標識の中の小さな冒険。棒人間アクションパズル『The Pedestrian』
道路の脇にポールを立てるなどして取り付けられ、そこを通る通行者へ向けて交通ルールを掲示する「標識」。生活の身近な場所のいたるところにあるものなので、自動車の運転免許の講習中でもなければ強くは意識しないかもしれない。今回はそんな何気ない ...
つみあげて、てんへとのぼれ。揃えて消さない落ち物パズル『de:Ney』
「のぼる」という行為は得てして苦しいものとして扱われる。例えば坂道や階段を上るだけでも平らな道を歩くよりも体力を使うものだ。ロッククライミングであれば岩の合間をぬって身体を持ち上げる為には腕力や脚力、強固なバランス感覚が必要になるし、 ...
おとめ座の女王はキュートでハード。ピクセルアートRPG『Virgo Versus The Zodiac』
夜の空に浮かぶ数多の星を線で結び、人や動物や神々の姿をそこへと見出す「星座」の世界。とりわけ古代ギリシャにおける星座にまつわる神話の数々は現代に至るまで語り継がれており、日常生活の中でもっとも身近な所にある「物語」のひとつといえる。創 ...
もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2019年おすすめフリゲ・インディゲーム14選
2010年代最後の年であるとともに、平成から新元号・令和へと移り変わった2019年。時代の節目となった1年、皆様はどのようなゲームと共に過ごされただろうか?
本稿では、もぐらゲームスの執筆陣が、2019年にプレイしたゲームの中 ...
ぽっかり浮かんだ、小さな星での物語。2.5D幻想フリゲアドベンチャー『Shiki』
主を失った小さな不毛の惑星。そこへ自分の世界を捨てて新たな管理人としてやってきた一人の少年。前任者との交流や、流れゆく季節の中で、そこに残された様々な想いに触れていくことになる。
ハタ イケダ氏の制作による『Shiki』は ...
デジゲー博2019で見つけたおすすめ同人・インディゲーム13選
2019年11月17日、同人・インディーゲームの頒布イベント「デジゲー博」が東京・秋葉原UDXの2階および4階にて開催された。今年で7回目の開催となり、例年と変わらぬ盛り上がりぶりを見せていた。
本記事では取材陣が気になった同 ...
コックピット・アドベンチャー『Nauticrawl』謎のメカを操縦し、未知の惑星から脱出せよ
乗り物の操縦席を示す言葉である「コックピット」の語源は「軍鶏(cock)」の「囲い(pit)」、すなわち闘鶏場やそこで使われる籠からきているという。人ひとりが辛うじて身動きできる程度の狭い空間に押し込められ、複雑怪奇な機器や装置を相手 ...
飛べぬなら飛ばしてみようペンギンを。フライングペンギンアクション『Flynguin Station』
南半球の南極圏に近い海を中心に生息し、ダチョウなどと共に「飛べない鳥」の一種として知られている「ペンギン」。ラグビーボールのような丸く寸胴な身体でペタペタと地面を歩く姿が可愛らしく、交通系ICカードSuicaなど様々なところでマスコッ ...
第3回ぜんため・インディー通り巡りで見つけた注目作品10選
美川憲一の歌曲にも唄われた岐阜の柳ケ瀬商店街を舞台に、岐阜とゲームを中心としたエンターテインメントを盛り上げるべく2017年より毎年夏に開催されている「全国エンタメまつり」(ぜんため)。
ぜんためでは例年インディーゲームの展示 ...
圧倒的ビジュアルで綴られる短篇アクションRPG『Atma』
筆者が自主制作ゲームの世界を見つめ続ける中で、とみに感じているのが近年の学生制作作品の発展の目覚ましさだ。
それは過去には専門的な履修を要した技術や技法がより使いやすい形で浸透するとともに、頒布・販売網の拡大によって制作した作 ...