ヒーローの座を守るための過激な防衛戦!爆裂魂特盛の演出で送るアクションゲーム『Bleed 2』

「ヒーローになりたい!」
「でも、昔のヒーローが今も現役だからなれない…。」
「そうだ!全員ぶっ殺しちゃえ!♪
 
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そんなオツムは残念だけど、戦闘能力は一級の少女「Wryn」によって21世紀のヒーロー達は肉片一つ残らず鏖殺され、彼女が22世紀を象徴する新しい暴君……もとい、”さいきょうのヒーロー”としてその頂点に立った。
 
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だが、新たなヒーローが誕生すれば、その座を狙う挑戦者が現れるのが世の常。
 
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かくして、ヒーローの座を防衛するための戦いの幕が開いた!
 
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Xbox LIVEのインディーズゲームとして誕生後、PCを始めとする様々なプラットフォームに移植されて好評を博したアクションゲーム『Bleed』。その続編がここに参上だ。

前作同様に制作はカナダ・トロント在住の個人開発者Ian Cambell氏。2017年2月にPC(Windows、Mac、Linux)用ソフトとして、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」にてリリースされた。
今回はPC版が先行し、コンシューマ版は2018年2月にPlayStation 4、Xbox One向けにリリース。同年3月にはNintendo Switch版のリリースが予定されている。(※いずれも海外限定)

ドッカンバッキンな進化を遂げた爽快感重視の続編!

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内容は前作と変わらない。銃火器と周囲の動きを遅くする「スロータイム」の特技を駆使する少女「Wryn」を操作し、迫り来る敵をバタバタ倒してボスの撃破を目指すステージクリア型のアクションシューティングゲームだ。

(Xbox360コントローラにおけるアサインだが)左スティックで移動、右スティックで射撃、RTボタンでジャンプ、LTボタンで「スロータイム」の独特な操作性も前作を踏襲。
四種類の難易度、本編の「ストーリー」にコンティニュー不可の厳しい条件下で全ステージ攻略に挑む「アーケード」と言ったゲームモードのラインナップもそのままだ。

前作からの変更点としてはアップグレードシステムの廃止。ステージクリアの際に手に入る「ポイント」を消費して追加の武器を購入したり、体力などのステータス強化を行えなくなった。
 
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▲評点の仕組みも変更。Sを上回る評価も追加されている。
 
ポイント自体は健在だが、今回は純粋な得点(スコア)
ステージクリア時の総合評価に影響する要素に改められている。

追加の武器も健在だが、いずれも本編(ストーリー)クリアの特典に。そのため、ゲーム始めたての頃は「ピストル」以外の武器は選べない。選べるようにしたいなら、本編のクリアが必須となる。
 
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▲各武器はクリアした難易度に応じて解禁される。

新要素では前作にも登場した近接武器「カタナ」の初期装備化。
 
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射撃アクションもそれに応じて変更。右スティックを倒すと最初にカタナによる近接攻撃が行われ、そこからスティックを倒しっぱなしで銃火器の連射へと移行するようになった。

そんな仕組みに応じて「カウンターアタック」なる新たな攻撃アクションも追加。
 
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なんとビックリ、敵の攻撃をカタナで斬り返して攻撃できるようになった!
 
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敵の攻撃もカウンター可能な弾、できない弾と言った具合に色分けを実施。基本的にピンク色の弾がカウンター可能、黄色の弾がカウンター不可で、可能なものなら斬り返すことができる。

これにより、敵が弾幕を張ってきた時もカタナでさばけるように!
 
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ボスも時々、いずれかの色をまとって突撃を仕掛けてくることが。
 
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もちろん、それがカウンター可能なものなら斬り返せますとも!
成功すれば激烈大ダメージだ!

斬り返すに当たって「スロータイム」を活用すれば、より正確なカウンターを決めることも可能。唐突な攻撃を繰り出してこっちを圧し潰そうも、やり方次第では返り討ちにできる!

このような豪快な攻撃手段が追加されたことで戦闘の臨場感と戦術性は底上げされ、文字通りの縦横無尽の大暴れ、ドッカンバッキンできちゃうゲームデザインに一新されている。よりアクションゲームらしい作りになったとも言え、前作以上にアドレナリン放出しっぱなしの脳汁ドバドバな戦闘が画面いっぱいに展開!思わず癖になる気持ちよさが詰まった内容に進化しているのだ。

爆裂・炸裂・爆砕・エクスプロージョン!

演出全般の大幅……否!究極的な強化も見逃せない。
一言で表現するならば、
 
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空前絶後の大・爆・発ッ!

あらゆる敵からボスがドンドコボカボカ爆発四散し、ステージの地形までもそれに応じて壊れに壊れ、画面全体までもが文字通り激震するほど派手になっている。効果音もより重々しく、音圧増し増しになって、強敵を打ち倒した圧倒的な手応えと極上の爽快感をプレイヤーに提供!
 
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▲Wryn 「往生せいやーッ!!」
 
ボスを倒した時にも専用のエフェクトが挿入されるようになって、撃退した時の手応えと気持ちよさ底上げ!「砕け散れーッ!!」と言った台詞を吐きたい気持ちにさせる仕上がりになっている。
 
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演出の進化に応えるべく、ステージも激動的な構成に刷新。中ボス戦が多く挿入される、「ボスラッシュ」をコンセプトとしたレベルデザインが図られている。基本的に二体以上の中ボスが決まって行く手を阻む。それも小型、大型のよりどりみどりで、プレイヤーに息つく暇すら与えさせない激闘が繰り広げられるのだ。そんなボスたちに真正面からぶつかり合うだけでも、闘争本能がモリモリ上昇して、戦闘狂モードに突入してしまうのはお察しの通りだ。
 
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▲空飛ぶランチャー伊達男との一騎打ち!

道中のギミックも派手になっていて、高速道路を走行する車の上を問答無用、事故上等で渡っていったり、敵が撃ってきたミサイルの上を乗り継いでいくという、どこかの先天的ゲリラ戦術を持つ戦士のような人外奇天烈アクションが繰り広げられたりもする。

前作のボスがリメイクされて登場すると言った、経験者をニヤリとさせる要素が仕込まれているのも見逃せないところだ。
 
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これらを体験するだけでも究極的な進化と評した意味を実感すること請け合い。アクションゲームの気持ちよさを左右すると言っても過言ではない効果音と演出、並びに「爆発」を見事に描き切った仕上がりには、同ジャンルが好きなプレイヤーほど万感の思いに浸ってしまうだろう。

演出が派手なのもあって、操作周りの気持ちよさも底上げされている。銃火器の発射音、シャープで小気味よいジャンプ音、そして臨場感を高める掛け声(ボイス)と言った細かな要素も効果的に働いている。演出の派手さも併せて、一度これらを味わってしまえば、前作の経験のあるプレイヤーなら、そちらに戻れなくなってしまうかもしれない。

アドレナリン大放出な戦いを通して眠れる斗魂を覚醒させろ!


▲サウンドトラックはbandcampにて”爆裂”販売中。

演出絡みでは音楽も大幅な進化を遂げ、レトロテイストだった前作から一転、メタル全開の暴力的なまでに熱い、石破天驚な作風に一新されている。各ステージの展開とも絶妙にマッチしていて、その圧倒的な親和性も相まって、聴いてるだけで体温が2~3度上昇する。もちろん誇張表現だが、それほど素晴らしい楽曲が揃っている。気になる方はぜひ、上記のリンクから聴いてみて頂きたい。ちなみに”これで”ステージ2の曲である。

ボリュームも本編のステージ総数は前作と同じ7つと控え目だが、「アーケードモード」」を始めとするやり込み要素は豊富なほか、「Wryn」以外のキャラクターで本編の攻略に挑むセレクトシステムが新規に搭載され、より極め甲斐のある作りになっている。
 
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▲中には知る人ぞ知るゲームのキャラクターも…
 
高めながらもチェックポイントの豊富さもあって良心的なバランスに落ち着いた難易度、独特の作風でまとめられたグラフィック、ポップで残酷な一面も秘めた世界観と言った魅力も前作そのままで、続編としても隙の無い仕上がりにまとまっている本作。
 
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相変わらず操作の癖が強いが、物にしてしまえばアドレナリン大放出の極上のひと時を堪能できるようになる珠玉の傑作アクションゲームだ。

おつむの残念さが察せる主人公の容姿から想像もつかない、濃い……否!特濃なコッテリゴテゴテの戦闘が本作には詰まっている。過去に培った斗魂を持て余しているかつてのアクション戦士たちよ、この激烈な戦いに挑んで、それを覚醒させるのだ!

[基本情報]
タイトル: 『Bleed 2(ブリード2)』
制作者:Ian Campbell(BOOTDISK REVOLUTION)
クリア時間: 25分~1時間(※やり込み要素のコンプリートを除く)
難易度:中級~上級者向け
対応OS: PC(Windows、Mac、Linux)、PlayStation 4(※海外のみ)、Xbox One(※海外のみ)、Nintendo Switch(※海外のみ:2018年3月8日配信予定)
価格: ¥980(PC版)

購入はこちらから
※PC(Windows、Mac、Linux)版


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    シェループ(@shelloop

    様々なゲームに手を伸ばしたがる人。2D、3Dのアクションと手強めの戦略シミュレーションを与えると喜びます。

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