デッキ構築型ローグライクRPG『クロノアーク』正式リリースなど～今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

2024-5-11インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は6件です。

デッキ構築型ローグライクRPG『クロノアーク』正式リリース

Al Fineは5月3日、Steamにて2019年末より早期アクセスが続けられていたデッキ構築型ローグライクRPG『クロノアーク（Chrono Ark）』を正式リリースした。リリース記念セールとして5月17日まで25% OFFで購入可能となっている。また、あわせて水着をテーマとした追加スキンなどを収録したDLC「Summer Twilight」もリリースされている。

黒い霧に包まれた世界を元に戻すため、「予言の少女」ルシーと調査団の仲間達が旅に出るという作品。さまざまなランダムイベントで戦力を強化しながら進行し、ターンごとにランダムに手札に加わるスキルをコストを消費して使っていくというデッキ構築型ローグライクを基本としつつも、パーティでの戦闘やフィールド探索といった要素、およびビジュアルやストーリー面などにJRPG的なテイストを取り入れた作りが特徴となっている。

RPG『セツナステップ/ナユタドライヴ』フリーゲーム夢現にて配信開始

ハンペン氏は5月2日、フリーゲームとして公開中のRPG『セツナステップ/ナユタドライヴ』のフリーゲーム夢現での配信を開始した。

術師ナユタと新米狩人のセツナ、二人の少女がとある島で観測された魔力の乱れを調査するため旅をするという作品。

戦闘はターン制のコマンド型。セツナはスキルの使用に必要なSPが足りる限り1ターンに何度も行動可能で、ナユタは「イグニッション」発動によりSPを2倍消費することで攻撃や回復の威力が2倍になるというシステムが特徴だ。また、敵を倒すことで入手できる「ソウル」を装着することで使用できるスキルを増やすことができ、ソウルの組み合わせによる戦術のカスタマイズも攻略のポイントとなっている。

女性向け恋愛ADV『私のリアルは充実しすぎている』Nitendo Switch版配信開始

TetraScope開発の女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『私のリアルは充実しすぎている』のNitendo Switch版が配信開始された。5月16日までは10%OFFで購入可能。

『私のリアルは充実しすぎている（通称「わたじゅう」）』は、才色兼備な副会長として人望を集めている高校二年生の少女「姉崎希美」（名字固定・名前変更可能）が主人公のラブコメ作品。攻略対象は義理の弟や転校生など3人で、一見“リア充”な主人公が抱える秘密なども絡みつつ物語が展開していく。

本作は2014年にリリース。その後フルボイス化され現在はSteam / Android / iOS版も配信されている。女性向け恋愛アドベンチャーゲーム（いわゆる乙女ゲーム）でありつつ、主人公自身もキャラが立っており魅力的なことから、オリジナル版のリリース時よりプレイヤーの性別を問わず人気を博している作品だ。

RPG『戦乙女《レギンレイヴ》の終末論』イメージソング公開

紫苑もみじ氏がフリーゲームとして公開しているRPG『戦乙女《レギンレイヴ》の終末論』のイメージソング「約束を超えた世界に」がYouTubeにて公開された。

『戦乙女《レギンレイヴ》の終末論』は、北欧神話とクトゥルフ神話をモチーフとし、二つの神話が交わって物語が展開する現代ファンタジー作品（紹介記事）。イメージソングではこうした世界観や、作品の展開を想起させるような歌詞が盛り込まれているようだ。

『薔薇と椿』仕様のNintendo Switch Joy-Conグリップが予約開始

PLAYISMは、NIGORO開発のNintendo Switch用ビンタアションゲーム『薔薇と椿〜お豪華絢爛版〜』の関連商品として「専用おビンタおグリップ」を発表。予約受付を開始した。6月下旬頃より順次発送予定とのこと。

Flashゲームを発祥とする『薔薇と椿』のリメイク版となる「お豪華絢爛版」は、Joy-Conを実際に振ってビンタをするというNintendo Switchならではの直感的な操作が特徴となっている（紹介記事）。「専用おビンタおグリップ」では作品タイトルが2つのグリップに「薔薇と」および「椿」の2つに分けてプリントされるほか、それぞれに「淑女専用」「華族専用」のプリントもあしらわれているとのこと。