Posts Categorized: アドベンチャー

謎多き遺跡を巡る、不思議で手ごわい短編パズルアドベンチャー『ガルーダの眼』

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とある見知らぬ遺跡。 そこで「ラク」と呼ばれる少年が目を覚ます。 そして間もなく、どこか懐かしさすら覚える何者かの声が響く。 「お前には、はたさねばならぬことがある」……と。 その声に導かれるがまま、ラクは遺跡の中を歩み始める。 その先に待ち構えるは数多くの謎めいた石板、石像の数々。 一体、この遺跡は何なのか。そして、”はたさねばならぬこと”とは? そんなオープニングストーリーと共に幕を開ける『ガ…

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童話調アドベンチャー『クローネとはぐるまのしま』たいせつな ”いし”を さがす ものがたり。

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スマートフォンを懐中時計の替わりにするようになってからというもの、すっかり装着する習慣が無くなってしまった腕時計。時計の歴史を紐解いていくと、水晶に電気を流すことで生まれる振動を利用したクォーツ式が現在の主流で、そのクォーツ式が普及する前にはゼンマイを手で巻いて動力としていた物が主だったという。時計の中の歯車が幾多も絡み合って時を刻む姿は精巧な工芸品としての美しさを携えており、時を忘れて見惚れてし…

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慈悲なき短編探索ADV『Human killing』 ”あなた”は少女のため、ヒーローになれるか

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誕生日プレゼントを買いに行った母親が帰ってこない。 ある小さな家で”事件”は起きた。 そして、少女は全てを悟った。 やがて”あなた”の元に彼女から手紙が届く。 『Human Killing』は、2020年2月8日にWindows PC用フリーゲームとして公開された作品だ。ダウンロードは「ふりーむ!」より行える。また、「RPGアツマール」では、ブラウザ版も公開されている。 戦闘パートもある、短編探索…

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『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』 将棋400年の雄大なる歴史、そして棋士の魅力を余さず詰め込んだ推理アドベンチャー

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【※本作は将棋を題材としたアドベンチャーゲームであり、将棋対局プレイができるものではありません。】 このような但し書きがされたゲームは、おそらく他に例がないだろう。 日本古来のボードゲーム・将棋のコンピュータゲームは1980年頃からあり、PC、家庭用ゲーム機、スマートフォンアプリなどで、数多くリリースされてきた。それらは当然ながら将棋の対戦、あるいは詰将棋と呼ばれるパズルを解くためのゲームだが、将…

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女子高生と低解像度のイケメン男子たちの交流を描く、驚愕の女性向け短編恋愛ADV『ドトコイ』

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筆者の好きなジャンルはアクションと戦略シミュレーション(ストラテジー)だが、シューティングにロールプレイング、パズル、アドベンチャー、対戦格闘もそこそこプレイするクチではある。唯一、スポーツはゴルフ以外がからきしだが……それはさておき。 そんな筆者にとって、プレイ経験が極度に少ないジャンルが恋愛アドベンチャーゲームである。特に女性向け、イケメン男子がこぞって登場する作品は家庭用の作品すら経験がない…

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短編探索ADV『THE STREET FRIENDS.』 意志を持った標識たちと兄を探す少女の不思議な冒険?

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「ススム」の兄が行方不明になってから1ヶ月が経過した。 近所で店を営むおじさんと話し合った末、彼に探してもらうことを決め、店を後にするススム。するとそこに奇妙な黒いウサギが。不思議に思ったススムが追いかけると、ウサギは工事用バリケードが置かれた先にある、森の奥へと行ってしまった。 後に続くようにバリケードを越え、森に入るススム。 その先にはトンネルと、進入禁止の標識が。 ススムは森を進んでいる最中…

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失われた記憶を求めて、崩壊世界を巡る探索型ADV『瓦礫の魔女は。』 その先に待つは奇妙な人達と生ける屍、そして……狂気。

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ある日、教会の一室で記憶を失った女性が目を覚ました。 神父を名乗る男性の言いつけにより、外出を禁じられていた彼女だったが、好奇心に後押しされる形で一瞬の隙を突き、教会の外へと飛び出す。 その先に待っていたのは、生ける屍たちがはびこる光景。 彼女が知らぬ内に世界は崩壊していた。 何故、そのようなことになってしまったのか。 自分は記憶を失ってしまったのか。 そもそも、自分は何者なのか。 彼女は真実を知…

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少年の葛藤と願望、そして成長をアーケードゲームを通して描く異色のADV『198X』

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時は198X年。寂れた郊外で暮らすティーンエイジャーの「キッド」は、家族の悩み事などから憂鬱な日々を送っていた。 今の生活からすぐにでも抜け出したい。そんな思いを募らせながら夜道を歩いていた彼は、地元にある一軒のゲームセンターを発見する。中に入ると、そこには色取りどりのゲームが動く筐体が並んでいた。 試しにコインを入れたその先に待っていたのは、見たこともない宇宙空間で戦闘機を操縦し、異星人の軍勢と…

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日本をよく知らないナンシーが作った和風ホラーゲーム『怖い人形が出る kowai』それは怖くないです。

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とある古びた日本家屋。「ハナ」、「アン」、「シュウ」、「カゲ」の四人が肝臓検査に訪れた。すると間もなく玄関が閉まり、外に出られなくなってしまった。脱出するため、四人は中を探索するが、ハナ以外の三人が姿を消してしまう。消えた仲間達を見つけ、真相を突き止めるべく、ハナはただ一人、家屋内を奔走する。 果たして、その先に何が待つのか。 『怖い人形が出る kowai』は、アメリカはカリフォルニア州在住の女性…

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コックピット・アドベンチャー『Nauticrawl』謎のメカを操縦し、未知の惑星から脱出せよ

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乗り物の操縦席を示す言葉である「コックピット」の語源は「軍鶏(cock)」の「囲い(pit)」、すなわち闘鶏場やそこで使われる籠からきているという。人ひとりが辛うじて身動きできる程度の狭い空間に押し込められ、複雑怪奇な機器や装置を相手にバタバタと悪戦苦闘するさまは、なるほど確かに暴れる軍鶏の仕草のそれと合致する。 乗り物を思い通りに動かすという行為は、時としてそれ自体がひとつの闘いともなりうるもの…

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