ゲームブック風マルチエンディングRPG『いのちのつかいかた』体験版公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は4件です。

ゲームブック風マルチエンディングRPG『いのちのつかいかた』体験版公開

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だらねこげーむずは1月14日、ゲームブック風マルチエンディングRPG『いのちのつかいかた』の体験版を公開した。SteamおよびDLsiteよりダウンロード可能。体験版では最初のダンジョンのクリアまでプレイできる。

手描きマップ上で探索範囲を広げていきながら、ゲームブックのようにイベントをこなしつつ進行していくRPG。プレイヤーの選択によりダイスロール判定や戦闘、アイテムの使用などさまざまな手段で状況を打開していく。また選択によって主人公の「執着」が変化していき、これによりエンディングが変化するとのこと。

戦闘は1ターン3回の行動を選び敵と交互に行動するコマンドバトルで、敵の攻撃時はQTEによる攻撃回避の要素もある。単純にアクション性のある戦闘というだけでなく、敵の行動を予測できればQTEで押すべきキーが事前にわかるといった要素もポイント。

ファイター・メイジといったクラスのレベルを上げることでさまざまなスキルを習得したり、ダイスロールにも影響する各種能力値を任意に上昇させるといった自由度の高いキャラクターカスタマイズも特徴となっている。

カードバトルRPG『ミカゲ・キューブ』ダウンロード版公開

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kainushi氏は1月13日、カードバトルRPG『ミカゲ・キューブ』のダウンロード版を公開した。ブラウザー版はRPGアツマールにて昨年末に公開済み。

ランダムに入手するカードでデッキを構築しながら進めていくノンフィールドRPG。戦闘時はターンごとに最大値が上がり毎ターン全回復するAP(コスト)を消費して、手札からカードを出すことで戦っていく。1プレイの想定プレイ時間は公称60分で、HPが0になると即ゲームオーバーとなりセーブは中断セーブのみ可能。プレイ内容に応じてスコアが算出される。

なお、ダウンロード版の公開に合わせて新プレイヤーキャラクター「アルファ」の追加実装も行われている。

ノベルゲームエンジン「Light.vn」サンプルゲーム『ひしあと世界の選択肢』ブラウザー版公開

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ノベルゲームエンジン「Light.vn」作者の炯淳氏が主催する研究団体Soul Engine Projectは、育成シミュレーションゲーム 『ひしあと世界の選択肢』のブラウザー版を公開した。

「Light.vn」は、リアルタイムプレビューが可能な専用エディターなどが特徴のノベルゲームエンジン(紹介記事)。『ひしあと世界の選択肢』は「Light.vn」によってノベルゲームに限らないさまざまなジャンルのゲームを制作するための参考として、実際にプレイできるゲームを提供する企画のもと2018年に公開された。5日間の行動で変化するパラメーターに応じてエンディングが変化する簡易的な育成シミュレーションゲームとなっている。

「Light.vn」は現在ブラウザー版ゲームの出力機能の改善が続いており、動作の軽量化などが図られている。今回のブラウザー版もそのサンプルの一環として出されたものと見られる。

「講談社ゲームクリエイターズラボ」第1期 二次選考通過者発表

株式会社講談社は1月15日、「講談社ゲームクリエイターズラボ」第1期の二次選考通過者を発表した。

開発支援金として年間で最大1000万円(税込み、最大2年間で2000万円)を支給するなど、インディーゲームクリエイターを支援するプロジェクト(関連記事)。第1期は9月15日から11月5日まで企画の募集が行われ、1262件の応募があったという。その中から約50人が一次選考を通過し、今回14人が面接を経て二次選考を通過した。

二次選考通過者への最終面接を経て、第1期ラボメンバーの発表は2月中旬を予定しているとのこと。なお、ラボメンバーとは別枠で、共同事業として組むことに発展するケースも生まれたという。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。