STG『Graze Counter GM』リリースなど ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は7件です。

STG『Graze Counter GM』リリース

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Henteko Doujinは1月19日、びっくりソフトウェア開発の2Dシューティングゲーム『Graze Counter GM』をリリースした。Steam(PC)PS4/5Nintendo SwitchMicrosoft Store(Xbox One /  Xbox Series X|S /PC)向けに配信されている。PlayStation以外のプラットフォームではリリースより一定期間20% OFFで購入可能(期間はプラットフォームにより異なる)。SteamおよびNintendo Switchでは体験版も配信中。

『Graze Counter GM』は、2017年にリリースされたシューティングゲーム『Graze Counter(グレイズカウンター)』(紹介記事)のリメイク版。自機を敵弾にカスらせてゲージを溜めることで、弾消し能力を持つ強力なカウンター攻撃ができるシステムが特徴となっている。カウンターを敵に当てたり敵弾を消すことで出現する星を集めて自機を大幅に強化する「ブレイクモード」を発動することもでき、大量の敵弾を逆に利用して強力かつ派手な攻撃を叩き込める爽快感が魅力の作品だ。

こうしたシステムによって、敵弾や敵の密度は十分歯応えを感じられるレベルを維持したまま比較的難易度が抑えられており、またゲームシステムをお題をクリアしながら覚えられるミッションモードもあるため、シューティングゲーム初心者にもお勧めの作品となっている。シューティングゲームらしい疾走感のあるBGMもみどころ。

GM版ではグラフィックを始めとして全般的にゲーム内容がリファインされているほか、ルート分岐や新規プレイヤー機体の追加などが施されている。機体は2種類の初期機体+アンロック機体14種類の全16種類で、STGと馴染みの深いVTuberやインディーSTGとのコラボ機体も用意されている。また、BGMは全曲リマスターされ新曲も追加されている。

ファンタジーRPG『Abyss ~昏冥の刻~』完成版公開

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トウモロコシ汁氏は1月16日、ファンタジーRPG『Abyss ~昏冥の刻~』をフリーゲームとして公開した。2022年1月に制作途中のバージョンが体験版として公開され、随時更新されてきた作品の完成版となる。ダウンロード版およびブラウザ版が配信されている。

生命ある者すべてを食らい尽す謎の生命体「アビス」に立ち向かう英雄「アビススレイヤー」に憧れる少女リネットと、記憶も名前も喪い「ゼロ」と名付けられた少年が出会うことから物語が展開していく長編作品。システム面ではスキル習得や能力上昇の効果がある「念石」の装備によるキャラクターカスタマイズも特徴となっている(体験版の紹介記事)。

アドベンチャーゲーム『A Space for The Unbound』リリース

Mojiken開発のアドベンチャーゲーム『A Space for The Unbound』が1月19日にリリースされた。SteamおよびPS4/5、Nintendo Switch、Xbox One向けに配信され、PS5とSwitchではパッケージ版も発売される。Steamではデモ版も配信中。

90年代後半のインドネシアの田舎町を舞台にした作品。超自然的な力を手にした少年と少女が、町を調べてまわり、隠された秘密を解き明かしていく。他人の心の中へ入り込む要素や、ピクセルアートで描き込まれた背景グラフィックなども特徴(「東京ゲームショウ2020 オンライン」出展時のレポート記事)。

VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語。しかけ版』PC版リリース

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合資会社自転車創業は1月19日、同社が企画し、フォージビジョン株式会社が開発するVR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム『星の欠片の物語。しかけ版』のPC版をSteamにてリリースした。対応デバイスはOculus Rift / HTC VIVE。また合わせて、プロローグ版にあたる『星の欠片の物語、ひとかけら版』が無償化された。なお、メディアスケープ株式会社のパブリッシングによりPSVR版もリリースされている。

星の欠片に取り残された少女と、他の世界を覗き見ることができる装置で少女とお互いを認識し合えるプレイヤーが力を合わせて謎を解いていく作品。プレイヤーが少女と視線でコミュニケーションして行動してもらうというシステムで、VRヘッドセットによるゲームプレイと世界観が一致したゲームデザインが特徴となっている。

「ひとかけら版」はプロローグ版としてのエンドがあるバージョンで、「しかけ版」は完結版としてのエンドがあるバージョンという位置付け。それぞれゲーム内の謎解きは全て異なり、「しかけ版」だけを遊んでも問題ないが、先に「ひとかけら版」をプレイした方がより感情移入できる構造になっているとのこと。

なお、発売から約1カ月間(2月26日まで予定)、早期購入デジタル特典として、解説付き開発資料、音声再生可能な台本データ、4K壁紙をダウンロード可能。

ツインスティックシューター「NeverAwake」PS4/PS5/Switch版リリース

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株式会社Phoenixxは1月19日、株式会社ネオトロ開発のツインスティックシューター「NeverAwake」のPS4/PS5/Switch版をリリースした。ダウンロード版のほかパッケージ版も用意されている

目を覚まさない少女が夢の中でモンスターと戦い続けるという独特の世界観で、手描きのグラフィックが特徴の作品。敵を倒して「ソウル」を集めることでステージをクリアするシステムや、多彩な武器やアクセサリを装備してキャラクターを強化するシステムなども特徴となっている。Steam(PC)版も昨年10月より配信中(Steam版の紹介記事)。

なお、PS4/PS5/Switch版のリリースにあたり、より遊びやすくなるような全般的なバランス調整、新規アクセサリの追加、オートエイムの調整といった改善や新要素が盛り込まれた。同様の内容はSteam版にも大型アップデートとして適用されている。

スマホ向け育成RPG『錬魂のレナフィーネ』事前登録開始

ねこどらソフトは、スマートフォン向けの育成RPG『錬魂のレナフィーネ』の事前登録を予約トップ10にて開始した(Android / iOS)。シングルプレイ専用の基本無料作品とのこと。配信予定は2023年3月下旬とされている。

戦乱の中で妹を亡くし、自らも命を落としたが魔族として蘇った少女レナフィーネが主人公の作品。レナフィーネは魔王軍の軍団長としてモンスターを育成し、軍団を強化していく。錬魂界と呼ばれるダンジョンに潜り、到達した階数がモンスターのレベルとなる錬魂システムなど独自の育成要素が特徴となる模様。

SteamにてPLAYISM旧正月セール開催

PLAYISMは1月17日、Steamにて旧正月セールを開始した。対象作品が最大80% OFFとなる。セール期間は31日午前3時まで。

セール中のゲームのうち、もぐらゲームスで紹介記事を掲載したゲームをいくつかピックアップしてご紹介するので参考にしてほしい。


紹介記事:探索型アクションを作り続けた開発チームが送る”攻略しやすい”完全新作横STG『DRAINUS』


紹介記事:”狂い咲く”熾烈な戦闘が魅力の探索型アクションにして、東方Project二次創作作品『Touhou Luna Nights』


紹介記事:メトロイドヴァニアのツボを押さえた『Momodora:月下のレクイエム』は美しくもダークな夜想曲



紹介記事:現行の家庭用ゲーム機への集結を果たす、歯応え抜群の遺跡探検考古学アクションADV『LA-MULANA』シリーズ


紹介記事:リソース管理型ノンフィールドRPG『箱舟のノワール』 “幸運”を捧げて極限状況を生き延び、真相を解き明かせ

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。