「枯山水に続け!」図形パズル、原始人、青春…。ゲームマーケット2015春で要チェックの9作品!

国内最大のアナログゲームの祭典『ゲームマーケット2015春』がいよいよ5月5日(火・祝日)、東京ビッグサイト(東京国際展示場) 西2ホールにて開催される。
前回のゲームマーケット2015大阪からわずか2ヶ月という短い期間での開催だが、ボードゲームの盛り上がり、とりわけ国産ゲームの枯山水がメディアで多数取り上げられたこともあり、来場者の更なる増加も見込まれる。

それでは早速もぐらゲームスの注目作を紹介したい。

紙面の都合などで取り上げられない作品も多数あるが、この他にも意欲的な作品、直近で発表される作品などもあるので、是非会場に足を運びその目で確かめて欲しい。

AHC/居眠りの街 『アダマスの守り手』

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図形パズルを組み立てることによりマナを供給し、1人1体のユニットを召喚して戦うTCG(トレーディングカードゲーム)のようなカードゲーム。
1枚に赤、黄、青、緑の三角形が書かれたカードを組み合わせ、菱型を2つ作ることで4種のユニットから1体を召喚出来るシステムとなっているようだ。
グラフィックが非常に美しく、2人用(2セット購入で4人プレイ可)、価格が500円と、手軽に出来るゲームのようなので、TCGプレイヤーでなくても注目したい作品だ。

吉々庵 『Quadra -クアドラ-』

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こちらも2人用ゲーム。
プレイヤーは4色の攻勢プログラムを駆使し、4重のセキュリティ“クアドラ”を相手より先に破壊することを目指す。
自陣のスロットにセットしたカードにより、カードに対応した色の攻勢プログラムコマを動かすことが出来る。将棋のように相手のコマが載ったマスに移動すればコマを取り除くことが出来るが、取られたコマはリブートマスから復活出来るようになっているので、一方的に有利になり難く、濃厚なプレイが出来るのではないかと期待している。

TAGAMI GAMES 『原始人の晩餐』

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プレイヤーは原始人となり、武器を使って狩ったり採取した食べ物で晩餐を開き、仲間を増やしてはまた狩猟に出かけていく。
数字が被ると獲物が獲得出来なくなるバッティングや、最後に得点になる食料を、ラウンドや仲間が増えれば増える程多く晩餐としなければいけない食料供給のシステムが、熱い戦いを期待させる。
仲間には様々な特殊能力があるので、どの仲間を増やしていくのかという戦略も大事になってくる。
さあ!一緒に狩猟に出かけよう。

オインクゲームズ 『Rights (ライツ)』

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毎回、デザイン性に秀でた作品を発表し話題となっているオインクゲームズの新作は、ファッションデザイナー達の権利(Rights)競争をテーマとしたカードゲームだ。
プレイヤーは自分の前にカードを出すか、隣のプレイヤーの前にカードを出すか選ぶ。出された相手は、自分がいらなければコイン1点分を支払い更に隣のプレイヤーに渡していき、誰かがカードを獲得したらコインも一緒に受け取り、次のプレイヤーに順番が周る。
最も多く同じ絵柄を獲得したプレイヤーが権利者となり、それと同じ絵柄を持つ他のプレイヤーは1枚につき2点のコインを払わなければならないので、どのカードを獲得するか、どこまでコインを支払うかが勝負のポイントとなる。

米光と優秀なゲームデザイナーズ 『ポケット&ビスケット』

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ビスケットが入ったポケットタイルをめくってビスケットを増やしていく神経衰弱。
最初は1つ、次は2つ、次は3つと、1つずつ増えるようにタイルをめくっていくのだが、なんと、あの童謡の様に、めくる前にポケットを叩くとビスケットが1つ増えるのだ。叩いてめくったビスケットが1つならば2つ、ビスケットが2つならば3つとしてカウントされる。
お手軽ながら記憶力と戦略が要求される侮れないゲームだ。上手くめくって沢山のビスケットを手に入れよう。

アルハラシステムズ『THEほうきギターズ』

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酒を飲ませるゲーム、肉奉行をするゲームなど数々の独創的な切り口のカードゲームを制作してきたアルハラシステムズ。ゲームマーケット2015春では新作『ほうきギターズ』を販売する。今回のテーマは「青春」。メンバーを集めてバンドを組み、バイトをして楽器を買って弾きこなそう。同サークルの得意技リアルなルールは今回も健在。「バンド活動時のアクションの選択肢はバイト・サボる・練習・リーダー決め」、「LIVEは2回あり、1回めの後にメンバーの脱退・加入がある」など妙にリアルな設定が光る。イラストを交えた青春全開なマニュアルも公開されているのでぜひご覧いただきたい。

かめのうきしま 『シュレッダーは社内にひとつだけ』

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シュレッダーが1つしかない大企業の部長になり、ライバルを蹴落としながら機密書類を上手に処理して社長を目指すカードゲーム。いかに早く機密書類のカードを捨てていくかが重要になるが、それ以上に重要なのは、ライバルよりも自分の役職を上げること。「紙づまり」や「ぬれ衣」など、シュレッダーや役職に直接影響を与える行動カードの役割が鍵になる。サラリーマンになったような気分になるかもしれないが、社内の出世競争を生き残れ!(経費でシュレッダーを増やそうなどという考えは厳禁だ)

台湾ボードゲームデザイン 『キャッスルクラッシュ!』

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キャッスルクラッシュは、つみ木のような木のブロックを使って城を作りながら、ハンマーで相手の城を壊すテーブルゲーム。木の緩やかなコンポーネントとかわいい外見に騙されそうになるが、いかに自分の城を強固に作り、そして相手の城を崩すかを考える、頭を捻る必要のあるゲームだ。今回のゲームマーケットでは拡張セットが販売され、追加のブロックと、様々な効果のあるカードが含まれている。ブースでは他にも台湾のデザイナーがデザインしたゲームが10種類以上販売される。

OTOKOMAE GAMES 『CRIMINAL’S クリミナルズ』

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クリミナルズは、宝物を盗み出す窃盗団のリーダーになって、お宝を盗み出すゲーム。まさにクリミナル(犯罪者)。宝物に仕掛けられたセキュリティを推理しそのセキュリティを攻略するために必要な仲間を集めて宝物を盗み出すことを目指すことになる。仲間は常に5人までだが、キャラクターは『詐欺師』『格闘家』『スパイ』『ハッカー』『爆発物専門家』『軽業師』と6種類存在している。ルールの詳細は不明だが、このあたりのジレンマが鍵になってくるのではないだろうか。渋くもハードボイルドすぎない、コミカルなイラストも特徴的だ。


以上紹介してきた作品以外にも意欲的・独創的なゲームが多数あるが、紙面の都合で紹介を控えさせて頂いた。
また今回は自主企画として2種類のカードだけを使ってゲームを作る企画が行われており、既に発表されている中にも非常に気になる作品が上がってきており、こちらも注目したい。
価格も安く抑えられているものが多いかと思うので、アナログゲームの入り口としてみてはどうだろうか。
パンフレットには記載されていないので、ツイッターから【#2種カードゲー企画】と検索して調べて頂ければと思う。

【ゲームマーケット2015春】
開催日 2015年5月5日(火・祝日) 10時~17時
会場  東京ビッグサイト(東京国際展示場) 西2ホール

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    おこげ(@orokoge

    デジタルゲームで一番プレイしたのは『ワールド・ネバーランド』初期2作。現在はゆるふわボードゲーマーとして僻地高知でマンガをメインに雑多な趣味で広く浅く活動中。

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    すんくぼ(@tyranusii

    学生時代、MMORPG「リネージュ」で朝から晩まで飽くことなきレベル上げと戦争に没頭する毎日を送る。本業では廃人卒業後、国家公務員を経て、再びゲームの世界へ。「もぐらゲームス」を立ち上げました。ハマったゲームはライブアライブ、ファイアーエムブレム 聖戦の系譜、デモンズソウルなど。
    個人ブログもやってます:もぐらかペンギンか