ノベルゲーム『ファタモルガーナの館』PS4版発売、サバイバルノンフィールドRPG『最果てを目指す』公開など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はノベルゲーム『ファタモルガーナの館』のPS4版発売など3本です。

ノベルゲーム『ファタモルガーナの館』PS4版発売

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Novectacleのノベルゲーム『ファタモルガーナの館』のPS4リメイク版『ファタモルガーナの館 -DREAMS OF THE REVENANTS EDITION-』 が24日に発売された。

古ぼけた館を舞台に、複数の時代の館で起きた悲劇を目撃しながら物語が展開していく作品。「悲劇と絶望の西洋浪漫サスペンスホラーノベル」と謳われている。「DREAMS OF THE REVENANTS EDITION」には本編のほか外伝や本編後の物語となる「現代編」などを収録。また、一部のスチルの描き直しや全背景・UIの一新なども施されており、PS4 Proの4K解像度にも対応する。

サバイバルノンフィールドRPG『最果てを目指す』公開

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Huyumi氏(ゆりかごは夕月にて)は24日、サバイバルノンフィールドRPG『最果てを目指す』をフリーゲームとして公開した。

世界のどこかにある“最果て”を目指す少女ツキに生み出されたロボットとして、彼女と共に戦闘やさまざまなイベントを乗り越えながら進んでいく作品。主人公のEP、ツキの満腹度と生命力という3種のリソースの管理や、探索などで得た素材によるアイテムクラフト、イベントで選択できる行動などに影響する非戦闘系のスキル、通常は不可能な行動を可能にする《意思》システムなど、さまざまな要素を把握・駆使して状況を打開するのが醍醐味の作品となっている。

少女とロボットの旅の様子が軽妙に描かれる多彩なイベントシナリオや、進行中も随時挟まれるツキの雑談など、テキスト面もみどころ。公称プレイ時間は初クリアまで約2~6時間で、周回要素ありのマルチエンディング。

ノベルゲーム『ファタモルガーナの館』設定資料集「THE BOOK -呪われた館への道標-」Kindle配信開始

Novectacleは、ノベルゲーム『ファタモルガーナの館』の設定資料集「THE BOOK -呪われた館への道標-」のKindle版を配信開始した。

世界観・キャラクター解説、スタッフ座談会、描き下ろしイラストやSS、ゲストイラストなどを収録。口絵カラー4ページ・本文230ページとなっている。元は2013年末より同人誌として頒布されたもので、BOOTHにてPDF版のダウンロード販売も行われている。

  • 中村友次郎(@finalbeta

    フリーゲームと同人ゲーム、日本ファルコム作品をこよなく愛するゲーム好き。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。運営型ゲームはメギド72をPvPメインで、あとは原神など。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。