

サークル ゲームNOWA

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サークル ゲームNOWAのブースでは新作『VIVA!ココノッツ』、旧作の『かに将棋』、Joynt Game Factoryの委託として『真説 大蛇のえじき』、『AYASU』が売られていた。
VIVA!ココノッツ」はバッティングとビンゴを合わせた手軽に出来るゲームで、ゲームマーケット後の感想ツイートなどでも、とても好評のようだ。

サークル 高天原

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サークル 高天原のブースではトリックテイキングゲームを中心に所狭しと多数のゲームが頒布されていた。
人気ボードゲームPodcast「ボードゲーム研究室!」とコラボレーションした『Keystone』、トリックテイキングだけに特化した本『Trick Taking Book 2015』などが特に目を引いた。
もぐらゲームスでも紹介した『カピバラバラバラ』などは可愛いイラストに惹かれたのか、女性人気も高かったようだ。

サークル ひとじゃらし

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サークル ひとじゃらしの『3秒ルール』は特製の「3秒板」から玉を転がし、カードに書かれたお題を玉が落ちきるるまでにクリアしキャッチするというパーティーゲームだ。
失敗した時には3秒板の下に付いた磁石に玉がくっついて「カチャ!」と音がする。アナログならではの一面を見せてくれる作品だ。

サークル 豚小屋

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Podcast「豚の鳴き声」を配信しているサークル 豚小屋は、初出展にも関わらず、自サークルから3作品ものゲームを頒布しており、今回のゲームマーケットに対する意欲が伺える。
近年印刷所に発注するサークルが多くなっている中、名刺大のカードに自家印刷というスタイルながら、ゲーム内容の確かさで『知ったか映画研究家』、『お前アイツの事好きなんじゃね?』が完売という盛況ぶりだった。

サークル 双天至尊堂

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サークル 双天至尊堂は日本や世界の伝統ゲームを制作・頒布していた。
明治時代に生まれた『手本引き』など、あまり知られていない伝統ゲームを遊びやすく改良しており、新作が中心のゲームマーケットにおいて、伝統ゲームの深みを増すサークルとなっていた。

サークル 鍋野企画+数寄ゲームズ

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こちらはサークル 鍋野企画+数寄ゲームズだ。
2サークルの合同出展で、注目だったのは鍋野企画の旧作『犯人は踊る』とのコラボレーションで数寄ゲームズが制作した『犯人は踊るポーカー』、数寄ゲームズの旧作『姫騎士逃ゲテ~』とのコラボレーションで鍋野企画が制作した『姫騎士の魂』だ。
サークル同士のコラボレーションが見られるのもこういったイベントの醍醐味だろう。

Product Arts

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企業ブース Product Artsでは新作『ART OF WAR the card game』が発表され、試遊卓も大変盛り上がっていた。6種類のカードを組み合わせて自分のデッキを作っていく為1セットでも十分楽しめるが、複数セット購入していく人が多かったことも印象深かった。

Oink Games

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企業ブース Oink Gamesのブースでは新作「トロル」他、旧作も多数販売されていた。
統一されたサイズ、目を引く色のパッケージ、大きなのぼりに青色のTシャツ。見た目だけでも非常にキャッチーだが、ゲーム内容も繰り返し遊びたくなる面白い作品ばかりだ。
デザインが良く、遊びやすく、目につきやすい。終始ブースに人が絶えなかったのも当然と言えるだろう。

サークル ちゃがちゃがゲームズ

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サークル ちゃがちゃがゲームズは福井のクリエイター集団だ。
各々のゲームデザイナーが様々なゲームを作っており、見ているだけでも楽しくなるブースだった。
新作はなかったが、改良された『くだものあつめ第二版』や『かたろーぐ第三3版』などが出展されていた。全体としてコミュニケーションを重視する作品が多く、子どもや初心者でも楽しめるものが多かった。

長時間のイベントながら、出展サークル、来場者の多さから全てをじっくり見ることが出来ず、筆者がかなり見逃してしまった作品もあったかと思う。
事前告知などあまりされないサークルもあるので、次回のゲームマーケットでは、公式サイトなどを参考にしながら是非ご自分の足で気になるゲームを探して欲しい。

次回、東京ビッグサイトでの、ゲームマーケット2015春は5月5日(火・祝)だ
なお、関西での次回開催は場所が変わり、神戸国際展示場(ポートアイランド)での開催となる。
ゲームマーケット2016神戸 として、2月21日(日)に開催されるということなので注意されたい。

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    おこげ(@orokoge

    デジタルゲームで一番プレイしたのは『ワールド・ネバーランド』初期2作。現在はゆるふわボードゲーマーとして僻地高知でマンガをメインに雑多な趣味で広く浅く活動中。