2016年のフリーゲームを語り尽くす!もぐらゲームスライター陣による振り返り座談会

もぐらゲームスにて日頃紹介を行なっている「フリーゲーム」。2016年にも多くの新作がリリースされ、さまざまな話題で盛り上がった。そこで今回は1月に実施した、もぐらゲームスのライター陣4名が2016年のフリーゲームを振り返る座談会の様子をお送りする。

日々フリーゲームをやり込んでいるメンバー達の間では多数のタイトルが話題に上り、1万字をゆうに超える内容となった。諸事情により掲載が遅くなってしまったが、2017年の折り返しを前に、あらためて2016年を振り返ってみてはいかがだろうか。「このゲームも話題だった」といったご意見があれば、Twitterやはてブなどでコメントをしていただけると幸いだ。

昨年の話題作といえば……?

poroLogue:それでは早速なのですが、2016年のフリーゲームを振り返る座談会を始めたいと思います。いったん、参加するみなさんの自己紹介をお願いできればと。私はもぐらゲームス編集長のporoLogueです。ちなみに前回はもぐらゲームスのメンバーで、2015年下半期のフリーゲームを語る座談会を行いました。

ノンジャンル人生:ノンジャンル人生です。もぐらゲームスで一昨年から主にRPG関連の記事を書いています。去年は「フリーゲームをはじめよう。」という連載をさせて頂きました。まだまだ若輩者ですが、よろしくお願いします。

vanillaice:2001年からのフリーゲームファンのvanillaiceです。インディーゲームのステージクリア型アクションパズルゲームにてステージデザインなども行っています。去年よりもぐらゲームスでゲーム紹介記事をちょこっと書いています。本日はよろしくお願いします。

友次郎:中村友次郎です。窓の杜というオンラインソフト紹介サイトの編集長を経て、現在はフリーのライター・編集者として、同誌の連載記事「週末ゲーム」の担当編集など、主にゲーム関係の執筆・編集を担当しています。他にも各所でゲーム関係の記事執筆などを少々。プレイヤーとしては、色々プレイしますが「システムが凝ったRPG」を特に好んでプレイしています。(編注:「週末ゲーム」の連載は4月に終了し、中村氏は現在もぐらゲームスにライターとして参加している。)

poroLogueさんには窓の杜にご執筆いただいているといったご縁もありまして、今回参加させていただくことになりました。よろしくお願いします~!

poroLogue:それでは、2016年のフリーゲームを振り返っていきましょうか。年末にはフリゲダウンロードサイト「ふりーむ!」のDL数ランキングや、「フリゲ2016」の結果なども出ました。ユーザーによる人気投票であるフリゲ2016では『ニュー・スーパーフックガール』(紹介記事)や『メイジの転生録』など、話題となっていた作品も登場していましたね、皆さんプレイされましたか?

ノンジャンル人生:『ニュー・スーパーフックガール』は可愛らしい見た目に反し、予想以上に難しくて最後までクリアできてないんですよね。プレイヤーに何度も挑戦させるような作りなど、デームデザインで学ぶところが多い作品だと思います。

vanillaice:かなり手ごわかったですが、それが気にならないくらいに豊富なギミックで楽しませてもらいました。正規ルートと裏ルートがうまく両立した、表裏一体のステージ設計も素晴らしかったです。疾走感のあるサントラは今でもドライブ中に流すことがあります。

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『ニュー・スーパーフックガール』

友次郎:『メイジの転生録』は、厳密には2015年末のゲーム投稿イベント「VIPRPG紅白2015」が初出の作品ですが、年間を通して人気でしたね。昨年の11月くらいからさらに盛り上がってきた印象があります。私もプレイしましたがとても面白かったです。

vanillaice:転生録はTwitterで感想が飛び交っていまして。その流れでプレイしたのですが、想像以上に引き込まれました。

友次郎:引き込まれますよね……。独特の台詞回しが癖になります。ダンジョン探索などのプレイアビリティが高く、するするプレイを進められるのも魅力かなと。ベースの部分の作りがよく、ゲームプレイの部分でストレスなく進められるからこそ、あの独特の世界観が引き立つのかなと個人的には思っています。

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『メイジの転生録』

vanillaice:転生録の台詞といえば、巧妙な誤字も特徴ですね。

poroLogue:誤字をゲームの演出のひとつとして組み込めてしまってるのが、メイジの持つ世界観の強さかもしれませんね。想定されているにせよ、そうでないにせよ。

友次郎:あの、狙ってるんだか狙ってないんだかわからない感は狙って出せるものではないと思います(笑)

poroLogue:それと『メイジ』が凄いなと思ったのは、一見アーティスティックで尖った作品という印象を受けるんですが、その実、伝統的なノンフィールドタイプのRPGをさらに洗練させたゲームデザインで、ストレスなく気持ちよくプレイできるところなんですよね。実は、かなり幅広いユーザーにおすすめできる作品と感じています。

友次郎:ですね。シリーズ前2作も尖った魅力はあるのですが、転生録でゲームとしての完成度が段違いに上がったと感じます。ストーリー的には、前2作の「24億年分の伏線」があってこそのシナリオだと感じるので、順番にプレイするとより感慨深いかなとは思いますが。まず転生録を少しプレイして、合いそうなら改めて第1作から、というルートをお勧めされている方もいたのですが、自分もそれがお勧めかもです。

ノンジャンル人生:自分の場合、1作目の『メイジの悲劇譚』、2作目の『メイジの因果録』からプレイしたんですが、やられた!と思いましたね。想像なのですが、たぶん1作目を出してからの10年の間にツクールの技術力を高めて、2作目を発表したのではないかと……。

poroLogue:たしかに、1作目から最新までプレイすると、ゲームデザインの進化を感じますね。

vanillaice:作者さんの新作予定『メイジの百騎録』ではBGMの選曲にものすごく時間をかけているそうですが、転生録でもそれは十分に感じました。

poroLogue:選曲もすばらしいですね。それぞれのシーンにあった音楽を的確に選ばれている印象があります。『四月馬鹿達の宴』の作者さんと同じような、選曲へのこだわりを感じます。

友次郎:1作目の『悲劇譚』は王道RPGのミニマム化作品としての纏まりはすごく良いと思っていて、個人的には「気軽にゲーム1本クリアしたと感じられる短編」としても素晴らしいと思います。

終盤以降はややゲームバランスがやり込み寄りになる印象ですが、それに関してもレベル上げ済みのセーブデータが用意されていたりと、プレイヤーへの配慮は第1作から見られますね。 実際は難しい仕掛けとかはないんだけど、何となく雰囲気がそれっぽいマップになっていて、達成感を味わえるのも面白かったです。

vanillaice:ゲームを始める前からすでにあるセーブデータ、あれにはびっくりしました(笑)

ノンジャンル人生:実況プレイする方は、まずそこにツッコミを入れていますね(笑)。ゲームデザインについては、一見粗いようですが、実際プレイしてみるとRPGの面白さを凝縮させているんですよね。つい語りたくなる作品なので、メイジがきっかけで知り合いになれた方も沢山います。

vanillaice:そういえばノンジャンルさんと知り合ったのは、メイジシリーズがきっかけでしたね。

ノンジャンル人生:どうしても話が弾んでしまいます(笑)

poroLogue:ひとつの作品をきっかけにフリゲファンの輪が広がるのは、素晴らしいですね!いまではファンの方が色んな絵柄でファンアートも出していますね。グラフィックについては以前、友次郎さんと話していたときには『東方Project』みたいという話もしてました。

友次郎:ですね。デザインとして魅力があり、それでいて固まりきっておらず解釈の余地があるようなイラストだと、「自分ならこう描く」みたいな二次創作の盛り上がり方もするのかなーと思ったりしました。もちろん、純粋にキャラクターの魅力というのも大きいとも思いますが。

ノンジャンル人生:確かに、想像の余地のある作風なので、自分たちでそこを補えるのが創作しやすい理由かなと思いました。自分も趣味でファンアートを描いていますが、やっぱり楽しいです!

友次郎:メイジの転生録のイラストは、ダイナミックな構図で勢いやアクションが伝わってくるのでゲームイラストとして非常に正しいと思っていたのですが、新作予定の『百騎録』ではその魅力は完全に残ったままで、一般的な絵としての観点においても品質が上がっているので、もう完全に隙がないなこれ……と圧倒されています(笑)

ちなみに、『メイジの転生録』が発表された「VIPRPG紅白2015」は他にも良作RPGが多かった印象です。

poroLogue:なにかイチオシの作品はありましたか?

友次郎:個人的には『アイマス』が年間を通しても一押しの作品になりました。渋みのあるシナリオなども良いのですが、「ボス残機制」が自分にとってはとても新鮮で……。端的には「第○段階」みたいなボスの耐性・行動パターン変化の可視化ですが、これにより段階ごとの戦略などが立てやすく、その行動パターンもボス毎に個性的で、ボス戦が本当に楽しいゲームでした。主人公側もヒロインごとに戦闘スタイルもキャラクターも個性があって魅力的でした。

なので好きな子のシナリオをプレイするのもよし、全員分コンプするもよし、そのあたりはプレイする方の自由でよろしいかと思います。自分はコンプしましたが(笑)

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『アイマス』

vanillaice:『アイマス』についてはTwitterで友次郎さんの熱い感想を見かけまして、タイトルだけは知っていました。

友次郎:1周なら2時間くらいで気軽にできますよ~、と言いつつ5周した人です。ギャルゲー的に、ヒロインごとに後半のストーリーが分岐しますので。ルートによって待ち受けるダンジョンやボスも別々になりますね。

ノンジャンル人生:メイジのインパクトが凄かったですけど、紅白2015のゲームは魅力的な作品ばかりでしたね。

友次郎:VIPRPG紅白2015作品だとRuinaオマージュの『金リカ2』も良かったです。『Ruina』が面白いから面白い、というのももちろん大きいのですが、あのシステムでちゃんと中編1本作り上げるのは凄いと思いますし、いわゆる魔法具現化ベースで多数のキャラクターを揃えつつ、個々の戦闘スタイルなどキャラも立っていました。

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『金リカ2』

ブラウザ公開の環境が充実してきた2016年

poroLogue:2016年のフリーゲームは全体的にどんな感じだったんでしょう。各々、主観的なもので構わないので、プレイした作品やトレンド感について聞ければなあと。

vanillaice:これまでオフラインで遊べるフリーゲームを中心にプレイしていた自分としては、RPGツクールMV製のゲームに注目していました。ツクールMVについては、「AndApp」にてPCとスマホ間でセーブデータを共有できるゲームが出てきたり、「RPGアツマール」が登場したりと、オンラインという名の風を強く受けました。フリゲはダウンロードして遊ぶようなフリーウェアのイメージが強かったのですが、昨年はブラウザゲームを相当プレイしていて、フリゲに対する捉え方が少し変わりました。

poroLogue:「PLiCy」の作品数も10,000を超えて、「ふりーむ!」もブラウザ対応しましたね。

vanillaice:そういえば今年に公開されたものですが、座談会が始まる前にアツマールで『The Hotel 337』のデモ版をプレイしていました。このドット絵に惹かれてしまう……。

poroLogue:これは完成が本当に楽しみです。

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『The Hotel 337』(デモ版)

ノンジャンル人生:フリゲを作る人も増えてきた印象がありますね。ツールそのものが扱いやすくなり、気軽に作品も投稿できるようになったという感じに。

友次郎:ふりーむ!のブラウザ対応とRPGアツマールの開始が印象としては特に大きく、ブラウザプレイが一気に進んだ年という印象でしたね。ミニゲームなど気軽に遊べるゲーム、掌編ノベルゲームなどには非常にマッチしていると思います。

一方でじっくりプレイするようなRPGですと、セーブデータを手元にずっと残しておきたいのでオンラインのみというのはややもどかしい感じも。ある程度のボリュームの作品だとローカル版も用意していただけていることも多いので助かります。

ノンジャンル人生:アツマールは向き、不向きがはっきり分かれますよね。皆でワイワイするのが楽しいゲームと、ひとりでじっくり遊ぶゲームだと、全然違いますし。

vanillaice:アツマールのゲームをいくつか遊んでいたときに、ユーザーの投稿コメントにより話の展開がわかり、気になってしまったことがありました。今は事前に対処していますが。

友次郎:タイトル画面に感想コメントを書く場合も多いので、そういうのを読みたくなければページを開いた瞬間にコメント表示をオフにするなどの対処も必要になりますね。システムは色々とアップデート予定ではあるようですが。

ノンジャンル人生:アツマール、ふりーむ!、PLiCy、それぞれ特性があるので、どこにフリゲを投稿するかも大切になるかもしれませんね。

poroLogue:現状の所感だと、今後数年間はブラウザは体験版や短編向けで、長編はダウンロード形式、という感じで分かれる気はします。

友次郎:ですね。長編RPGに関しては、テスト版や体験版の公開をブラウザ版でという流れになると嬉しいなーと思っています。じっくりプレイする際はローカルでプレイしたいのですが、まずはダウンロードせずに気軽に試せるといいなと。

poroLogue:ツールでいえば「ティラノビルダー」もブラウザ対応してますし、今後が楽しみな領域ではあります。

ノンジャンル人生:フリゲそのものの容量も増えていますしね。音楽にこだわった作者さんも多く、曲のデータが増えたことで容量も自ずと増えてきた印象です。

poroLogue:たしかに。それでいうと、ボイスつきの作品もかなり増えてきた印象です。RPGですと『ラルスと白夜城のお姫様』(紹介記事)、あとはアドベンチャーの『霧と太陽の王』とかもそうですね。

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『霧と太陽の王』

ノンジャンル人生:『霧と太陽の王』もぜひ遊んでみたいですね。去年は、短編中編が目立つ年だった印象です。

友次郎:ですね~!自分はシステムに凝ったRPGを特に好んでプレイするのですが、その観点で2016年は短編~中編の良作が多かった印象です。

個人的に特に良かった作品を挙げるなら『アイマス』『ひびかけ色のキセキ』(紹介記事)『作葬グレイブキーパー』(関連記事)『いばらのうみ』『Vengeance -禁じられし魔術-』といったところでしょうか。良作が多くて絞るのが難しいです……。リソース管理ゲーとしては『幽獄の14日間』も良かったです。

vanillaice:RPG・アドベンチャーですと自分も短編~中編を一気に遊ぶことが多かったです。

ノンジャンル人生:短編中編は製作期間も比較的短いので、ボイスなど、今までのフリゲの枠に囚われない挑戦も多かったのではないかと。個人的に良かったのは、『きらきら星の道しるべ』(紹介記事)『ダークオルヴェリア』『美術空間』(編注:公開は前年の12月)など…… 幽獄も楽しみました。

poroLogue:『幽獄の14日間』は『カリスは影差す迷宮で』(紹介記事)の作者さんの作品ですよね。あの作品もゲームデザインが凄く面白くてずっとプレイしてました。

ノンジャンル人生:ツクールMV作品が出始めた段階で、本当にお手本のように完成度の高いゲームでした。

vanillaice:ずっと気になっていたゲームです……これはやらねば。

友次郎:程よいランダム性もあって、周回も捗るゲームですね。

poroLogue:そして女の子がかわいい……!

ノンジャンル人生:赤い子と青い子がお気に入りです。

友次郎:金 髪 ツ イ ン テ ー ル 最 強 (火力も)

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『幽獄の14日間』

ゲームに込められた作者のこだわりと、広がりを見せる制作ツール

ノンジャンル人生:短編中編RPGの充実もそうですが、去年はシミュレーションRPGが凄くなかったですか?

poroLogue:そうですね、特に「SRPG Studio」製の作品が一気に増えた印象です。

ノンジャンル人生:『ヴェスタリアサーガ』、『Heartium』(紹介記事)、あと触っていないですが『アポロガル・エピソード』。 特にふりーむ!のランキングを見ていると、SRPGが定期的に出ていた印象です。

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『Heartium』

vanillaice:シミュレーションRPGはよく見かけました。『Heartium』制作者さんの過去作『魔法少女』の、SRPG Studioでのリメイク版も期待しています。

友次郎:『魔法少女』、ストーリーの評価が非常に高いのですがプレイを検討している時にリメイクを知ったので、リメイク待ちですねー。楽しみです。多作なのは、やはりSRPG Studioの効果が大きいのでしょうね。ツールって大事だなあ。

poroLogue:作品数は本当に増えていました。作品として『ヴェスタリアサーガ』が個人的にとても印象に残っています。

ノンジャンル人生:『ヴェスタリアサーガ』参入が追い風になって、かなり盛り上がったのかもしれませんね。poroLogueさん、実際ヴェスタリアサーガをプレイしてみていかがでした?

poroLogue:ゲームシステムとしては古典的なターン制SRPGなんですが、キャラクターごとの性能差や能力上限が明確に設定されていて、1キャラでのゴリ押しではなく、仲間の全員をうまく活用することで戦局を打開できるデザインが素晴らしかったです。

また、マップごとに毎回異なるギミックが用意されていて、一見、難攻不落に思える戦場で、適切に仕掛けを活用してクリアできたときの爽快感たるや。古典的なゲームデザインでもここまで新鮮に楽しめるのか、と勉強になるタイトルでした。

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『ヴェスタリアサーガ』

友次郎:めっちゃ気になるし面白そうですね……ギミックまわりの話がとくに。

vanillaice:マップごとに毎回異なるギミック、でふと思い出したのですが、『ステージ1 コンプレックス』(紹介記事)が面白かったです。次はどんなアイデアが襲ってくるのかとわくわくしながらプレイしていました。

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『ステージ1コンプレックス』

ノンジャンル人生:単純に規模を大きくするのではなくて、アイデアをしっかり練り上げる作品は増えてきた印象です。アイデアの勝利と言えば『どとこい』(紹介記事)とか。

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『どとこい』

vanillaice:あの作品はインパクトありましたね。「ティラノビルダー」を知るきっかけとなったのが『どとこい』、という方も多いのでは。そういう意味では先ほどの『ヴェスタリアサーガ』の勢いも合わせて、シミュレーションRPGの制作ツールとして「SRPG Studio」、ビジュアルノベルゲームの制作ツールとして「ティラノビルダー」が知れ渡った年といえるかもしれません。

ノンジャンル人生:3DRPG制作ツールの「SMILE GAME BUILDER」も発売されましたし、新規の作者さんは入りやすい年だったのかも。

vanillaice:「SMILE GAME BUIDER」や「ティラノビルダー」は直感操作でゲームが作れる、ということを売りにしていましたね。プログラミングを必要としないゲーム制作ソフトが増え、イラストや小説の創作をしている方がビジュアルノベルゲーム制作に挑戦する、といったように自作ゲームを作ろうとするきっかけも多様になっていくのではないかと。

poroLogue:ツールや素材が充実して、制作技術の蓄積もされた結果、「誰もがゲームを作れる時代」が始まっているのかもしれませんね。

友次郎:ツール関係だと、「WOLF RPGエディター(ウディタ)」のワイド対応も現在ベータ版、そろそろ正式版が近そうで気になっています(編注:その後、3月に正式版が公開された)。さっそく対応を模索されている作者さんも見かけますが、やはり画面がリッチになりますね。見ていてワクワクします。

ノンジャンル人生:ワイド版のリッチさは魅力的ですね。個人的には、旧ツクールやウディタのウィンドウの小ささは気になっていました。だから今回のワイド化は凄い嬉しいですね。制作の幅が広がると思います。

友次郎:現在体験版が公開されている『箱庭セレナータ』のワイド対応が楽しみです。作者さんがワイド版の画面を公開されていますがめっちゃ綺麗で、普通にコンシューマの画面だこれ……みたいな。デザインを非常に考えて模索されている様子がTwitterでも伺えて、すごいなあと。

ノンジャンル人生:コンシューマーで思い出しましたが、最近のフリゲはだんだん市販の作品との差異がないものが増えてきたように感じます。

友次郎:「市販の作品との差異がなくなって来た」という話はよく聞きますね。ただ、全部が全部そういう方向ではなく、コンシューマ的なカッチリとした完成度を追求するという方向もあるし、とことん尖った作りでもいい。どこに力を入れるかは引き続き作者さんの自由で良いだろうし、それが届くべき人には届く界隈であって欲しいなと個人的には思います。そういった中で、UIやマップ等のデザインに凝るというのも1つの方向性としてもちろんありかなと。

ノンジャンル人生:そうですね。どこかでめちゃくちゃこだわりつつも、どこかで手を抜けるというのがフリゲの特徴のひとつかなとも思います。

友次郎:ですねー。特徴であり魅力かなと。ちなみに最近の、マップデザインのクオリティの全体的な底上げに関しては、「ねくらマップチップのいろいろ」さんのマップチップの普及の恩恵が大きいのかなという印象です。少し前から見かけましたが、昨年は作者さんの間でもマップ制作に関する情報交換などもよく見られた気がします。

ノンジャンル人生:Twitterで、皆で自作のマップを公開し合うあれですね。見ていて楽しくなります。

友次郎:あくまで個人的な印象、かつファンの贔屓目が入っているかもですが、稲穂スタジオのなすーさんが「マップ制作の凄い人」として一気に注目を浴びた感があります(笑)

ノンジャンル人生:そういえば去年話題になった『箱庭えくすぷろーら』(紹介記事)は、こだわりというかフェチズムの塊でした。

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『箱庭えくすぷろーら』

vanillaice:そもそもなぜ自分はフリーゲームが好きかといいますと、狂気すら感じるこだわりと出会うことがあるからです。

poroLogue:好きな部分に好きなだけこだわれるのがフリーゲームのよさですよね。

ある作者さんの「フリーゲームは高校野球のようなもの」という言葉が印象に残っていて、個人的な解釈なのですが、高校野球のようにアマチュアとして続けることもできるし、甲子園に行って将来的にはメジャーリーグに……みたいな、色々な選択肢が許容されているのも、フリーゲームのいいところだと感じています。

友次郎:作り込み、突き詰めた内容という話ですと、ノベルゲームでは『詩歌を嗜むRe』がとても良かったです。シナリオも、それを伝えるための演出も極まったものを感じました。キャラクターもそれぞれ、物語上の役割というのがしっかりしているのですが、その上で個々の人物としての描かれ方も濃くて。一部過激な表現があるので、苦手な方はそこだけ要注意ですが。

vanillaice:はじめの過激なシーンで面食らいましたが、濃厚なアクションノベルでしたね。

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『詩歌を嗜むRe』

さまざまなテーマでイベントが開催。海外作品も充実

友次郎:ほかに昨年の話題というと、夏をテーマにしたゲーム投稿イベント「フリゲ展!theFinal 夏(フリゲ展夏)」が個人的にアツかったです。『終わり逝く星のクドリャフカ』『戦海ディザイア』など短編RPGの良作がありました。『戦海ディザイア』の作者さんは1年の間で、『ショコラいろのセレナーデ』でツクールの基本システム+αのまとまりの良い短編を作られて、『戦海ディザイア』でノンフィールドRPGをリリース。加えて現在開発中の新作では自作戦闘と、1作ごとにステップアップされているのが凄いなと思います。

年末に第1章まで版が出た『きみと ゆうきの ものがたり』もトップビューのアクションRPGとしてマップやゲームバランスの作り込みが良い感じなのですが、どちらかというと完成期待枠かも。

poroLogue:フリゲ展夏も良作が多かったですねえ。個人的には『アノ・リュンヌ・ソレイユ』など面白かったです。

vanillaice:ゲーム投稿イベントといいますと、昨年もウディコン(WOLF RPGエディターコンテスト)が開催されましたね。クッキークリッカーやハクスラ、ドット絵盛りだくさんといったゲームが大好物の私は『Rush Dungeons!β』にハマりました。

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『Rush Dungeons!β』

poroLogue:vanillaiceさんには2016年のおすすめフリゲ・インディー作品を挙げる記事でも『Rush Dungeons!β』について語っていただきましたが、「放置ゲーだけど、放置するのはもったいない」というのはまさにと思いました。ウディコンだと個人的には『Defense Saviors』も、初心者におすすめできるシミュレーションゲームとして面白かったです。キャラもかわいい。総合グランプリに輝いた『収穫機道ろぼふぁーむ』といい、今回のウディコンはコンパクトにまとまった良作が多かった印象があります。

友次郎:良作短編~中編という流れがウディコンにも通じるのかもしれませんね。『いばらのうみ』もゴールまで30数歩という短いノンフィールドRPGですが、体験としては非常に濃いものでした。私は4周したので総プレイ時間は結構長くなりましたが(笑)。より効率的なプレイを追求するのが楽しいゲームだったので、メモを取りながら周回してました。

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『いばらのうみ』

ノンジャンル人生:『いばらのうみ』は挫折してしまったので、くやしいです!

poroLogue:ノンフィールドRPGは『三億年帝国の夢』などもあり、最近また増えてきた気がするので遊びたいですねえ。

友次郎:ノンフィールドRPGだと『ONE world QUEST』も面白かったです。ノンフィールドだとソロパーティとかコンパクトな作品が多い印象ですが、こちらはダンジョンハクスラ的な内容でキャラも多く、それでいてダンジョンはノンフィールドでサクサク進行という。

poroLogue:フリゲではありませんが『ShrineStory オヤシロ物語』もノンフィールドタイプで面白いですね。

友次郎:オヤシロ物語は、コミケで最初に持ち込んだ数が売れてしまい、そこからは名刺に手書きのダウンロードコードを頒布という形になった人気作ですね。自分はその手書き版を入手しました(笑)

vanillaice:もっとたくさんのフリーゲームを見てみたいという思いから、最近は海外のフリゲも触るようになりました。日本で親しまれている探索アドベンチャーを中心にプレイしています。

poroLogue:海外作品は増えてますよね。さっきvanillaiceさんが挙げてくれた『The Hotel 337』はかなり海外フリーゲームに近い作風だと思いますし、もしよければおすすめのゲームについて語ってもらえると。

vanillaice:昨年の海外フリゲですと、RPGツクール製の『Pocket Mirror』が真っ先に思い浮かびます。『Ib』や『魔女の家』といったフリゲに影響された謎解きホラーアドベンチャーなのですが、馴染み深い作風になっていて一気に飲み込まれました。

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『Pocket Mirror』

poroLogue:元がツクール製のフリゲで、いまでは有償作品としてリメイクされた海外作品『OneShot』もアートワークや仕掛けなどが素晴らしいですね。現在、日本語ローカライズもされている作品で、リリースが待たれます。

vanillaice:『OneShot』の翻訳版、楽しみです!あと海外のゲーム投稿サイト「itch.io」で開催された「Pixel Horror Jam」というゲーム制作イベントでは、謎解きがメインの『Lavender』などをプレイしていました。このPixel Horrorという言葉は、『Ib』や『魔女の家』といった日本のフリーゲームにも関わりがあります。

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『Lavender』

poroLogue:そんなイベントがあったんですね。

vanillaice:もぐらゲームスでは昨年、「itch.io」でのゲームボーイ風をテーマとしたゲーム制作イベントの記事がありましたね。なんという名前でしたっけ。

poroLogue:GBJAM 5」(関連記事)ですか?

vanillaice:そうです!そちらのイベントでは、日本発の『SHINKENDO』をプレイしていました。使える技が2つだけのシンプルな格ゲーなのですが、何も考えずに特攻して終盤で見事に撃沈。何度か挑戦するうちに間合いを気にするようになって、自然と技の出し方がわかっていく、という華麗なる流れを体験しました。

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『SHINKENDO』

友次郎:フリゲ展夏といい、特定のテーマからゲームが生まれるというのも興味深いですね。

vanillaice:他に印象に残った海外フリゲですと『The Huntress of the Hollow』を挙げたくなります。おとぎ話のような短編RPGです。海外フリゲとして話題になった『OFF』の戦闘が好きな方はニヤリとするかもしれません。色使いはゲームボーイ時代のポケモンに影響を受けているそうなんですが、とても綺麗でした。

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『The Huntress of the Hollow』

友次郎:海外作品の話からは逸れちゃいますが、ドットグラフィック的な話ですとアクションゲームの『赤い目のレシアス』が良かったです。ステージデザインも秀逸でした。昨年は海外インディーで『Momodora: 月下のレクイエム』(紹介記事)に『Rabi-ribi』(関連記事)と、キャラクターが可愛くてやり応えのあるサイドビュー探索アクションが目を惹きましたが、そういった作品が好きなら本作もお勧めです。現状、第1話までですが結構遊び応えのある内容でした。

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『赤い目のレシアス』

poroLogue:『赤い目のレシアス』はプレイしましたが、キャラデザインも凄く作り込まれてましたね。今後が楽しみです。

魅力的なゲームは尽きず。ホラーゲームも引き続き人気

ノンジャンル人生:フリゲやインディーも魅力的なゲームが多すぎて、ちょっと遊んで目移りしてしまうことってよくあります。

友次郎:昨年、特に11月中盤から気になる作品が次々にリリースされていて、徐々にプレイしていますがなかなか追い付きません……。

vanillaice:積み重なっているゲームの数はもう数えていません(汗)

ノンジャンル人生:去年話題になっていて、個人的にもヒットしたのが『高速廻転寿司』です。寿司でレースする奇抜さと、ちゃんとレースゲームとして成立しているのがツボにはまりました。でもこれ、2015年制作のゲームなんですよね。いつブームが来るかなんて誰にもわからないもんですね。

poroLogue:実況などで同時多発的に取り上げられてましたね。ふとしたきっかけが流行に。

vanillaice:まさに疾走するように、新鮮な寿司ブームがありました。レース系のフリゲが話題になるというのは珍しい光景でしたね。

『高速廻転寿司』と同じくUnity製の『言霊の迷宮』も独特なフリゲです。しりとりをしながら進んでいくローグライク風のゲームなのですが、緊張の連続で常に発想力が試されます。語彙力とタイピングに自信ありという方に限界までプレイしてほしいなぁと。

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『言霊の迷宮』

ノンジャンル人生:そういえばホラーゲームの話はまだでしたね。ホラゲもコンパクトになっている傾向はあるのでしょうか?

poroLogue:そうですねえ。多くの作品が出ている分、ゲームデザインが洗練されてきているような。最近だと『徒花の館』(紹介記事)がよかったです。厳密にはホラーゲームというか特殊なジャンルなんですが。

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『徒花の館』

vanillaice:主人公が殺人鬼というだけでも「おっ?」と思っていました。初回プレイのやり直し無しでのイカサマ勝負が楽しかったです。こういう頭脳バトル系はもっと遊んでみたいなあ。

poroLogue:クリアまでに2時間ほどで、それぞれルールの違う「ライアーゲーム」風の心理戦が複数あって面白いんですよね。

友次郎:『徒花の館』、Twitterでも話題になっていて気になってたんですよね。2時間くらいなら気軽にできそうですし、やってみようかな。

vanillaice:他に注目されたホラーフリーゲームといいますと『狂い月』(紹介記事)や『トラウマ*トラウム 翠眼の人形』(紹介記事)、そして台湾発の『ファウストの悪夢』(紹介記事)などがありましたね。ホラーアドベンチャーはこれからも不動の人気を誇っていくことでしょう。

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『狂い月』

2016年の一推し作品、そして今後の期待作は!?

poroLogue:最後に、これまでもう出ているかもしれませんが、皆さんの「2016年のフリゲで個人的に推したい作品」「今後楽しみにしているフリゲ」を改めて語ってもらえればと。

ノンジャンル人生:『箱庭えくすぷろーら』や『メイジの転生録』は記事に書いたので、そのほか一作挙げるとしたら……『デッドラインのその先で』、これですね。

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『デッドラインのその先で』

vanillaice:未プレイでした。どんなゲームなんです?

ノンジャンル人生:死んでしまった冴えない父親が、娘を守るため奔走する話です。パズルを解きながら進んでいくのですが、話も丁寧で、めちゃくちゃ感情移入してしまいました。ぜひどうぞ~。

今後楽しみな作品は……気になる大作RPGが今年5本ほどリリースされそうなんですが、完成を急かしてしまうかもしれないのであえて答えません!

vanillaice:うーむ、気になります!さて自分は、イチオシは『Pocket Mirror』です。日本語版が出る予定は今のところありませんが、もし翻訳されることがあれば日本でも多くの人に遊ばれてほしいという思いも込めています。

これから楽しみな作品については……先ほど触れた『The Hotel 337』です。挙げていくとキリがないですが、他には『ムラサキ』の続編や『帽子世界』のリニューアル版、あと『星の王女さま』にも注目していきたいです。

友次郎:『星の王女さま』、年末に公開されたデモムービーを見ましたが本当に楽しみですね。

私の一推しは……改めて、という感じですが『アイマス』です。短編・中編RPGが豊作と感じた今年を象徴する作品として挙げさせていただきます。

そして楽しみにしているフリゲは……ノンジャンル人生さんが開発中の探索RPGです。

ノンジャンル人生:!?

友次郎:驚かせてしまい恐縮です(汗)とはいえ全く他意はなく、純粋に以前プレイさせていただいた体験版が面白かったので……完成を楽しみにしております。

ノンジャンル人生:名作が数々挙げられていてハードルが高すぎるのですが……制作はぼちぼち進んでいるので頑張りますね。

友次郎:あとは有償同人なので参考程度ですが、フリゲ界隈繋がりでいうと稲穂スタジオさんの『アスクギア』が楽しみです。

ノンジャンル人生:有償ありなら……友次郎さんがツイートされていた『イストワール』ライクな新作も気になっています。イベントに行かないと買えないのですか?

友次郎:Eulogia/IXNOS』ですね。あれは気になりますねー。体験版も面白かったです。 今回の体験版はイベントのみだったようです。完成版がどうなるかは不明ですが、一般的にはショップ委託やダウンロード販売などもよくあるので、期待したいですね。

あとはまだ完全にこれからですが、SmokingWOLFさんが新作に着手されるようで楽しみにしています(編注:その後ゲームの概要などが発表されている)。

poroLogue:ロードマップのしっかりした報告になっているというのがさすがですね(笑)

友次郎:熟練者ですね……。

poroLogue:最後に自分ですね。結構迷ったのですが、やはり2016年の推しは『ヴェスタリアサーガ』かなと。この作品の出自を考えると「特別枠」な感じがあるんですが、ゲームデザインや作劇など学ぶことの多かった作品なので、よりプレイされてほしいなと思いました。

ノンジャンル人生:第一線を駆けてきた方なので、お手本になりますよね。

友次郎:poroLogueさんらしい選定だと思います~!SRPGもじっくりプレイしたい作品が沢山あります……。

poroLogue:今後の期待作は……個人的にはやっぱり『フシギセブン』(関連記事)かなと。世界観や文章、システムの独特な雰囲気が前作から好きなので、楽しみにしている作品です。

ノンジャンル人生:12月に体験版が出たとき、Twitterのタイムラインに衝撃が走ってました。

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『フシギセブン』(体験版)

vanillaice:そういえば百騎録も気になっています。

友次郎:そうそう、百騎録も期待の作品でしたね。どの程度開発が進んでいるのかわからないので言及しそびれていました。

poroLogue:『メイジの百騎録』、開発状況を見ていると意外と形になっている気もしますが、どのくらいのボリュームなんでしょうね。とはいえ開発中ゲームの情報があるということ自体が希望です……。

ノンジャンル人生:そうですよね……。『Elona』の作者さんの新作『Elin』(関連記事)も出ることになりましたし!

poroLogue:完成時期はまだまだ先のようですが、楽しみすぎますね!昔からいた作者さんの活動が活発になりそうな年でもあります。

ノンジャンル人生:『Elin』はむしろ買わせて下さいという気持ちです。

poroLogue:Steamへの登録を目指しているとのことですので、有償になるのかもしれませんね。

vanillaice:2016年の終わり頃、Twitterのトレンドに『Elona』があったのはびっくりしました(笑)

ノンジャンル人生:ファンの方の漫画がきっかけでしたっけ?

poroLogue:そうでしょうね。漫画がリツイートされてトレンドに。

vanillaice:いかにフリーダムなゲームなのかがよく伝わってきます(笑)

友次郎:おーなるほど、この漫画は拝見していましたがこんなに広まったんですねえ。凄い!

ノンジャンル人生:フリゲを語ると、やっぱりElonaにたどり着きますね。

poroLogue:確かにそれはある……。

といったところで、開始から実に5時間超!いったん座談会はこのあたりで閉めますかね。たぶん、区切りをつけないとエンドレスで語れると思うので(笑)

友次郎:了解です、いやー楽しかったです!ありがとうございました。2016年を語り尽くした……!

ノンジャンル人生:楽しかったです(笑)

vanillaice:あらためて振り返ると、とても充実した年でした!

poroLogue:本当にそうですね。今回はご参加ありがとうございました!


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    poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。

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    vanillaice(@0vanillaice0

    フリーゲームを遊び続けてかれこれ15年。パズルが主食ですが何でもやります。フリーゲームとともに生きていく。

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    ノンジャンル人生(@nongenre_zinsei

    普段からRPGの考察と『メイジの転生録』の話ばかりしている人です。去年もぐらゲームスにて連載「フリーゲームをはじめよう。」を書かせて頂きました。今年も積みゲーとの格闘をしています。自身もRPGを制作しており、現在WEBサイト等を準備予定です。

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    中村友次郎(@finalbeta

    フリーゲームと同人ゲーム、日本ファルコム作品をこよなく愛するゲーム好き。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。