ぽっかり浮かんだ、小さな星での物語。2.5D幻想フリゲアドベンチャー『Shiki』
主を失った小さな不毛の惑星。そこへ自分の世界を捨てて新たな管理人としてやってきた一人の少年。前任者との交流や、流れゆく季節の中で、そこに残された様々な想いに触れていくことになる。
ハタ イケダ氏の制作による『Shiki』は ...
デジゲー博2019で見つけたおすすめ同人・インディゲーム13選
2019年11月17日、同人・インディーゲームの頒布イベント「デジゲー博」が東京・秋葉原UDXの2階および4階にて開催された。今年で7回目の開催となり、例年と変わらぬ盛り上がりぶりを見せていた。
本記事では取材陣が気になった同 ...
コックピット・アドベンチャー『Nauticrawl』謎のメカを操縦し、未知の惑星から脱出せよ
乗り物の操縦席を示す言葉である「コックピット」の語源は「軍鶏(cock)」の「囲い(pit)」、すなわち闘鶏場やそこで使われる籠からきているという。人ひとりが辛うじて身動きできる程度の狭い空間に押し込められ、複雑怪奇な機器や装置を相手 ...
飛べぬなら飛ばしてみようペンギンを。フライングペンギンアクション『Flynguin Station』
南半球の南極圏に近い海を中心に生息し、ダチョウなどと共に「飛べない鳥」の一種として知られている「ペンギン」。ラグビーボールのような丸く寸胴な身体でペタペタと地面を歩く姿が可愛らしく、交通系ICカードSuicaなど様々なところでマスコッ ...
第3回ぜんため・インディー通り巡りで見つけた注目作品10選
美川憲一の歌曲にも唄われた岐阜の柳ケ瀬商店街を舞台に、岐阜とゲームを中心としたエンターテインメントを盛り上げるべく2017年より毎年夏に開催されている「全国エンタメまつり」(ぜんため)。
ぜんためでは例年インディーゲームの展示 ...
圧倒的ビジュアルで綴られる短篇アクションRPG『Atma』
筆者が自主制作ゲームの世界を見つめ続ける中で、とみに感じているのが近年の学生制作作品の発展の目覚ましさだ。
それは過去には専門的な履修を要した技術や技法がより使いやすい形で浸透するとともに、頒布・販売網の拡大によって制作した作 ...
音”だけ”で綴られる、夢を追う旅。朗読劇アドベンチャー『SOUND JOURNEY DREAM SEEKER』
いつからか、眠った時に夢を見ることがめっきりと少なくなった。最後に夢を見たのはいつだっただろうか。そしてそれはどんな内容だっただろうか。夢を見ること自体を夢のようにして、喧騒の日々は夢を見るだけの蓄えを削いでいく。
『SO ...
新タナ遊戯生産者ヲ迎ヱ、当該地区”再開放”ス 「東京電脳特区 v1.0」レポート
「インディーゲーム作家達自身で主催し演出する」新機軸のインディーゲームイベントとして、2月23日に第1回目が開催され注目を集めた「東京電脳特区」。
6月15日、再び東京・渋谷のクラブ「青山蜂」を会場として、第2回目となる「東京 ...
そのゲームは命を量る。ゲームジャム「Ludum Dare 44」作品ピックアップ
あるテーマを題材に限られた時間の中でゲームを制作するイベント「ゲームジャム」。日夜様々なゲームジャムが開催され、その中から数多の作品が誕生している。限られた時間の中から生まれた作品は荒削りながらも発想がダイレクトに反映され、一部はボリ ...
時間操作ドラッグと自身の記憶の謎を追え。見敵必殺のサムライ・ノワール『Katana ZERO』
時代物などの創作物における「サムライ」のおおよそのイメージと言えば、切れ味鋭い日本刀を手に、卓越した剣技をもって相対する者を一刀のもとに切り伏せていく、というものであろう。「一撃必殺」という言葉には抗いがたい魅力があることは間違いない ...