「フリーゲーム大賞2016」結果発表!おすすめ4作品を紹介

3月25日、フリーゲームダウンロードサイト「フリーゲーム夢現」は、2016年度に同サイトへ投稿されたフリーゲーム作品の中から、特に評価の高いフリーゲームを発表するコンテスト「フリーゲーム大賞2016」の結果発表を行った。

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「フリーゲーム大賞2016」結果発表ページ

本コンテストは、同サイトに投稿されたフリーゲーム全843作品(うち審査対象755作品)の中から、1353票の投票レビューによって選ばれたフリーゲームを発表するコンテスト。

フリーゲーム大賞2016の審査基準となる総合Pointの算出方法は、評価項目に「総合評価」「グラフィック」「シナリオ」「サウンド」「システム」「独創性」に項目が分かれたレビュー結果を元に、そのほかの要因を含めたポイント加点方式を取っている。

その結果、今回受賞したのは、大賞・金賞・銀賞・銅賞・入賞9つで、計13作品となる。今回は、受賞した作品の中から、以前にもぐらゲームスでも紹介を行ったおすすめとなる4作品を抜粋して紹介したい。なお、コンテスト結果に関しては結果発表ページにて確認することができる。

ニュー・スーパーフックガール

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本コンテストで大賞を受賞した『ニュー・スーパーフックガール』は、フックを射出する装置『フックショット』を駆使する主人公の少女「フックちゃん」を操作し、様々なステージを攻略していくというゲーム。マウスひとつで遊べるというお手軽さと、プレイするほどアクションが上達する楽しさを背景としたやり応えを持っており、現在のダウンロード数は30,000以上とされている。

このゲームの特徴としては、フックちゃんが使う「フックショット」をステージのあちこちに引っ掛け、宙を飛び、縦横無尽にステージ内を駆け巡る面白さだ。そして、ステージの隅から隅まで仕掛けが作りこまれており、それらを攻略・探索する楽しさも魅力となっている。別途、もぐらゲームスでのレビューも行っているので、読んでみてほしい。

なお、本作の外伝となるアドベンチャーゲーム『スーパーフックガール外伝』も、もぐらゲームスでの制作連載を経て先日リリースされている。こちらもぜひプレイしていただきたい。

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ダウンロードはこちらから
https://freegame-mugen.jp/action/game_4501.html

『ラハと魔法の園〜the graystory〜』

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『ラハと魔法の園〜the graystory〜』は、全3部作となる連作フリーゲームRPG。完結編である『ラハと百年魔法石〜the endstory〜』は、2017年1月に公開された。本作と、2作目である『ラハと理の魔法生〜the 2ndstory〜』と合わせて、本コンテストの金賞・銀賞を受賞している。今回は、シリーズを未プレイの方向けに、1作目のあらすじを紹介したい。
 
光の魔法学院「ルクシエメール」の門の前に倒れていた少年「ラハ」は、自分のことや、世界のこと、全ての記憶を失っていた。そこで学院長に拾われ、学院での生活をおくることになるラハ。そこで、落ちこぼれの魔法生である「チャタ」や、天才と呼ばれる魔法使いの少女「サリィ」と出会う。ラハは、魔法生の試験や、そしてさまざまな問題に巻き込まれていくことになるが……。

ゲームシステムとしては、ゲーム開始時に幅の広い難易度を選択できる設定や、魔法生試験中の行動や戦闘結果などに点数が付けられる「魔法生評価」システムなどが特徴。バトルシステムとしてはオーソドックスなものでありつつ、攻撃手段が「魔法」のみという点がポイント。そのため、MPなどのリソースには注意を払わなければならない。

難易度設定によっては、物語を楽しむことに特化した易しい難易度とすることも可能なので、RPGが苦手な人にも物語を楽しめるような作品となっている。完結編も既に公開されているので、未プレイの方は3作を遊んでみてはいかがだろうか。

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ダウンロードはこちらから
https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_4617.html

ココロの心~ふたりの心~

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『ココロの心~ふたりの心~』は、雨宮かるた氏によって制作されたフリーゲームRPG。コンテストでは入賞9作品のひとつとなっている。特徴としては短編ながらまとまった物語と、しっかり描写されたキャラクター、そして「感情」をポイントにした戦闘システムがあげられる。

物語の中心となるのは、シリサとココロという二人の少女。シリサはいわゆる天才少女で、世界中の科学者が苦悩して開発しているような技術を、趣味感覚で数か月程度のうちに完成させてしまうほどの頭脳をもつ。しかし私生活は非常に頼りなく、一人では衣食住もままならないほど。そんなシリサの面倒を見ているのが、友達のココロ。シリサとは対照的で、落ち着いたクールな性格をしている。控えめで振り回されながらも、シリサのことを思いやっている良き友人だ。

戦闘では、シリサとココロは人間の負の感情を攻撃の力にする。ここで重要になるのが、その「攻撃の属性」と「場の属性」。属性の種類について。ゲーム内では4つの属性が存在し、「不安」「嫌悪」「孤独」「欲望」を使うこととなる。味方は攻撃の属性を自由に決められるため、敵の弱点に合わせて属性を選ぶことが可能だ。

しかし、場の属性は、味方や敵が使った攻撃の属性に近づく。そして場の属性が特定の属性に偏ると、その属性の威力が上がっていく。これは味方だけでなく敵も同じなので、場の属性が敵に有利な属性に偏ってしまうのを避けながら戦う必要があるのだ。なお、ゲームの難易度の選択が可能なため、戦略を立てるのが苦手な人は難易度は低めで遊んでみるのもよいかもしれない。

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https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_5491.html

ひびかけ色のキセキ

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最後に紹介するのは、自作のシステムが光るノンフィールドのRPG『ひびかけ色のキセキ』。コンテストでは入賞9作品のひとつとなっている。

本作の特徴としては、シンプルで見やすいゲーム画面や、「魔法」のカスタマイズが鍵となる戦術、アクティブタイムバトルを採用した戦闘システム、そして難易度選択機能が搭載されており、RPG初心者から、手ごわい戦闘を求めるプレイヤーまで幅広くオススメできる作品となっているところだ。
 
物語は、魔法を学ぶ学生たちの集う施設である「学校」から始まる。田舎で教師をしている魔法使い「リジェ」は、とある事情で学校を訪れていた。そこで、現役の学生である「シイナ」と出会う。そして、リジェのかつての同級生たちと再会する中で、世界に関する大きな陰謀に巻き込まれていくことになる……。

特徴的なシステムが、リアルタイムで進む戦闘と、キー1つで「ガード」を行なうことが出来る点だ。ガードに対応するキーを押している間、行動に必要なゲージの蓄積はストップするが、その代わりに敵から受けるダメージを軽減できる。RPGでありながら、リアルタイムのアクションのような要素が存在するのだ。
 
また、戦闘における攻撃・回復などは、基本的に「魔法」を使用して戦う。戦闘中に使用できる魔法は、キャラごとのステータス画面で装備品のように付け替えることが出来る。キャラクターのレベルが上がるごとに使用できる魔法が増えていき、装備できる魔法の属性は・数はキャラクターごとに異なる。戦闘中にはMPを回復するコマンドもあり、常にリソースの管理が必要となってくる。戦術性のあるRPGを楽しみたい方にはおすすめの作品だ。

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https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_4519.html


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