Steam初心者にも!定番のおすすめ名作インディゲーム16選

いまでは多くの人が利用しているPC向けのゲーム配信プラットフォーム「Steam」。

今回は、そんなSteamのゲームの中から、初心者にもおすすめしたい、定番の名作インディゲームを16作品紹介。日本語対応の作品、または英語が分からなくても問題なく遊べる作品を多く取り上げているので、ふだん多数の作品の中から選びきれなかった人も、これを機会に気になったゲームをプレイしてはいかがだろうか。

Steam おすすめ 名作 ゲーム

なお、もぐらゲームスでは以前にもSteamで購入できるおすすめゲームの紹介を行っている。こちらも合わせてお読み頂きたい。

Steamセールで買いたい!おすすめ名作インディゲーム20選

『片道勇者』

「強制横スクロール」と「ローグライクRPG」というゲームアイデアを融合した『片道勇者』。SmokingWOLF氏によって制作された本作は、「不思議のダンジョン」シリーズのフロア滞在ターン数制限を再解釈したかのようなシステムが最大の特徴。

プレイヤーは、画面左端から迫ってくる、世界の終わりである「闇」に呑み込まれないよう、ひたすら右を目指してマップを探索してゆく。「闇」に呑まれるギリギリのところで敵や障害物に挟まれた際の焦燥感と、それを切り抜けた際の達成感は他ではなかなか味わえない。

他にもキャラのスキルカスタマイズや職業選択、難易度の選択に次周への引き継ぎ、さらには日替わりのキャンペーンなど、繰り返し・何度もプレイしたくなる要素が含まれた一作だ。本作は、要素追加版である『片道勇者Plus』や、2016年にTRPG版の発売やリアル冒険ゲームの開催も行われるなど、幅広く展開している名作となっている。(日本語対応)

紹介記事:
行きて帰らぬ物語―いやプレイヤー的な意味で。 SilverSecond『片道勇者』レビュー
ゲームの半分はフリーゲームとして作り続けたい ―開発者SmokingWolf氏インタビュー(前編)
「欲しい」と思われるものを作る―ゲーム開発者SmokingWOLF氏インタビュー(後編)
人気ローグライクRPG『片道勇者』がTRPGに!『片道勇者TRPG』が発売決定

『UnderTale』

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
『UnderTale』はTobyFox氏率いるチームに制作された海外RPGであり、2015年9月15日に公式サイト、およびSteamにて販売が開始された。Steamでは2016年11月現在、ユーザーによる60000件以上ものレビュー評価が寄せられ、それら評価の96%以上が「好評」という、非常に高い人気を得ているゲームだ。
 
かつて地球では人間とモンスターが共存しており、ある日、互いに衝突して戦争が起きてしまう。長い戦いの後に人間側が勝利して、モンスター達を魔法により地底へと封印する。
 
物語の舞台は、それから長い時を経た201X年。主人公となる子供は、とある山に登っていたが、この山には「登った者は二度と帰ることができない」という言い伝えがあった。うっかり穴に落ちてしまった子供は、モンスター達が生息する地下世界へ入り込むことになる……。というのがあらすじだ。
 
もぐらゲームスでは、下記の紹介記事にて極力ネタバレを排した紹介を行っている。レビューでは登場キャラクターの詳細や冒険のワンシーンなどについて全く触れていないが、未プレイの方へ向けて『Undertale』の魅力をこの上なく堪能してほしいからである。とにかく、ゲームに登場するありとあらゆるものを初めて目にしたときのインパクトが強い作品なのだ。少しでも興味を持った人は、事前情報をなるべく集めずに、まず作品をプレイしてみることをおすすめしたい。

こちらは現在英語版の配信が行われており、公式による日本語版の配信が2017年内に予定されている。

紹介記事:
名作インディーRPG『Undertale』は、「モンスターを倒す」ことの意味を問い掛ける
名作インディゲームRPG『UnderTale』 公式日本語版が2017年配信予定

『Goat Simulator』

公開時に大きな話題となった、既に体験しているユーザーも多いと思われる、愛すべき名作バカゲー。そのバカゲーっぷりは開発者も「こいつを買うための10ドルでレンガの山でも買った方がいいよ!」というジョークを飛ばすほど。

しかしバカゲーの類と侮るなかれ、本作はの『ヤギを操作する物理シミュレーションゲーム』としても手が込んでいる。不死身のヤギを操り、ゲーム内世界でただただ破壊と暴走の限りを尽くすのだ。オブジェクトを破壊したり人をふっ飛ばしたり、ジェットパックででたらめに空へ打ち上げられたりするのは案外爽快なもので、気がつくと大量に並んだ店の商品や建設資材を頭突きでなぎ倒していくような楽しみが味わえる。

また条件を満たすとUFOに連れ去られたり、人間を生贄に捧げることで悪魔の力を手に入れたり、ガケから岩を落としてバーベキュー会場を吹き飛ばしたり、ヤギの宮殿を訪れたり……と遊び心には事欠かない。

現在ではプレイ済みという方も多いだろうが、未プレイの方は今回を機会に遊んでみてはいかがだろうか。(日本語対応)

紹介記事:
通行人を突き飛ばせ!ジェットパックで空を飛べ!生贄を捧げ、悪魔の力を手に入れろ!ヤギ大暴れ 『Goat Simulator』レビュー

『Momodora:月下のレクイエム』

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
まず紹介するのは、Bombserviceが手掛ける『Momodora』シリーズの4作目『Momodora:月下のレクイエム』。広いマップを探索するタイプの2D横スクロールアクションで、いわゆる「メトロイドヴァニア」と呼ばれるジャンル。

本作でまず目を奪われるのがドット絵で描き込まれたビジュアル。特に「動き」がすばらしい。ドット絵のレトロな印象を受けつつも、なめらかに動くキャラクターのアニメーションはまさに現代の産物。プレイ中、主人公の司祭・カホのやわらかい走りモーションや、ヒットストップがビシッとかかる攻撃モーションも気持ちいい。待機モーションで見せてくれるあくびなどもかわいらしい。

本作はジャンプ&アタックを基本としたスタンダードな2Dアクションだが、カエデの葉を使った近接攻撃の他に、弓矢による遠距離攻撃、2段ジャンプや回避の前転など、初期状態からアクションが豊富。さらに、探索中にゲットしたアイテムでアクションが増えていくため、カホはだんだんと高性能キャラクターとなっていく。

通常の敵の攻撃で体力の大半が奪われてしまうバランスだが、敵への攻撃ヒット時にビシッとかかるヒットストップとともに発生する、長いのけぞりモーションがチャンスとなる。1発当てれば敵の攻撃を中断させられるため、先手必勝だ。また、のけぞりモーションの最中は無防備なので、追撃でコンボを狙える。早い話が、1発当てれば「ずっとオレのターン!」となる。先手をとれず、敵の攻撃を許してしまうと非常に痛い反面、1発でも当ててしまえばなんとかなるので、リスクとリターンのバランスが取れている。

本作は3~4時間程度でクリアできるボリュームだが、本作の真髄は周回プレイにある。クリア後、アイテムやマップなどのデータを引き継いでの2周目が可能となっており、思う存分マップを埋めたりアイテムを収集することが可能なのだ。歯ごたえのあるアクションを求める人におすすめの作品となっている。(日本語対応)

紹介記事:
メトロイドヴァニアのツボを押さえた『Momodora:月下のレクイエム』は美しくもダークな夜想曲

『Mini Metro』


 
次はミニマルで美しいデザインのゲームとして、ついつい時間を忘れてプレイしてしまう鉄道運営シミュレーション『Mini Metro』を紹介。

ゲームを開始すると、上の画像のように無造作に○△□の記号が現れる。これが駅となっており、時間が経つと電車を待つ乗客が各駅の右側に集まる。乗客は降りたい駅の記号で描かれている。路線を引くのはマウスで駅から駅へとドラッグするだけでOKだ。
 
基本的なゲームの目的は、どんどん駅が増えていく中でどれだけ効率よく乗客を目的の駅に送りこむ路線図を敷き、駅のどこかで客が集まり過ぎて運行が停止してしまうまでにスコアをどれだけ伸ばせるかを競うというもの。

時間が経過するごとにランダムで新たな駅が出てくる。最初の○△□だけではなく、☆や◇型といったマイナーな駅まで登場してくるため、それらに乗客を送り届けるように路線を組まなければならない。ほうっておくとどんどん乗客が駅に集まってしまう。

路線運営から一週間ごとに、新たに使える電車や、より多くの乗客を乗せる後続車両や川や海を通って路線を敷くトンネルの数などを選ぶことができる。与えられた選択肢から状況に合わせてどんな戦略を立て、拡大していく路線を運営し続けられるのかがカギとなっている。本作はiOS版もリリースされているので、プレイスタイルに合わせて購入してはいかがだろうか。(日本語対応)

紹介記事:
美しいデザインと音楽が結婚した鉄道シミュレーション『Mini Metro』レビュー
鉄道運営シミュレーションゲーム「ミニメトロ」 スマホ版(iOS)が配信開始

『Tengami』


 
古来日本神話をコンセプトに、和紙でできた飛び出す絵本を「めくる」ような感覚で進めて謎を解いていくパズルアドベンチャー『Tengami』。先行でリリースされたiOS版と比較して、PC版ではその美麗なビジュアルを最大限楽しむことができるのが魅力だ。

スマートフォンの小さな画面の中にとどまっていた『Tengami』の美麗なグラフィックがPCの画面いっぱいに広がる様は圧巻だ。スマホ版は絵本という趣が強かったのに対して、PC版はその大きさもあって、美術館で水墨画を見ているような感覚に陥る。主人公の男はその絵の中を動く。まさに絵画の中で遊んでいるような感覚にひたることができる。より大画面でプレイすればするほどそういったプレイ感が強くなる。

古来日本神話を元にしているゲームと謳われている通り、和紙のような質感も主人公の服装や髪型も、そして桜や雪といった素材も「日本」を感じさせる世界観だ。しかし、プレイしてみると「これは日本のようで、日本ではない」と気づく。日本人が馴染んでいる和風ではないのだ。

デザイナーの東江氏は、『Tengami』で「海外の人が憧れる日本」を表現したという。海外、特に欧米圏で食べられている寿司が、「Sushi」という名前でありながら日本の本物の寿司とは似て異なるものであるように、『Tengami』の世界観は海外の人たちが日本に持っているイメージ・憧れを表現したという意味で「和風」なのだ。

なお、『Tengami』の音楽を担当しているDavid Wise氏は、日本では『スーパードンキーコング』シリーズの作曲者として有名だ。美しい世界と音楽を堪能したい人はプレイをおすすめしたい。(日本語対応)

紹介記事:
PC版が発売された『Tengami』。不思議な世界観の秘密を探る
和紙で作られた幻想日本――David Wise の楽曲が息づく絵本風アドベンチャー 『Tengami』

『LiEat』

Steam おすすめ 名作 ゲーム

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
『LiEat』はイラストレーターの△○□×(みわしいば)氏の手がける全3話完結の連作RPG。プレイ時間は1話につき1時間。全話を遊んでも3時間ほどの短編。だがこの短い時間の中に、ひとつひとつの物語の起承転結がうまく詰められていることが特徴だ。

物語としては、詐欺師の青年「レオ」と、「嘘」を見抜けるドラゴンの少女「エフィーナ(通称エフィ)」のコンビが、行く先々で事件に巻き込まれる。そこでエフィの能力を駆使し事件を解決していく、という筋書き。

ゲームシステムはオーソドックスなコマンド型RPGとなっている。特徴的な点として、エフィの特殊能力による「ウソを食べる」というシステム。登場人物が会話のなかで「ウソ」をつくたびに、マップ上にモンスターがあらわれる。しかしそこには「ウソ」と「ホント」のモンスターがまざっており、「ウソ」しか食べることができない。

戦闘後、それが「ウソ」だった場合は食べて消すことが出来るが、「ホント」は食べることができず、マップに残ったままとなる。会話で聞いた情報や周囲の状況から判断し、「ウソ」のモンスターだけを倒すことが必要となってくるのだ。アイテムとして持っている「メモ」の情報も活用して、物語を進めよう。

『LiEat』は、画像や音楽などほとんどの素材が自作されており、ユーザーにはRPGにおける「戦闘の攻略」という面白さよりは、最大限に引き出された「キャラクター」の魅力や、彼らが織り成す「物語」が楽しまれている。RPGの中心であった「戦闘」などのゲームシステムが、いまでは「物語」を楽しむための補助輪になっているとも考えられる。こういった作品が増えてきたのは興味深いところだ。(日本語対応)

紹介記事:
フリーゲームを「連載する」とは?特集『LiEat』夏休みに遊びたい短篇集

『Please, Don’t Touch Anything』

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
『Please, Don’t Touch Anything』(お願い、何も触らないで)は、そのタイトルのとおり、押してはいけないボタンを押すPC向けインディゲーム。「何も触らないでくれよ!」と言い残してトイレに向かう同僚。そしてプレイヤーの目の前には、赤いボタンと、ビル街の映し出されたモニターが……。

実に「出オチ」な『Please, Don’t Touch Anything』だが、その内容は謎解きゲーム。最初は赤いボタンが1つだけの操作パネルだが、押せば押すほどボタンやレバーがどんどん展開していく。フタが開いたり回ったり、ドット絵のアニメーションで描かれるギミックは一見の価値あり。チップチューンなサウンドも小気味よく、謎解きの思考時間に花を添える。

押せば押すほどボタンが増えて…こうやって押して…と、どんどん複雑になっていく操作パネルでは、やみくもに弄っても何も起こらない。ちゃんと正解の操作ができなければ、期待しているような「オチ」は見られないのだ。不正解な操作をするとゲームオーバー、ということはないので、爆弾解除のようにジリジリすることもなく、総当たりでポチポチ押してしまっても大丈夫。

四苦八苦の末、正解にたどり着くと、モニターに表示された都市に「何か」が起こる。その結末のパターンは実に15通り。さまざまなパターンの謎解きを繰り返し、すべての結末を目指すことが本作の目的になる。そして、すべての結末の果てには……。ぜひプレイして確かめてみてほしい。(日本語対応)

紹介記事:
『Please, Don’t Touch Anything』押してはいけないボタンを押しまくる謎解きゲーム

『Replica』

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「この国に必要なものは建物ではありません。希望です!」 – イヴィ・ハモンド

レプリカは携帯電話とソーシャルメディアを題材にしたインタラクティブ小説ゲームです。

アナタは持ち主の分からない一台の携帯電話を持っています。政府機関の強要によって、携帯電話の持ち主のアカウントをハッキングし、メールやソーシャルメディアの記録を覗き見てテロ容疑の証拠を探さなくてはなりません。

他人の携帯電話の中にある私生活を覗きみる変態行為が、アナタをこの国最高の愛国者にしてくれるはずです。
(Steamページより引用)

 
本作は、鏡でマップを反転させて進む独特なパズルアクションゲーム『RETSNOM』などを開発してきた韓国のディベロッパーSomiがリリースした新作だ。

国民に対する管理が強化された国家を舞台に、プレイヤーは政府の強要で、ある1つのスマートフォンの中身を調べることになる、しかしそのスマホの持ち主は、なんとテロリストの疑いをかけられた人物。この中には、一体どんな情報が入っているというのか……。

本作は全12個からなるマルチエンディング制で、価格は298円となっている。一風変わったアドベンチャーゲームを試してみたい人は、遊んでみてはどうだろうか。(日本語対応)

紹介記事:
他人のスマホを覗いて謎を解く背徳のアドベンチャー『Replica』 Steamにてリリース

『Ace of Seafood』

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本作の紹介ページにはこう書かれている。「まず初めに、海産物になりたいという、ヒトなら誰しもが持つ欲望を曝け出してください」

……一見すると「???」という第一印象を受けるゲームだが。安心して欲しい。本作はPC版以外にもiOS版、Android版、WiiU版とリリースの実績があり、ゲームとしても評価が高い作品となっている。内容としては、魚や蟹で最大6体のパーティを編成、海中を探索しながら生物と闘い、勢力を拡大していく三人称視点のアクションシューティングゲームだ。

魚、蟹、イカ、鮫、アザラシそして駆逐艦。これら海の生き物を操作して海の中を動き回ることのできるオープンワールドな設計。広い海の中には、いろいろな生物が生息し、戦闘を仕掛け勝利することですべて仲間にすることが可能というシステム。そして勝利を重ねより強くなった群れで、より広い領域を探索することができる。

戦闘では群れの仲間はエースであるプレイヤーに従ってフォーメーションを組み、特殊能力を駆使して戦う。この世界の生物は射撃能力を持っており、強力な光線であらゆるものを破壊することができる。「敵を倒し」「仲間を集め」「己を鍛え」拠点を増やし、海上海中海底全てを制覇することが目的となるゲームだ。
 
まだプレイしていない方は、これを機に海産物になってみてはいかがだろうか。(日本語対応)

紹介記事:
誰でも海産物になれるシューティング『エース・オブ・シーフード』 Wii U版が配信決定

『INSIDE』

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
影絵で構成されたアクションアドベンチャー『LIMBO』を制作したplaydeadの新作。LIMBOに引き続いて2Dアクションゲームとなっており、冒頭から結末までまったくの言葉を使わずに、アートのみでストーリーを構築している作品。

ゲームをスタートすると、まず少年が森の中で駆ける。この冒頭のシークエンスこそ『LIMBO』を想起させるが、次の瞬間から全く別物であることがわかる。少し進むと森の奥から自動車の光が木々の合間を縫うように差し込む。車から降りた男たちが何かを探しはじめる。反射的に少年は身を屈め……。

本作は11月24日にPS4版の発売も行われている。謎が謎を呼ぶストーリーは多くのプレイヤーに考察を楽しませたので、この機会に遊んでみてはいかがだろうか。(日本語対応)

紹介記事:
『LIMBO』のplaydead新作『INSIDE』レビュー 生命があまりにも軽い世界の果てに、少年が見たものは

『Rabi-Ribi』

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
次は台湾のディベロッパー「CreSpirit」の作品。今回プレイアブルだったのは、突然ウサギから人間の女の子になってしまったうさ耳少女の主人公「エリナ」を操作して冒険していく横スクロール型のアクションゲーム『Rabi-Ribi』だ。

本作ではアイテムを拾うことで攻撃手段が増えていく。ゲームスタート後に初めて手に入るハンマーでは、ボタンを連打することで敵を複数回叩くコンボ攻撃が出来る。ハンマーによるコンボ攻撃は成長することでコンボ数が増えていく。ステージの途中にはボスも待ち構えており、こちらも可愛らしいキャラとなっている。ボス戦はシューティングのような激しい「弾幕攻撃」を仕掛けてくる敵もいるため、歯ごたえのあるアクションパートとなっている。ステージを探索する中で追加武器を手に入れ、キャラを強化することができる。

なお、同ディベロッパーの開発中作品として、オンラインプレイが可能なiOS・アンドロイド向けゾンビアクションゲーム『DSquad』も存在。こちらも楽しみに待ちたい。(日本語対応)

紹介記事:
インディーゲームはアジアも熱い!東京ゲームショーで見つけた台湾・韓国・中国の作品5選

『Titan Souls』


 
アクションゲームにおけるボス戦は、最もテンションが上がる瞬間のひとつだろう。専用の登場シーンがあり、外見もユニーク。道中の雑魚敵とは違う派手で強力な攻撃をしてくる、プレイヤーを圧倒する姿と強力な力。そして倒すためにはアクションだけでなく、頭を使って攻略法を考えなければならない。

本作『Titan Souls』に存在するのは、ボスに至るまでの極々軽い仕掛けと、ボス戦のみ。雑魚敵は一切存在しない。そして、ボス戦は「プレイヤーは一撃食らったら終わり。ボスにも一撃当てれば倒せる」という設定。まさに「一撃必殺」がコンセプトのゲームだ。一撃で戦いがおわるということは、それだけ一撃が狙いにくく巧妙にデザインされている。

各ボスの攻撃は常に猛攻と言える位激しく、弱点を攻撃する瞬間は本当に一瞬しかない。その一瞬を見極め一撃を打ち込む、という部分が頭脳と指を駆使するボス戦の面白さを凝縮しており、このゲームの難しくも面白い部分だ。手に汗握る、そしてぎりぎり倒せるた白熱のボス戦を楽しみたい方は、ぜひ遊んでみてほしい。

紹介記事:
一撃必殺の死闘がアツすぎる!ボス戦の楽しさだけを詰め込んだ2Dアクション『Titan Souls』

『シルバー事件』

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多くのファンを生み出した名作アドベンチャーゲーム『シルバー事件』。今回紹介するのは、2016年にリリースされたHDリマスター版だ。開発に当たっては、原作者である須田剛一氏率いるグラスホッパー・マニファクチュアが全面監修を行っている。

1999年、「24区」に発生した、謎の連続猟奇殺人。24署凶悪犯罪課の刑事たちは、20年前に発生した「シルバー事件」において 政府の要人たちを次々と暗殺したと言われている伝説の殺人鬼「ウエハラカムイ」に行きあたる。だが、カムイの実像を知るものは誰もいない。果たしてカムイは復活したのか?そして、伝説の殺人鬼・カムイとは何者だったのか?

プレイヤーは、公安特殊部隊「リパブリック」の隊員である主人公をFPS視点で操作していく。 数々の謎を解き、ストーリーを少しずつ明らかにしていくアドベンチャーゲームとビジュアルノベルを融合したスタイルの作品となっている。

今回の配信にあたって、作中イラスト・書き下ろしイラストを収録した全40Pフルカラーのアートブック、本作の前日譚からゲーム冒頭まで描いた全22ページのデジタルコミック。作中登場曲およびリミックスサウンドを収録した全34曲のサウンドトラックが収録されたエクストラコンテンツも配信されている。新規でプレイする人も、過去に本作をプレイした方も、本作の世界観に触れてみてはいかがだろうか。(日本語対応)

紹介記事:
「第二話は、子供時代の実話をベースにした話なんです」――『シルバー事件』HD版発売決定記念、作者・須田剛一氏インタビュー
HD版リリース記念・『シルバー事件』再訪 真実と事実は違う。プレイするたびに解釈が変わる多面的な現実

『Furi』

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『Furi』(フリー)は、フランスのインディーゲームスタジオThe Game Bakersが開発したハイスピードSci-Fi剣劇アクションゲーム。 海外制作の作品ながら、日本語字幕、さらに特筆すべきは日本語吹き替えにも完全対応。英語に苦手意識があるという人でも気兼ねなくプレイすることができる。

『Furi』を一目見たときに飛び込んでくるのは、その特異なビジュアルだ。狂言回しの役割を担う「ウサギ頭の男」、般若の面と阿修羅の三面像を組み合わせたかのような「第一の看守」など、『アフロサムライ』の岡崎能士氏がデザインを手掛けたインパクト溢れるキャラクターが次々登場する。

本作のアクションパートはボス戦のみで構成されており、銃と剣を操る主人公を操作し、射撃・斬撃・回避・防御の4つのアクションを駆使してボスキャラクターと対決していく。銃・剣それぞれで戦う2つの場面でボス敵の猛烈な攻撃を見切り、的確に攻撃を叩き込んでいくという「アクションゲームのボス戦の面白さ」にどこまでも忠実な作品なのだ。PCで遊ぶ場合はキーボード+マウスでも操作可能だが、ゲーム起動時にも表示されるように可能であればゲームパッドでの操作を推奨したい。

後半のボスともなれば、こちらのガードを空振りさせるようなタイミングをずらした攻撃も仕掛けてくるなど、一筋縄ではいかなくなってくる。何度も打ちのめされ、フラストレーションが溜まる部分も多分にある。だがそれだけに、敵の攻撃パターンを「見切った」ときの感触や、体力も残機もギリギリの状態でボスを突破できたときの達成感・安堵感は格別な作品となっている。(日本語対応)

紹介記事:
”スタイリッシュ”にして”ガチンコ”。アクションゲームの信念を貫く一作『Furi』

「RPGツクール VXAce」

Steam おすすめ 名作 ゲーム
 
これまでに多くの名作を生み出してきたゲーム制作ツールの「RPGツクールVX」および「RPGツクールVX Ace」。こちらはゲームではなくツールではあるが、これまでに多くの名作ゲームを生み出したツールのため、紹介したい。

本ツールの系列で作られたゲームとしては、『魔女の家』『ざくざくアクターズ』『帽子世界』『霧雨が降る森』『虚白ノ夢』などなど、近年のフリーゲーム好きのユーザーであれば知っている作品が多いのではと思う。RPGのみならずアドベンチャーなどさまざまなジャンルに対応できる汎用性、安定性から、いまでも多くのゲーム制作者に使用されている。

発売開始から時間が経っており、機能としてはほぼ安定しているといえるので、今回のセールを機会に購入してみるのもよいのではないだろうか。(日本語対応)

以上、おすすめとなる16作品を紹介した。Steamオータムセールの期間は、日本時間11月30日午前3時までとなっている。気になる作品を見かけたらぜひ購入してみよう。

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    poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。