ドラゴン娘育成ローグライト『DRAPLINE』早期アクセス開始など ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

インディーゲーム,フリーゲーム,連載

本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間ほどのフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は4件です。

育成ローグライト『DRAPLINE』早期アクセス開始

カナヲ氏開発の育成ローグライト『DRAPLINE(ドラプリン)』の早期アクセスがSteamにて開始された。早期アクセス版の価格は1,200円で、リリース記念セールとして7月14日まで17% OFFの996円で購入可能。体験版も公開されている。

『DRAPLINE』は、1年後に迫る世界の終わりを阻止するため、なんでも食べるドラゴン娘を1年間育成するという作品。週ごとに食事を選んだり、村での仕事などさまざまなイベントをこなしたり、襲撃してくる敵を撃退することでステータスの増強やスキルの習得などを行っていく。また、プレイヤーの選択などによってドラゴン娘の気質が「WILD」「RULE」いずれかに寄っていく要素もある。

スキルはアクティブ・パッシブともに多数用意されており、取得時はランダムに提示される3つの候補から選ぶ形。また、戦闘で使用するアクティブスキルは同時に最大4つまでセットする形で、状況に応じて戦略を構築するのがポイントとなっている。

ドラゴン娘は肉や魚といった普通の食材だけでなく、岩や鉄、溶岩や山、さらには建物などまで文字通り「なんでも」食べられる。ときには食べようとするものに対して「食べていいかどうか」を判断するのもプレイヤーの役割だ。育成次第でドラゴン娘の外見や性格が変化する要素や、世界を終わらせようとする謎の敵の正体などに迫っていくシナリオも見どころ。

早期アクセス版では、メインシナリオ「DAYS OF TORNADO」を最後までプレイ可能。今後のアップデートでは、メインシナリオのクリア後に解放される新モードや、様々なエンディング分岐が実装予定となっている。また、スキルの追加、高難度向けのバランス調整、UI/UX の改善なども予定されている。

ナビゲーション型ローグライク『ヴォエッジ・ルーター』Steamストアページ開設・PV公開

softokoは、ナビゲーション型ローグライクゲーム『ヴォエッジ・ルーター(Voyage Router)』のSteamストアページを開設し、PVを公開した。

人類が広く宇宙へ進出した世界を舞台に、次元の狭間「次元海峡」に現れる生物ザイアからエーテルパールを得て生活する海人(あま)として、次元潜航機ヘビーギアへと搭乗し次元海峡を探索していくという作品。

ランダムに生成される地形を地図を頼りに読み解いていく要素や、探索で得たエーテルパールにより機体の強化する要素などが特徴となっている。2026年発売予定。

​インディーゲーム展示会「神戸ゲームラビリンス2025」出展者募集開始

神戸ゲームラビリンス準備会は7月1日、10月25日に開催予定のインディーゲーム展示会「神戸ゲームラビリンス2025」の作品出展者の募集を開始した。

神戸ゲームラビリンスは、兵庫県神戸市の神戸電子専門学校内に設立されたインディーゲーム開発スタジオKIC Gamesが主催するイベントで、会場も同校。昨年10月に第1回が開催された。

今回の募集ブース数は約50で、出展料は無料。応募締切は8月4日となっている。

関連記事:兵庫発のインディーゲーム展示会!神戸ゲームラビリンスで見つけた注目インディーゲーム7選(第1回のレポート記事)

ゲーム展示即売会「ホッカイドウシュピールフェスト3」出展者募集開始

2026年1月17日に北海道の札幌文化芸術劇場で開催予定のゲーム展示即売会「ホッカイドウシュピールフェスト3」を主催するMIDLUSは7月1日、同イベントの出展者募集を開始した。

ホッカイドウシュピールフェストは、デジタル・アナログゲームの展示即売会。北海道発のイベントとして札幌市経済観光局が後援しており、第3回となる今回は札幌市長名入りの記念品が貰えるゲーム作品コンテストも開催される。

募集数は一般ブース48、エリア出展2で、出展料は1ブース4,000円、2ブース8,000円、エリア出展25,000円。法人格を有する事業者の場合は別料金となる。応募締切は9月30日。

関連記事:アナログゲームもデジタルゲームも!ホッカイドウシュピールフェスト2で見つけた注目インディーゲーム4選(2023年11月に開催された第2回のレポート記事)

  • 中村友次郎(@finalbeta

    RPGのプレイと紹介がライフワーク。システムに凝ったRPGをとくに好んでプレイします。商業で一番好きなゲームメーカーは日本ファルコム。運営型では原神にハマってます。
    過去に十数年ほど、窓の杜の連載記事「週末ゲーム」の編集と一部執筆を担当していました。