Posts Tagged: この筆者(真野 崇)が書いた他の記事を読む

”舌”で切り込み血路を開け。地獄アリーナシューター『HELLFROG』

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「カエルをいきなり熱湯に入れると驚いて飛び出すが、水に入れてから温めていくとそれと気づかないうちに茹で上がる」という万話は実は科学的には否定されているが、緩やかな物事の変化に対して対応が遅れて致命的になってしまうというものの例えとして定着している。では、もし熱湯どころか地獄の業火に叩き込まれたカエルがいたとしたら?当然のように焼かれると思うのが筋ではあろうが、これまた案外どうにか抜け出してくるのか…

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最高の一日は、何ですか。水彩画調アドベンチャー『すみれの空』

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子供の頃のこと、田舎のこと。いざ思い返してみると、それは果たしてどのようなものだっただろうか。産まれてこのかた都会暮らしの筆者にとっては、祖父母の待つ田舎と言うのは「帰る」場所というよりも「行く」場所だった。慣れない食事やおっかない祖父の事など、どちらかといえばあまり愉快な思い出ではなかったように思う。 『すみれの空』はGameTomoが開発したアドベンチャーゲーム。GameTomoはこれまでには…

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デジタルワールド転生無双。レトロテイストが新しい2Dアクションアドベンチャー『Narita Boy』

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レトロ・フューチャー。「過去に信じられていた未来」を示す言葉だ。空を飛ぶ車やチューブ状の建築物、あるいは気軽な宇宙旅行など、現実の未来である今には実現していないテクノロジーによる明るい未来がそこには描かれている。テクノロジーの産物であるコンピュータ・ゲームにも、かつてそんな未来を垣間見たという人は少なくないだろう。今回紹介する『Narita Boy』は”1980年代の最先端”を舞台に据えた、レトロ…

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いざゆけ”カメラにゃん”!写真を空中に貼りつけて道を開く2Dアクション『Shutter Nyang』

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感染症対策によるイベント自粛でイベント取材の機会が減ってしまったが、レポーター業をするうえでは「カメラ」が相棒として欠かせない。長らく使っていれば少なからず愛着や興味が湧き、思うところも出てくるもので、電気店を訪れる際にカメラコーナーを見て回る癖がつくようになった。感染症が終息し、再びカメラと共に各地を巡れるようになってほしいという願いを込めつつ、今回は「カメラ」が鍵となる作品を紹介したい。 『S…

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ボスキャラよりどりアソートパック。”死にゲー風”2Dシューティング『Daydreamer』

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2000年代、フリーウェアゲームや同人ゲームなどの自主制作作品からは傑作と呼ぶべき2Dシューティングゲームが次々と生まれていた。しかしそうした作品の数々に熱狂した日々も今は遠くになりにけり。一抹の寂しさを感じさせる昨今ではあるが、そんな往年の雰囲気を夢想させてくれるのがこのたび紹介する『Daydreamer』だ。 『Daydreamer』はnizakashii氏が制作した短編2Dシューティングゲー…

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明日を守るために、打つべし。地球防衛拳闘アクション『A.R.M -Absolutely Reliable Machine-』

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拳のみを使用する格闘技「ボクシング」。その拳のみに特化した技術体系は隙の少なさから応用性が高く、長い歴史と興業の隆盛による多くの衆目によって磨きぬかれ、近現代においてボクシングの技法は汎用的な格闘術の礎ともなっている。しかしそれらは我々地球人類の想像の及ばない未知なる相手にも果たして通用するのだろうか? 『A.R.M -Absolutely Reliable Machine-』は韓国の個人デベロッ…

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もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2020年おすすめフリゲ・インディゲーム15選

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2020年も多種多様なフリーゲーム・インディーゲームが登場した。 みなさんはどんなゲームをプレイされただろうか? 新型コロナウィルスの感染拡大の影響から、外出の自粛が呼びかけられている2021年の年明けのこの時期は、例年にも増してこれから遊ぶゲームを探し求めている人が多いかもしれない。そんな読者の方々に向け、今年ももぐらゲームスの執筆陣が2020年にプレイしたゲームの中から、特におすすめできるフリ…

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事件解決の鍵は”弾幕”!?探偵2Dシューティング『Star Apprentice: Magical Murder Mystery』

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昨今のボードゲーム界隈では「マーダーミステリー」と呼ばれる、探偵小説的な殺人事件をモチーフとした推理ゲームがトレンドであるという。筆者が新作を求めてボードゲーム専門店を訪れた折にも、手に取りこそしなかったが実際にマーダーミステリーのジャンル名を冠した作品が数多く並んでいるのを見てとることができた。 今回紹介する作品にも「Murder Mystery」の文字がタイトルにあるが、そうしたボードゲームの…

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デジゲー博2020で見つけたおすすめ同人・インディーゲーム6選

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2020年11月29日、同人・インディーゲームの頒布イベント「デジゲー博」が東京・秋葉原UDXの2階および4階にて開催された。8回目の開催となる今回は今年初頭より広まる新型コロナウイルス(COVID-19)の影響下での開催となり、例年は200組前後用意されている出展スペースが150組に制限されたほか、当日入場券の窓口販売を停止しオンラインのみでの販売、マスクの着用の必須化、入場時の検温の実施や手指…

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姿の見えない幽霊を捉えろ!ホラーアクションアドベンチャー『Uneven Being』

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この記事を書いている時点ではもう過ぎてしまったが、10月末日といえば「ハロウィン」の季節。現世に帰ってくる死者の魂と共にやってくる悪霊を追い払うため、悪魔除けのカボチャのランタンを飾り、子供たちがお化けや魔女に仮装して「トリック・オア・トリート!」(イタズラかお菓子か)の掛け声と共に家々にねりまわる西洋の風習のひとつである。そのハロウィンにちなんでか、この時期はお化けや魔女を題材にした作品やホラー…

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