Posts Tagged: この筆者(ニカイドウレンジ)が書いた他の記事を読む

『Undertale』の凄さについて感情抜きで語りたい

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本記事では『Undertale(アンダーテール)』について紹介させていただきたい。 が、今回は『Undertale』がどのようなゲームかについては触れるつもりはない。この記事を読んでもゲームの概要は伝わらないだろう。 というより、ぶっちゃけどういうゲームなのかはむしろ「知らないほうがいい」のだ。伝えたいのは「Undertaleが凄いゲームである」ことと「むしろ何も知らずにプレイして欲しい」というこ…

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そこは小規模ゲームの宝石箱。ゲーム販売サイト『itch.io』とは

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皆さんは「itch.io」というサイトをご存じだろうか。もし良く知っておられるならこの記事は読む必要はありません。記事の下の方にitch.ioで遊べるオススメゲームを紹介しているので見ていってくださいな。 itch.ioをよく知らないというそこの方! インディーゲームに興味があるなら新たなゲームとの出会いがそこで待っています。あるいはゲーム製作に興味がある方。itch.ioの存在を覚えておいて損は…

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空気が無くなるまでの数分間を味わう“俳句型”短編ゲーム『Orchids to Dusk』

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現在、ゲームはとても多様化している。敵と戦いながら冒険するゲームやキャラクターの成長や物語を楽しむゲームといった昔ながらのゲームも沢山あるが、一方で「何もせず放置するゲーム」や「リアルで歩くゲーム」「見知らぬ誰かに手紙を送るゲーム」など、旧来のゲームという枠組みを越えた作品も多く出てきている。 今回紹介するタイトルもそういった「枠組みに囚われない」タイプの作品だ。 ただ「死ぬ」だけのゲーム 『Or…

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2DSTGが苦手な人にこそオススメしたい、ゆるくて熱いSTG『ネコネイビー』

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私は2Dシューティングゲームが好きだ。 しかし一方で、2Dシューティングが苦手でもある。 『グラディウス』シリーズが好きだ。でも一度やられてパワーアップを失うとそこから挽回できずゲームオーバーになってしまう。『怒首領蜂』が好きだ。でも中盤以降の高密度の弾幕をドット単位で避けるのがいつまでも安定せずやられてしまう。『バトルガレッガ』が好きだ。でも攻略法を調べると「普通に敵を倒してはダメ」など独特の作…

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ゲーマーこそ遊ぶべき。工夫と攻略の楽しさを味わえる放置ゲー『オジナユタ』

オジナユタ

  「放置型ゲーム」というジャンルがある。2011年に大ブームとなった『おさわり探偵 なめこ栽培キット』が火付け役であろう。また2013年には、壮大な数字のインフレを楽しめる『クッキークリッカー』が流行した。 この2作品を起点として次々と類似作が作られていき、いつのまにか「放置系ゲーム」がジャンルとして定着した。後続作品の中にも新しいチャレンジのあるタイトルが多くあり、現在も進化を続けているジャン…

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デジゲー博で見つけたおすすめ同人・インディゲーム12選

デジゲー博

    2016年11月13日、同人・インディゲームの頒布イベントであるデジゲー博が東京にて開催された。本イベントは今年で4回目の開催となり、ブース数の増加や様々なVRゲームの出展など、前年に引き続いての活況が感じられたイベントとなった。 そこで今回、もぐらゲームスではデジゲー博で気になった同人・インディゲームを12作品紹介。既に配信されている作品や、今後リリースを予定している作品もあるため、気に…

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おすすめゲームボーイ風フリーゲーム6選+1【GBJAM5】

フリーゲーム,GBJAM5

先日、海外のゲーム投稿サイト「itch.io」にて開催されたゲーム制作イベント「GBJAM 5」の最終結果が発表された。ゲームボーイ風のゲームを9日間で作るオンラインのイベントだ。 投稿された作品は402タイトル。様々な作風で様々なジャンルのゲームが投稿されているが、共通するのは「ゲームボーイ風」がテーマであること。つまり、「横160px・縦144pxの小さな画面サイズ」「使用できるパレットは4色…

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日本ゲーム大賞 アマチュア部門優秀賞『ELEC HEAD』作者インタビュー

日本ゲーム大賞 アマチュア部門優秀賞『ELEC HEAD』

東京ゲームショウ2016にて最終結果が発表された「日本ゲーム大賞」。その中の「アマチュア部門」は、主に学生を対象としたゲームコンテストだ。ここで受賞した作品はゲームショウの会場内で展示され実際に遊ぶ事ができるのだが、その中でひときわ目を引く作品があった。       『ELEC HEAD(エレキヘッド)』。主人公の頭に電気が流れており、触れたものに電流が流れる2Dアクションパズルだ。モノクロに黄色…

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「ガンブーツ」という発明がマリオを超えた。『Downwell』のゲームデザイン

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初めてその画面を見たのは約1年前。白黒に赤色を加えた3色のみで画面が構成されており、棒人間のようなキャラクターがなにやら足からショットを撃ちながらどんどん下に降りていく。一度見たら忘れようがない強烈なインパクトを持つゲームだった。 そのゲームがとうとう配信開始となった。タイトルは『Downwell』。井戸を下っていく下スクロール型のアクションゲームだ。ゲーム内容のユニークさもさることながら、当時、…

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ソシャゲ風だが、これは間違いなくゲームである。『伝説の旅団』

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ボードゲーム界で有名なあのオインクゲームズが新たなスマホゲームをリリースした。タイトルは『伝説の旅団』。町から町へ旅をしていくRPGだ。   真っ先に目を引くのは、独特な世界観とグラフィックだ。茶色を主体とした暗めの配色で、スマホゲーの主流である色鮮やかな配色とは正反対のものとなっている。世界設定が「太陽が昇らない世界」となっており、月夜の下で動物のキャラクター達が戦うという、間違えば重苦しい・地…

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